気品あるブロークン

外資系の社長になるまでの英語経歴を活かし、英語への誤解を解きながら、中級以上の社会人を…

気品あるブロークン

外資系の社長になるまでの英語経歴を活かし、英語への誤解を解きながら、中級以上の社会人を対象に話す力を養う「実践・英対話道場」を主宰しています。日本人が英語が苦手なばかりに世界で損をしている姿はもう見たくない! 彼らが国際派ビジネスマンとして成長する手助けをしたいと考えています。

最近の記事

主語と動詞でこの世は渡れる!

主語と動詞でこの世は渡れる! 前回は、英語の対話力向上には心技体が必要であると述べました。特に、「心」の部分において、率直な表現が成功への鍵であると述べました。そのためには、主語と動詞を早く明確に示すことが重要であると述べました。その説明をもっと詳しく以下に示します。 英語が苦手と言う多くの人は、「これが出た時から英語が苦手になりました!」と感じたかもしれません。 ・第一文型:SV 主語+動詞 ・第二文型:SVC 主語+動詞+補語 ・第三文型:SVO 主語+動詞+

    • 6.話す力(雑談力)

      前回は、英語の対話能力向上に不可欠な「心・技・体」を箇条書きにしました。今回は、これらの要素をより詳しく説明し、向上方法をより具体的に見ていきます。 英語ができるのに話せないという理由は、主に以下の3つですね。 ● 英語で話す機会がほとんどない。(体) ● 実用的な単語や表現が分からない。(技) ● 文化や文法の違いに戸惑っている。(心) 当「実戦・英対話道場」では、話す機会を作ることが重要視され、レッスンをセッションと呼び、ミュージシャンのように即興で話題を提供し合

      • 5.心・技・体の鍛練こそ英語対話の上達法

        前回の投稿で、以下のような内容を述べました。 私の経験から言うと、日本人の英会対話力が弱い原因は主に3つあります。 1つ目は、学んだことを実際に使う場がないこと。(体) 2つ目は、日本と英語圏の文化や言葉の作りが異なるため、心理的な障壁が存在すること。(心) 3つ目は、単語や表現法を知らないことがあります。(技) 従って、英語に対する「心、技、体」を鍛える場が不足していることが問題なのです。 その前に、「英語を喋れるが話せない」とも書きました。 我々が求めていると

        • なぜ実践・英対話道場と名付けた?  英会話教室と何が違うの?

          私が「実践・英対話道場」と名付けた理由は、英会話教室とは異なるアプローチを提供するためです。英会話教室は、一般的に先生の指示に従って授業を受け、学んだことを覚えることに主眼が置かれますが、我々の道場では、英語に対する心、技、体を強化する場を提供します。 私の経験から言えば、日本人の英会対話力が弱い原因は主に3つあります。 1つ目は、学んだことを実際に使う場がないこと。(体) 2つ目は、日本と英語圏の文化や言葉の作りが異なるため、心理的な障壁が      存在すること。(心

        主語と動詞でこの世は渡れる!

          英語で喋れるが話せないってどう言う事?

          留学生や海外赴任経験者など、外国で生活したことのある人なら、私の言いたいことが理解できるはずです。 日常会話では流暢に喋れるのに、現地の人々の雑談の輪に入る事も、輪の中で話題を提供したり、主導権を取って意見を交換することがどれだけ難し事なのか、いやと言うほど感じた日本人は多いのではないでしょうか? ましてや商談や会議になると深海の貝のようになる。 「喋る」と「話す」の違いは、少し感じ取れましたか? 私の個人的な見解ですが; 「喋る」は英会話で習ったフレーズや

          英語で喋れるが話せないってどう言う事?

          AI搭載の瞬時通訳機など、素晴らしい機器が日々登場していますが、何故に英語だけは自分の口から直接伝えられた方が良いのでしょうか?

          みなさん、どうお考えですか? 私は40年以上グローバルビジネスの世界で生きてきた経験から言うと、英語が使えるかどうかが、世界では賢明であるかどうかの判断基準となっていると思います。(私の上司だったアメリア人は、英語が使える日本人を見ると無条件でHe is a smart guy!と言っていたことを思い出します。) 喋れない、使えないと、かなり低く見られる傾向にあり、ビジネスの上でも社会生活の上でも損をすることがあります。 日本国内でも同様でしょう。少しでも英語が使

          AI搭載の瞬時通訳機など、素晴らしい機器が日々登場していますが、何故に英語だけは自分の口から直接伝えられた方が良いのでしょうか?

          気品あるブロークン

          はじめまして、 私は北米に本社を置くグローバル企業の日本法人社長兼CEOなどを10年以上務め、過去には海外企業側として日本人ビジネスマンと多くの商談を行う機会がありました。その経験から、正直で真面目で優秀な日本人ビジネスマンが、英語力や伝達力、説得力、質問力などの不足によって軽く見られ損をしている現実を目の当たりにしました。本当に歯がゆい思いをしました。 私自身も海外で同じような困難に何度も直面し、英語がスムーズに話せないという苦しみとジレンマを経験しましたが、それらを

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