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2024年版ラマダンの過ごし方について考えてみる。

ついに今年も始まりました、ラマダン月の断食が。私が最初にラマダンの断食に挑戦したのは5、6年前。イスラムに入信したのが2019年6月なので、その年かその前の年ですが、すでに覚えていません。

初めてのラマダン断食シーズンはコロナ禍で、勤務先が休業になってしまっていたような気がします。その後、仕事をしながらのラマダン断食も何度か経験。

そしてまた、今年も仕事をしながらのラマダン断食が始まりました。

昨年からイスラム文化情報を紹介するサイトやイベント運営をしていることもあって、社長をはじめ、社内のみなさんも私がムスリマ(イスラム教徒)だということは知っています。かといって、ヒジャブをつけて出社することもなければ、礼拝休憩を取るわけでもない、ノンムスリム的勤務をしていた私。

でも、今年はそんな理解がある環境もあって、思い切ってヒジャブ着用出勤を始めてみた初日が今日です。記念すべき2024年ラマダンの幕開け!

ムスリムたちは太陽が出ている間は断食しますが、日没後にはイフタールと呼ばれる断食明けの食事を楽しみます。夜明け前にも軽食を取るので、昼間断食しているにもかかわらず太りやすくなるのがラマダンです。

日本にあるムスリムたちの礼拝所、モスクでは、ラマダンの時期の週末などにイフタールパーティーが開催されています。コロナ禍の数年中止されていたイフタールパーティーが再開され始めた去年のラマダンは、モスクのイフタールパーティーに興味があって、何ヶ所か参加してみました。

今年はムスリム仲間も増えてきたし、あちこちのモスクでイフタールパーティーが開催されすぎていて、もはや誰とどこに行けばいいのか分からない状況になっています。

自分たち企画のイフタールパーティーもあるので、そこまで毎週末にモスクのイフタールに行かなくてもいっかなあ、、、って心境の今日この頃。ふらっと立ち寄れるイフタールに、気が向いたら行こうかなとは思ってますが。

ムスリム家庭のこどもたちは、小さころから少しずつ断食の練習をしていきます。こどもの頃から何年もかけて断食できるようになっていくのが普通なのだから、大人になってから改宗したムスリムも、できる範囲で少しずつ始めれば良いのではないかなあと思ってます。

とはいえ、イスラムに出会う前からヨガをやっていた私は断食慣れしていたので、そこまで辛い日々ってわけでもないのですが、毎年ラマダン1週目はまだ身体が慣れないのでちょっと気合いが必要です。

日の出前の朝食を抜いてしまうと断食時間が長くなってしまうし、かといってそのために日の出前に起きるのも大変。そこで私が今年考えた案は、日の出前の朝食メニューをお楽しみメニューにして、早起きするのを楽しみにできるようにすること。お気に入りの飲み物や食べ物の朝食メニューを毎日考えるという楽しみができました。朝食べると胃もたれするメニューは避けないといけないのがちょっと残念。

断食明けのイフタールも、毎日誰かと約束するのは面倒だけど、気になっていたカフェ巡りとかするのも楽しいかもなと計画中。夕方以降にコーヒーを飲むと眠れなくなってしまうカフェイン敏感体質なので、カフェではメニュー選びに気をつけなければなりませんが、スウィーツ中心のお楽しみタイムを作ろうかなあ〜。

※去年までのラマダン日記はこちら↓


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