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生活リセットボタンなノリで引越しするわたしによる部屋探しのススメ

引越しするたび、「もう当分は引越しなんてしない…」と思う、大変すぎて。
でもなんか「住まいを移る」「環境を変える」ということに憧れというか、夢を抱いています。
夢っていうと綺麗な表現だけど、リセットすることに時間と手間とお金をかけているということ…

ありがたいことに子ども時代は転校とかもなく過ごしてきました。
物心つくかどうかくらいの頃にアパートから近くの戸建てに引越しましたが、母に「いつからここにすむの?」と聞いたら「今日からよ!」と言われたのをおぼろげに記憶しています。
それから10年ほどそこに住んできて、高3で進路を決めるとなったときに「わたしは家を出ないといけない」と思ったので、とにかく距離のある進学先に決めました。それは自分の成長と自由のために。
そこで初めての部屋探しというのを経験し、大学の4年間はそこで過ごしました。
卒業後は東京に行くことにしたので、杉並区の部屋を借りて住み始めました。
2年住んだと思いますが…諸事情によりそこに住み続けるのが難しくなってきたタイミングで、知人の部屋が空くから住まない?と言われてノリの良さだけが取り柄のわたしは川崎市まで引っ越しました。
そこもそこで大変だったのですが本筋ではないのでまた今度ということで…
川崎は1年前後でしたか…やはり通勤が大変だったんで(乗り換え4回くらい)次は練馬に引越しました。
「これをマイベスト住処にしよう」という心意気で決めたこのマンションは、今でも戻りたいくらい気に入ってます。
しかしそこも2年ぐらいだったでしょうか…実家に戻ることになったので退居しました。
約10年振りに実家で過ごしていましたが、2年しないうちに現在のアパートに引越して今に至ります。
ああ、実家に戻る前に練馬のマンションを出てから2か月くらいマンスリーマンションを借りてました。

遍歴が長くなりましたが、そういう意味で「じっとしていられない」わたしの、部屋を決める条件として個人的正解を書いていきたいと思います。

立地
まずどこに住むかを決めます。この時点では2,3候補あってもいいでしょう。
わたしの記憶だとホームズというサイトで街ごとの家賃相場が一覧で見られました。
日中通う場所とのアクセスについては、必ずしも近い・はやいじゃなくて電車なら座れるかとか、歩きなら道の広さや見通しの良さとか、自分に合うかどうかだと思います。
そして帰る街、休日を過ごす街になると思うのでわたしだったらコンビニや好きなお店(カフェ、カラオケなど)までの行き方も確認したいところ。
そして結構盲点だったのが、役所との距離です。最寄り駅からちょっとかかるところも多いと思いますが、特に住み慣れない初めの時期に用事が多いと心労もかかりますので確認はしておくとよいですね。
ただすべてを叶えようと思うとそれだけ値段が上がるので天秤にかけながら選びたいところ。

建物
住む街の候補が決まれば、不動産屋さんを訪れて何軒か提案してもらえばいいですし、自分で調べて気になったところを伝えたら連れて行って見せてくれる場合がほとんどですので、どんどん見ていきましょう。こういう機会でもないとなかなか建物探訪できませんので。
築年数は浅いに越したことはないです、水周り等いろいろな設備は最近の方が使い勝手いいでしょうし、耐震性も配慮されてるような気がする…
でも、リノベーションで対応できているところもあるのでやはり見てみないとわかりません。
生活スタイルによって、守りたいスペースがキッチンなのか風呂洗面なのかトイレなのか…値段との兼ね合いで妥協点を決めましょう。
あと今は敷地内ゴミ置き場が多いのかもしれませんが、やはりこれは必須と考えたほうがいいです。場所だけでなく、できれば捨てる日と時間も考えなくていい所がいいですね。
どんな街かとか状況によってオートロック、エレベーターも確認しましょう。
建物によって備え付けのものが違うことがある(特にルームライト)ので確認したり、洗濯機置き場確認したりしておくと引越し前後の準備で慌てないかもですね。ちなみに練馬では床がデフォルトで絨毯生地みたいなところがあって、かたくなく冷たくなく髪の毛が目立たなくて良かったです。

部屋(決め手)
家具等を置く場所や生活空間を考えながら検討します。これは絶対例えば2部屋ないといけないとか広い収納スペースが必須とかいうわけじゃなくて(二人暮らしまでしか経験ありませんが)家具の配置や活動スペースの工夫でなんとかなる場合もあるので限定しすぎずに一度見に行くといいと思います。
あとは今まで述べたことを検討してもらえれば、率直な印象(明るい、きれい)とか好き嫌いで決めれば間違いないはずです。それがコスパの良さを左右すると思う。
ちなみにわたしは「眺め」これが最終的な決め手です。ずっとそう。
引越す度にいろいろな景色を見てきましたが、朝でも帰ったときでも、生活のいろいろな場面で目にしていくものになるはずなので、窓やベランダ(出ることがなくても)そして玄関を出たときに見えた景色が自分にとってどうなのか?そのときの気持ちにしたがって部屋を決めればいいと思います。
まあ2階以上がいいのはそうなんだけど。

ということでわたしが部屋を決めるときに判断基準にしてきたものをお話してまいりましたが、
冒頭にも述べた通り、わたしが引越しという決して安くない買い物をするわけって「リセットしたい」「切り替えたい」だと思います。
(その代わりにこれまでの遺物と言わんばかりのものが実家に蓄積しているのですが…)
長くそこに住み続けていると、良くも悪くも「まとわりついてくるもの」ってあると思います。捨てられないもの、落とせない汚れ、過去の自分、頑張った記憶、変わらない習慣、固定化した家計、踏み切れない決断、人間関係…
大掛かりなことをして、それを変えることに意味があると思うから、わたしはやっぱり引越しをしたくなってしまうんだと思います。

この冬~春は試験もあるし、車の練習もしたいし、仕事も今のままでいいのか考えてるし、だから生活に飽きてはいないので、引越しの予定はありません。
でもマンションのチラシが入ったら見ちゃうし、ふと部屋探しの検索をしてしまうかもしれません。見るだけ。

#買ったわけ

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