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信じているものは何(31)

キリストの墓
みなさんいかがお過ごしですか?
前回は日本に渡来したかもしれないユダヤ人を
少し書かせていただきました。

日本にユダヤ人が渡来したという話のほかに
キリストが日本に来ていたという話が、チラホラ
聞かれるようになりましたね。

実は何年も前に、そのことは聞いていました。
キリストの墓が青森にある。

この話は確か、書物で見たのが初めてだったと思います。
もちろん、まさかという気持ちで、その墓の写真を見ました。
ああ、やっぱりという感じでした。

これは、あくまでも私の感想ですが、
あまりにも簡単すぎて拍子抜けするほどです。
嘘をつくならもっとちゃんとすればいいのに

そう思いました。

さらに、聞くところ、キリストは日本にのがれ
十字架には弟が磔られたのだそうです。

いやいやって話ですが、
当時はそう思ってました。

今はと言いますと、やっぱり信じがたく
すごい話だなと思いますが、ちょっと
頭の片隅に置いておこうと思っています。

そんな日本とユダヤやキリストの関係が
少しずつ知られていく中、四国の剣山という
キーワードが出てきました。

しかし、私はあまり興味をひかず、
あくまでもキリスト信者として、何を
信じていけばいいかを模索していた。

時々、教会に行くことがあるが、
行く度に、世俗化していく様がとても信じられず
カトリックは崩壊の一途を辿っているようでした。

こんな腐敗したカトリックだが、しっかりと
聖伝を守っているグループがいることを知った。

聖ピオ10世会である

この存在を知り、私は色々検索した結果
大阪でも、日時を決めてミサを行っていることを知りました。

そして、ミサがある日私はそのミサに参加したのですが
そこで、以前京都でお世話になったTさんと再会したのです。

鳥肌が立ちました。
篩にかけられ、金の卵だけが残っていく。
まさにキリストの修行のようでした。

当時の仲間のことをTさんに尋ねると
なかなか連絡が取れず、京都のL神父様も
お亡くなりになったと聞きました。

お亡くなりになる時、あの運動は間違いだったと
話していたそうです。

そのミサには何度か伺いましたが、
自分の不熱心さもありますが、教会から公認をされていない
という部分がとても引っかかり、やはり行かなくなってしまいました。

のちのフランシスコ教皇は、排除したわけではない
と言われたそうですが、教会としては、聖伝のミサは
禁止したことになっている。(教皇が言われた)

やはり以前のことがトラウマになっているのかもしれませんが
はまっていくことに恐怖を覚えていたことも原因の一つです。

しかしミサは本物でした。
とても素晴らしく、荘厳な雰囲気でした。

そうして、また世俗的は生活をしながら、身近にある
困っている人を助けたり、人のために小さなことでも
進んでしたり、と生活の中でキリスト教であるという
プライドで生活をしていました。

とはいえ、何か人とは違うことをしたい私は、
自分の事探しで、外国へ行くことにしました。

なぜか選んだ国はタイでした。
海外は香港、マカオといったことがありましたが、
タイという言葉も文化も全く違う地へ行くことで
自分の可能性と存在を確認しに行こうと思いました。

タイ、これが私の運命を180度変えるものでした。

今回はこの辺で。

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