中国でにわか通訳を引き受けたものの、使い物にならなかったお話
さかのぼること20年前。
「通訳」の仕事は、自分には不得手だと実感したお話です。
中国本土の病院で看護師として滞在していたある日。休日にも関わらず、病棟から電話で呼び出されました。外来に日本人が来たから、通訳してくれと言うのです。
通訳さんなしで、中国の僻地まで来る日本人もめずらしいなあ。
そう思って、病院の外来に行ってみました。その場にいたのは、先生らしき人と、学生さんの二人。大学のワークショップで中国に来たものの、連れてきた学生さんの調子が悪いので診てほしいとの話でし