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WindowsからMacに切り替えてみた

この冬、Windows歴20年の私は、Macに引っ越しをしました。この機に、切り替えた理由や感想などをまとめています。

Macパソコン購入を検討している方のご参考になりましたら、さいわいに思います。なお本記事は、初心者向けの内容になります。ご了承くださいませ。


引っ越した理由

愛用してきたWindowsパソコンが古く、すでにWindows10のアップグレードができない状態でした。たびたびフリーズし、アイコンまで消滅。さいわい再起動できましたが、いつ起動できなくなるかもわかりません。Windows11へのアップグレードは、スペック的に不可能でした。

新たなWindowsに買い替えるか、もしくはMacに切り替えるか。

そのときMac歴20年の知人から、MacBookAirをすすめらたのです。すでにiPhoneでメモ帳や音楽を多用していたので、PCとの連携が楽だとの由。私自身も、たくさんある写真や動画を一括管理したいことが一番の理由でした。外付けSSDでデータ管理していたため、移行がスムーズではないかと背中を押されたのです。

せっかくならMacの操作を覚えたいと思い、マックに切り替えることにしました。そしてMacBook Airを使いはじめた次第です。

わかったこと

1:想像以上にスムーズ
WindowsとMacではシステム概念が異なるものの、すでにiPhoneユーザーだったので操作に違和感はありませんでした。GoogleやNotionなどWeb上のサービスを使うことによって、WindowsでもMacでも同じ環境で使用できます。iPhone上で「Apple IDと連携」していたので、セットアップも短時間で終了しました。

2:「Finder」の「カラム表示」が心地よい
Macでは直感的に操作でき、フォルダ管理がしやすいです。とくに「カラム表示」は快適!階層構造を一望できるうえ、横に階層がでてくるのでありがたいです。階層を深くしすぎないよう、注意しています。

3:マイクロソフトのオフィス系ソフトも問題なし
Microsoft365に加入しました。同時にGoogle日本語入力システムをダウンロード。Google日本語入力の学習内容はそのままに、かゆいところに手が届く漢字変換能力に変わりありません。いまでも日本語入力を補完してくれます。時短で助かります。

4:Appleの「メモ帳」が大活躍
これまでiPhoneだけで使用してきた、Appleの「メモ帳」アプリ。パソコン上でもメモ帳の内容が同期でき、その使い勝手に感動!キーボードを使えるので、入力が早くなりました。書類のスキャンや音声入力のすべてが、Macの手元で扱える便利さ。すべてタグ管理。思いがけず、notionの出番が減りました。

5:「クラウドストレージ」サービスを多用
パソコン動作の軽さを維持するため、データ類はクラウドへ飛ばしました。当初は抵抗があったのですが、どこでもどこからでもデータが取り出せる便利さは、もう手放せません。文書類は「OneDrive」に、写真や動画類は「iCloud」で保存。音楽はiTunes Matchへ。「Google Drive」も併用中です。

地味に戸惑ったこと

1:キーボードの配列
Mac上に「delete」キーがないのにびっくり。すぐdeleteキーの扱い方を忘れるため、「fin押す」とメモしたふせんを貼っています。スクリーンショットやドラッグ&ドロップも、当初は戸惑いました。

2:Windowsの「メモ帳」が文字化けする
設定を変えてみたけど、これだけは致し方ありませんでした。サポートに電話しても根本的な解決に至らず。一時的に「mi」のソフトを使って読み込み、テキストエディットで保存しなおしました。本当に必要な情報だけ取り出す過程は、思い切った断捨離になりました。

3:ログインするたび、パスワードの入力を求められる
何をするにもパスワード入力。そのつど作業中断。PCを切り替えた最初だけはしょうがないと割り切りました。最近ではだいぶキーチェーン内に保存されてきたので、使い勝手が良くなりました!

このご時世、2段階認証のないサイトがあってびっくり。同時に「より安全なパスワード」に変えました。知人が乗っ取りの被害にあっていたので、なおさらです。備えあれば憂いなし、ですね。

4:職場ではWindowsなので、当初は戸惑った
職場では、業務上ファイルを共有することはありません。地味に入力に時間かかり、当初は脳トレのように手先が止まりがちでした。そのうち、WindowsもMacも、どちらのPCも無意識に扱えるようになりました。

5:写真を「フォルダ分けする」概念がない
これまでデジカメやスマホで撮影した写真を、年月ごとにフォルダ分けしていました。特に昔のデジカメ写真は旅行先ごとにフォルダ分けされていました。ですが今は、キーワードで検索すればすぐ目的のお写真が見つかります。フォルダ分けする必要がありません。

そもそも写真管理の一元化と時短が目的なので、後日パソコンの写真を全部iCloudへアップロードする予定です。

まとめ

当初は勝手が分からず、時間ばかりかかっていたパソコン引っ越しでした。MacBookAirの扱いに慣れるまで、実測で一週間程度かかっています。

ですが今は想像以上にパソコンの動作が早くなったので、引っ越し前のストレスはありません。メモリの大きさがありがたく、思い切って引っ越ししてよかったです。

動きの軽くなったパソコンに、愛着が生まれました。「最小労力で最大パフォーマンスができる状態」に一歩前進したと思います。嬉しいです。本記事が、MacBookへの切り替えを検討されている方のご参考になりましたら、幸いに思います。

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