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【感想】進撃の巨人 The Final Season 完結編 後編【大爆泣き】

ネタバレをガッツリ含みます。ご注意ください。

前編の続きから

U-NEXTで先ほど見終わりました、大好きな進撃の巨人完結後編。
土曜日の放送でしたが、大爆泣きするのでひとりで観たいがため月曜日まで観ることができなかった。
放送前後の公式Xや声優陣スタッフ陣考察陣ファンの方々のポストを読んですでに胸にくるものがあり・・・。
ずっと緊張もしていました、わかるよね?笑
再生ボタン押したあと、すぐに前編の終わりかけのシーンからはじまりました。
進撃の巨人のアニメ全てに言えることですが、本当に丁寧に作られていて、アクションシーン立体起動シーンはそりゃあもう素晴らしかった。
もちろん今回も。

前半

冒頭からスッとズボッと物語の世界に引き込まれました。
全ての巨人のデザインもすごく良かったなー。。。
一人一人、「生きて」いたんだなぁと思うとこれまたグッときました。
対している調査兵団の面々も満身創痍であり(メンタルが)、無駄な死は選ばぬという固い決意覚悟がカッコよかった。
もう過去の因縁も全て断ち切り、世界を救うことを、家族を救うことを、死んでいった仲間たちの想いや見たかった平和のために、生きて戦い抜くことを第一にしているみんながかっこよかった。

先に戦いがガンガン進んでいき、みんなの命が危ういシーンがこれでもかとあった。
全て知っているのに、ハラハラさせられた。
助け合っていて、とても頼もしかったし、頑張れ!と思わず言ってしまうところも多々。
下にいる方々は、方々らしくしつつも、ちゃんと自分の頭で考えられる方が残っていてよかったなーと。
アニパパ本当に偉かった、固まった考えを変えられることは素晴らしい。
アニたちの到着にほんっと心底ホッとした。
アルミンが捕まっちゃったけど、奪還すると言い切るアニかっこいい。
すっごくアニとミカサの関係性もよかったなぁ、女は強いし同士にしかわからない想いもやっぱあるよなぁと思った。
名前を呼ぶだけで連携できるアニミカサ強すぎる。

アルミンとジークさんの会話もすごくよかった、子安さんの芝居素晴らしい。
アルミンにとってはあの木の葉が何よりも大事だったんだと知ることができると、もう、想い溢れます。
アルミンの「アニ」もすごく良くて、おさなな三人の中の人への信頼も厚く持っていてよかったと感じました。
ピークちゃんもかっこよかったなぁ、好きな人きっと多いよねこの子も。
はっきりとした性格物言い、大事にすべきものことを知っている。
ずっと頑張ったのはみんなそうだけど、ライナーもよく頑張りに頑張ったなぁ・・・。
何度も折れて何度も諦めかけたのに、諦めさせてくれない自分と周りの人々。
死のうともしたのに、最後まで戦い抜いているの、本当にすごい。

助けてくれる過去の巨人たちも、切なかった。
きっと、本当に、色々な想いを持っていた。
首をぶっ飛ばしても、そりゃあエレンは動くのよ。
あのうにょうにょさんだって諦めるわけない、諦めたら死だもの。
生物としての本能に従っているのよね、あのうにょうにょさんも。
アルミンとエレンの戦い。
覚悟を決めるミカサへ。
そして同時に起こっている、地獄。
みんなの巨人化した姿はほんっとうに見たくないなと原作追いながら思っていた。
それでも、大丈夫だと信じて読み進め、観進めて良かったなと思っている。
個人的には終始エレンを中心に信じながら読んでいた・観ていたので、思い入れも相当強くなっていた。

後半

私が最も楽しみにしていたところ。
声優陣のお芝居がプラスされると、やっぱり、もっと、素晴らしくなっていた。
きっと、エレンがずっとずっと居たかった場所。
二人の優しいやりとりが、こんなにも尊く愛おしい。
私も、君たちにはずっとそこに居て欲しかった。
覚悟を決めたミカサ、鮮やかだった。
着いてきたリヴァイも、本当にすごい。
アッカーマン立体起動作画も、伝説作ってきた方々が手がけれたとのことで、本当に見応えが(大泣きしていたのでガッツリ観れていないので観返します)ありました。
大怪我どころじゃないのに動けるのは「人類最強」だからだなぁ。
あ、そう、獣を仕留めるのも、命令があったからではあるのだろうけれど。
それよりもリヴァイの決めたことだったからというのも、あるよねと。
完遂したかったという、リヴァイの想い、ね。

