知っているのに新しい場所
以前受けたことのある3日間のプログラムを4年ぶりにもう一度受けてきた。
当時は人前に立って視線が集まると緊張やこわさで手足や身体の震えが止まらなくて、前に立っている間ずっと泣いていたのに、最終日のシェアでは何を伝えようか、何を話そうかわくわくしながらみんなを見て感じながら話すことを楽しんでる自分がいて。
初対面の人の集まりにずっとビビって逃げてきてたんだけど、なにをこわがってたのかな?って思うくらいに拍子抜け感があって、ほわっと心があったかくて嬉しい感覚だけが残った。ホッとして、肩の力が抜けて、もうはじめのこわさはない。あー終わったー!達成感!な感覚よりも、今回はなんかすごくラクになったなって感覚
今回の受講生は全部で36名。
3日間の中でひとりひとりに対して感じたことがあったらどんなに小さなことも言葉にして伝えるようにしていた。特別なことを言おうというんじゃなくて、ふと出てきた言葉をふっと差し出すような。
それがきっかけで話ができた人も多かったし、何を話そう?って思うことや気まずさを感じる沈黙の時間がほとんどなかったのが発見。そしてそれをきっかけに聞ける『見た目によらない』意外な話も沢山あって、たくさん笑った3日間だった。
ひととの関わり方を見直してきたこの4年間。自分にすら見えてなかったけど、少しずつ積み重ねてきたものが確かに自分の中に残っていたことを感じられたのはうれしかったなぁ。
わたしはプログラムを全部終えたらめちゃくちゃできる人間になるのかなと思ってたんだけど、しっかりしなきゃが抜けてどんどんアホになったし、笑 みんなに助けてもらわなきゃなところも増えたし、いつだって壁にもぶつかるし悩むしつらいことも起きる。(もっと減るかと思ってたのに!笑)
でもそんなときに、出来ないことや不安なことはだめなことじゃなくて、あってもよくて、それを持ちながらでも目の前のことに対応できること。助けてくれる人がいること。
そして自分にもみんなにも素晴らしい価値がある、そして、何か起きてもわたしには対処できる力がある。という当たり前のことを教えてもらってきたし
人付き合いの中で言えば、人目を気にして生きてきたからこそ、意見を言うより聞くを選んできたからこそ、わたしはけっこう鋭いフィードバックをもっていること。
それを伝えるのは勇気がいるけど、
そこで踏み出せば誰かの成長の力になれること
何かが起こった時に諦められないことが多いのはわたしの弱みでもあるけど、伝えることを選べる正直さは強みで武器なんだと、愛なんだと教えてくれたのはここで出会ったみんなだった。
弱さがないと人は近づきにくい。弱さがあるから一緒にいられる。
自分がひとに見られたくないと思って隠してきたこと、隠せてると思ってたのにそれは大体バレてるってことを受け入れるのは隠れたいくらい恥ずかしい。
でもそんな気持ちもどこかにやらずに抱えたまま、ばれてることを受け入れてしっかり見つめていきたいな〜と思った。
毎回関わる人が変わるだけの同じプログラム。
でも何度受けても新しく感じるのはわたしも成長して変わっているみたいに、一人の人でさえ、その時々で同じでなく、変化成長していくこと。そして誰一人同じ人間がいないということ。その面白さをそのまま証明してくれてるような気がする。
改めて、知ってる人がいないところに飛び込むのをわくわくして面白がれるのは自分の強みだなーと思ったし、これはもっと使わないと勿体無いなって気づけたので懲りずにどんどん開拓していきたいなと思った。それがいつかきっと誰かの力にもなるはず。
たくさんの贈り物をもらった3日間。
この場に出逢えたことが本当に幸せだなあと改めて感じた日。
ありがとうございます!! 何度も感じたことを言葉にさせてもらってきた モスバーガーに還元します〜!!笑