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未熟者で面倒くさがりで怠惰な人間だからこそ

 自分は未熟者で、面倒くさがりで、怠惰な人間だからこそ、

 準備を丁寧に、時間管理の技術を磨き、日々こつこつ怠らず、

 やるべきことをやる。

 自分は未熟者のくせに、自分の自信のなさを埋めるため、

 人とのコミュニケーションから逃げるために、

 成果を自分のものにしようとして、ひとりでやろうとする。

 成果はだしてあたりまえ。成果は私の卑屈さを埋めるためのものではな

 く、もっと大きなものの実現のためにある。

 自分がやる仕事と、人に任せられる仕事とを分け、

 相手のことをしり、任せるものは人に任せる。

 丁寧に、その結果として迅速に、ものごとをこなす人になりたいんだわ。

 そのために必要な準備を怠らない。

 準備をし、自分を磨いていくその過程で、

 自分を磨けば磨くほど、自分の時間を多く得ることが出来るだろう。

 仕事も、自分の自由な時間も、自分が生きている人生のかけがえのない

 時間だ。

 自分の時間は自分で作り、存分にたのしもう。

 なんだか、心に炎が灯った感じがする。ホッとするし、

 エネルギーがじんわりとめぐり出した感じがする。

 この炎に、自分で何度でも薪をくべ、空気を送り、燃やし続けていこう。

 その内、その炎が、自分のことも、誰かのこともあたためる、

 大きな焚火のようになるのがたのしみだ。

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