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スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

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タイ東北部スリン県・ブリラム県に暮らす失業ゾウたちを支援する記事を集めたマガジン。失業ゾウ実態調査のアンケートから得たデータをもとに、失業ゾウと生きるゾウ使いたちが運営するYou… もっと読む
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記事一覧

ゾウの村滞在の感想 by慶應義塾大学公認学生団体S.A.L. タイスタディーツアー

こんにちはゾウの村の住人です。今回は、ゾウの村およびバーン・チャーン・ハイに滞在した慶應義塾大学公認学生団体S.A.L. タイスタディーツアーのみなさんから感想をお寄せいただきましたので、写真とともに紹介させていただきます。以下、タイスタディツアーメンバーのみなさんからです! 「ゾウの村滞在の感想」 慶應義塾大学公認学生団体S.A.L. タイスタディーツアー 1. はじめに 今回、慶應義塾大学の学生団体S.A.L.に所属している大学生5人でゾウの村を訪問しまし

失業ゾウ紹介プロジェクト完結についてのご報告

こんにちは、ゾウの村の住人です。 2023年の年末からゾウの村ではインフルエンザと新型コロナウイルスが大流行しました。 毎日異なるゾウとゾウ使いの家で早朝から夜まで過ごしていたtomokoはコロナに感染したようで、熱や息苦しさが二月上旬まで続きました。いまも後遺症があります。みなさんもどうかお気をつけください。 失業ゾウ紹介プロジェクト完結についての報告 さて、このnoteでは、失業ゾウ支援活動の一環として、失業ゾウと、失業はしていないけれども収入のないゾウ、そしてこの間

ラムヤイ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 ついに、私たちが失業ゾウ実態調査を行った際に失業ゾウのゾウ使いたちと約束した「ソーシャルメディア紹介」の最後の記事になります。 これまでにソーシャルメディアのチャンネルを紹介してきた失業ゾウや元失業ゾウについては、今後も各チャンネルを通じて応援をお願いします! さて、紹介記事最後となるこの記事では、失業ゾウのラムヤイを紹介します。 ラムヤイは、11歳のオスのゾウです。 コロナ禍で引き取り手がないないということで、ジャックさんが購入し、世

ノーンアーイ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 今年も残すところあと少しですね。失業ゾウとそのゾウ使いたちが希望を持って新年を迎えられることを願うばかりです。 この記事では元失業ゾウのノーンアーイを紹介します。 ノーンアーイは37歳のメスのゾウです。 コロナ前まではチョンブリー県で、リンヤイというメスのゾウと所有者のピンさんとともに働いていました。 コロナ禍でも観光施設自体は営業していたものの、給与が支払われなくなり、生活が難しくなったため、ピンさんはゾウたちとともに実家に戻ることに

ご支援方法について

こんにちは、ゾウの村の住人です! 東京新聞での失業ゾウに関する記事の掲載、及びNHKでの失業ゾウとその支援についての特集の放送以降、有り難いことに失業ゾウ実態調査・支援チーム及びTomoko(大石友子)への支援方法についてのお問い合わせが増えております。 これまでに、複数の記事で失業ゾウの支援方法については紹介してきましたし、noteのサポート機能を通じたご支援も頂いておりますが、この記事ではチームを通した失業ゾウ支援とTomoko個人への「支援方法」と「手順」を具体的に紹

ソイペット | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 最近、ゾウの村では映画やドキュメンタリーの撮影ラッシュです。タイ国内外で、クアイの人々とゾウの関係がフォーカスされることはとても嬉しいことです。 いまから完成が楽しみです! さて、この記事ではソイペットを紹介します。 ソイペットは25歳のメスのゾウです。 コロナ前は、チョンブリー県で所有者の息子のスリヤンさんと働いていました。 コロナ禍で観光施設が一時閉鎖することになり、収入と住む場所がなくなったため、ソイペットはスリヤンさんの実家へ帰

ジレーン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 先日、友人の出家式に行ってきました。私はこれまでゾウの村での出家式にしか参加したことがなかったので、良い経験になりました。 オークパンサー後のこの季節は、出家など様々な儀礼が行われる季節でもあります。 失業ゾウの中にはそうした儀礼での日雇いの仕事に出ているゾウもいるので、ぜひ彼らのチャンネルからチェックしてみてください!こうした仕事は交通費が自腹なので、割りが良いとは言えませんが、少なくとも失業ゾウの数日分の生活費にはなっています。 さて、

