見出し画像

絵を描けない人が絵の販売戦略を真剣に考えてみた その1

こんにちは、倉くらのです!
同人小説を書いて販売している者です。
普段は小説を書いていて思ったことについてあれこれを書いていますが……

今回は絵を描けない私が、絵の売り上げをアップするための戦略について考えてみました。

絵を描けないなら黙ってろや、と思われるかもしれませんが……まあまあ落ち着いてください。
絵が描けないからこそ、こんな風になっていたらいいのに……とユーザーならではの目線で記事を書くことが出来ます。

この記事を書こうと思ったきっかけはこちら↓


七草みずきさん。
小説書きさんです。
こちらのマガジンはみずきさんと絵師様との対談形式による絵界についての色々な話。なかなか興味深いです。

そこで以前コメントをやり取りしていた時に、絵師様はユーザーからの情報をとても欲しているということをお聞きしたからです。
確かに、そういうことを書いている記事ってそんなにないかもしれない……?

自分がその立場に立ってしまうと気が付かないことってありますからね。
だからユーザー側からみたこんな風になっていたらいいな&こうしたら売れるんじゃない? というのを知恵を振り絞ってガチで考えてみました!!!

あくまでも1ユーザーとしての意見になりますが、何かの参考になったら嬉しいです。


ここではSKIMAでの絵の売り方について考えました!
私がもしも絵師だったらここで活動するかな…と思ったからです。


個人間でのやり取りはけっこうトラブルが多いと聞きます。
双方です。
絵を依頼する側も納入されずに代金だけ持って行かれた、という場合もありますし絵を請け負う場合でも、ラフだけ持って行かれて料金を支払ってもらえなかった、という場合もあります。
どちらのパターンでも被害を聞きます。

そういったトラブルを防止するためにも必ず依頼専門のサイトを通した方が安心です。
手数料はかかってしまいますが……大きなトラブルを回避するためには大事です。

SKIMAでの絵の販売方法は主に3つ

コミッション・キャラ販売・リクエスト

リクエストはこのようなもので↓

プロジェクト形式

プロジェクトに対応できるクリエイターからの提案を集めて、取引を行うクリエイターを採用する方式です。 ※プロジェクト形式のリクエストから開始されたお取引では購入者からクリエイターへ「CHEER!」を贈ることが可能です。

コンペ形式

提示した企画内容に沿った成果物をクリエイターに提案として提出いただき、成果物を採用する方式です。

SKIMAより

ちょおっと仕事を取ってくるのは他よりも難しい気がするので……ここでは除外します。
コミッションとキャラ販売のみに絞って書いて行きます。


コミッション


ユーザーからの依頼に応じて絵を制作・納品を行います。

■サンプルイラストを充実させる


プロフィールに掲示するサンプルとなるイラストは最低でも5枚以上はあるといいと思います。
初心者さんに多いですが、たまに2枚ぐらいしかサンプルがない場合があります。
サンプルが少なすぎるとユーザーはその人の実力が図れません。
常にそのクオリティの絵が描けるのかたまたま奇跡の一枚の絵だったのか分かりにくい。
だからこそサンプルはあればあるほどいいです。
初心者こそサンプルは充実させる! です。

女子しか描けない場合は女子のみのイラストでもいいと思うんですけど、両方受けている場合には

男子・女子・カップル絵などあった方がいいです。

特に人物2人以上描けるし依頼も受けているよ、という場合には2人以上の絵を。

カップル絵を依頼したいという場合にはやはりカップル絵の雰囲気・構図が好みかどうかでユーザーは判断しますからね。
単体イラストしか上げていない人にカップルイラストの依頼はそもそもあまりしないかもしれません。
ですので、広く依頼を請け負いたい場合にはぜひとも入れていただきたいと思います。

あとサンプルが多いとサンプル1みたいな構図と塗り方で描いてください、と依頼もしやすいのです。

■料金は分かりやすく


料金が非常に分かりにくい方が多いです。

肩上…3,000円
腰上…5,000円
全身…7,000円
一枚絵…10,000円
人数1人追加につき…5,000円
デザイン料…3,000円
商用利用…5,000円
背景…5,000円
小物…3,000円(←どこからどこまでが小物…?)
動物…2,000円
みたいな感じで色々書いてあるんですが、で、結局トータルでいくらよ……? と困惑してきます。

見積もりを取ってもらって、思いの外高くて予算オーバーだったから「やっぱり止めます」とはユーザーは言い辛いんです。
だから出来るだけ料金は分かりやすく表示していただけるとありがたいです。

せめてサンプルイラストのページに「参考価格。このぐらいの描き込み方で大体〇〇円です」と表示してもらえると分かりやすい。

そもそもこの方に頼もうとあらかじめ決めているユーザーならともかく、絵師を探しているユーザーって、その人のページだけを見ているわけではありません
何件も見ているわけです。
絵の雰囲気や価格など色々見比べて、その上でこの人にしようと決める。
だから一人一人のページにあまり時間をかけて見ていられない。
料金をいちいち計算して、この人に頼む場合だと〇〇円ぐらいか…とやるなんて効率が悪い。

だからパッと見て、すぐに分かる参考価格があるとすごくありがたいです。

個人的にはぽっきり価格があるといいですね。
20,000円プラン、みたいな感じでこれ以上は料金かかりませんよという込み込み価格。

話はちょっと変わりますがメルカリがフリマアプリ界で覇権を取ったのは「送料込み」という実に分かりやすい料金体系をやったからではないかなと。
送料は別です、という方式だったらたぶんあそこまで伸びなかったのではと思われます。
ユーザーに負担がかかりにくい仕組みになってます。

つまり、調整費だの何だのと後からどんどんお金が上乗せされていくとユーザーにはストレスがかかるわけです。
これ以上はかかりませんよ、という分かりやすい金額がズバッと出ていた方が安心です。
分かりやすさ大事!!


■依頼用テンプレートがあるといい


どうやって依頼していいのかそもそも初心者には分からない。何を書けばいいんだ……? と迷ってしまう。
なので、制作依頼用テンプレートがあるといいです
たとえばこんな感じで↓

゜使用用途 __
゜SDキャラ 全身 or バストアップ
゜サイズ __
゜形式 JPEG or PNG
゜性別 ___
゜キャラクターの性格 ___
゜イメージカラー ____
゜髪型&髪色 ____
゜目の形 &色 ____

というようなテンプレートの準備があると、ユーザーはそこにぽんぽんと書き込むだけでOKなのでやりやすいです。


■最初は安く請け負うか料金は変えずに行くか


実績が付かないことにはなかなか依頼には繋がらない。
……やはり何事も最初が厳しいわけです。小説を売るという世界もそうです。
実績がものを言います。うふふ…(涙)

実績、これ大事!!

実績を積むために最初は安く請け負って、ある程度実績が出来たら値上げしていくという考え方もあります。

ただ、それだと「最初は安かったのに、高くなってしまった」というリピーターさんの不満が募る場合もあるようです。
それを防ぐためにも後々値上げしますが、今はこの価格で請け負っていますよ、と「今だけ特別価格」を打ち出してもいいかもしれませんね。

最初は安く請け負うか、最初からしっかりと正規料金を取っていくか、その辺りはそれぞれの絵師様のお考えで良いかと思います。


長くなりそうなので「キャラ販売」に関しては次回から書いて行きます。

お読みいただきありがとうございました!

その2↓


この記事が参加している募集

お金について考える

閲覧ありがとうございます! サポートは飛び上がって喜びます。 いただいたサポートは、今後の活動費に使わせていただきます。