トゥムトーン&トーングン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 スリンは12月だというのに暑い日が続いています。今年のはじめにトレーナーを購入したのですが、まだ出番は来ない様子です。 また、雨が降らないのに日差しが強く、暑い日が続いているので、畑の乾燥が例年より早く、ゾウ使いたちはゾウたちの食糧のことを心配し始めています。 コロナ前からこの地域のゾウの食糧不足は大きな問題となっていたので、私もこの乾季はどうなるのか危惧しています。 さて、この記事では元失業ゾウのトゥムトーンとトーングンの紹介をします。

ダーオ&ナムカーン&ナムティップ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 私の中では、今年中には調査時に約束をした失業ゾウのアカウント紹介を終える予定です。 どうか過去の記事も含めて、引き続き失業ゾウや元失業ゾウを応援頂ければ幸いです! 私たちはいま、ソーシャルメディアを通じて直接彼らを支援出来る時代を生きています。個別のゾウたちのことを知り、日本やタイから応援してくれる方が増えたら、私はとても嬉しいです。 さて、この記事では失業ゾウのダーオ、ナムカーン、ナムティップと、コロナ禍で生まれたナムペットモンコンを紹介

イェンジャン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です! NHKの特集の反響を頂いております。ご支援については、基本的にnoteのサポート機能を通じてお願いしております。 なお、支援金やその他の支援については、以下の記事でまとめています。 またゾウや観光などに関する個別のお問い合わせやご連絡には対応しておりません。ぜひ直接ゾウたちのソーシャルメディアのチャンネルをご覧ください! 観光については、noteの各記事をご参照ください。 バーン・チャーン・ハイについては以下の記事で紹介しているFaceb

NHKにて失業ゾウの特集が放送されました | ゾウの村ランブル日記 by tomoko

こんにちは、11月が寝る間もなく一瞬で過ぎ去ったように感じているtomokoです。 先日、この一年の失業ゾウ実態調査・支援チームの活動を振り返る記事を投稿しました。 これまでに様々な媒体で失業ゾウと私たちの支援活動を紹介していただきました。みなさま、本当に丁寧に事実確認をした上で、失業ゾウたちの支援につながることを願って記事や動画、番組を作成してくださりました。いまも感謝の気持ちでいっぱいです。 東京新聞の記事の内容は、オンライン記事で読むことが出来るようになっています

ヌワン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 今日も調査先でバタバタとしていたらあっという間に一日が過ぎてしまいました。 ひとまず今日も引き続き失業ゾウの紹介をしていきたいと思います。 ということで、この記事では失業ゾウのヌワンを紹介します。 ヌワンは24歳のメスのゾウです。 コロナ前までは所有者のノーンさんご夫婦とともにアユタヤのキャンプで働いていました。 コロナ禍でもキャンプ自体は営業を続けていましたが、ゾウへの給料は支払われませんでした。 そのため、ノーンさんご夫婦はアユタヤ

トーンクーン&ナムフォン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。 今年もついに12月ということで年末に差し掛かってきましたね。そんな中、本日はまた失業ゾウをあるメディアで紹介して頂いたのですが、それは明日改めて投稿したいと思います。 ということで、この記事では元失業ゾウのトーンクーンとナムフォンを紹介します。 トーンクーンは、14歳のオスのゾウです。 ナムフォンは8歳のメスのゾウです。 トーンクーンとナムフォンは、コロナ前までは所有者のノイさんとサックさん夫婦と一緒にチョンブリー県の観光施設で働いて

失業ゾウ支援チームのこの一年 | ゾウの村ランブル日記 by tomoko

2020年以降、コロナ禍で失業した多数のゾウとゾウ使いがスリン県とブリラム県に戻ってきたことを受けて、失業ゾウ実態調査・支援チームとして約一年半活動をしてきました。また、このnoteで日本の方々へ向けて、失業ゾウのソーシャルメディアのチャンネルやページの紹介を始めてから、約一年が経ちました。 あと少しで、私たちが聞き取り式のアンケート調査を行った際に約束した失業ゾウ(当時)のチャンネルやページの紹介も完了します。 失業ゾウのゾウ使い数名からは、「日本人がライブ配信を見にき