そして、アルミン。
いやぁー、二人のやりとりめちゃくちゃ良かったですね。
一つ一つ、紐解いているのと、親友同士の会話すぎて。
言葉が出てこないくらい、すごく良かった。
最後までのやり取り、原作・単行本・アニメでセリフが変わっている。
アニメ版がやっぱり一番好きだなぁ。
諫山先生もずっとずっと考え続けているんだなとも感じました。
エレンとアルミンが、やったことである。
親友だしもう家族以上であるから、一緒に背負って逝こう。
一番「そうだよな。」って受け止められました。

同期への訪問も、本当にバカな死に急ぎ野郎だよな、と。
マーレの人々は家族と抱き合い、調査兵団は散っていった仲間と邂逅している。
この対比が・・・苦しくてたまらないのだけれど、それでも、それで良かったんだ、と、調査兵団が思っているのなら、それでいいなって。
リヴァイは、苦しいだろうとても。
強い人になったから、仲間ができて・居て強くなったから、死ぬまで人生を続けるって信じられるし、そうであることがかっこいい。
巨人の力が世界から無くなっても、争いは必ず起こってしまうとわかっているアルミンたちがまた、切なかった。
残ったものたちの戦いがまた、あった。

ミカサはエレンのそばでゆっくり過ごしているのも、すごく良いよね、とても好きだ。
あそこでようやく、鳥の意味がわかるのだ。
前から気づいていようが、それは無粋、あそこでわかることに意味がある。
ずっと見ていたんだな、ずっと、ミカサのそばにも皆のそばにも居たんだっていうのが良いのだ。
ミカサが棺の中に入るまで、ずっとマフラーをつけていたことも、こんなに尊くて愛すべきことあるかよって思うのよね。
ミカサを丸ごと愛したジャンもまたかっこいい。
同期愛おしすぎるよ。
その後、皆の死後も、ずっと人類は繁栄しながら戦い殺し合っている。
それでも、平和を語らないなどあり得ない。
今もそうだもんね。

そして、最後。
私個人の想像するあの先は、きっと少年とワンちゃんは友達で家族だから、例えうにょうにょさんが居ようとも、危機を察知できるワンちゃんが助けるから寄生はされないし巨人にもならない。
追われた始祖とはまた違うのである。
と、思っている。
うにょうにょさんは生まれてきていないとも、想像したい。
細胞分裂は他の生物へ繋がるように行われて、奇跡的に発生したあのうにょうにょさんはもう、生まれない。
そう、思っている。
今後も人と人は戦うけど、巨人は発生しない。
そして、ちゃんと、平和を実現する人類でありたい。

大余談・私主観すぎる感想(草生やさざるを得ない)

いやぁー、冒頭から大泣きしましたwww
リヴァイのみんなを思い出すとこも大号泣、嗚咽wwww HAHAHA!!!
アニとミカサの、エレンを殺すと決めたシーンもすごく良くて。。。
後半のエレンとミカサ、アルミン、あのシーンがもう本当に愛おしくて大爆泣きかましました。
あとは、ミカサがエレンの首を本当に綺麗に切ったところ、過去最大の嗚咽を漏らしましたね・・・。
あんな悲しくなったこと、なかなかないです(人生経験浅すぎはしないはずなのだけれどwww)。
あれは、ミカサが切るからいいのよね。
最後にエレンの肉眼が捉えたのがミカサだという幸せ感も素晴らしいのである。

アルミンとエレンのやり取りで、殴られたエレンの変顔も最高だったね!待ってました!www
死にたくない、を、あの死に急ぎ野郎が言ってるのが、心底悲しくて切なくて胸が張り裂けた。
ミカサへのネチネチした可愛い想いも、なんて愛おしいんだろうね。
ずっとずっと三人で、生きていって欲しかった。
本当にそう思う。
じいちゃんばあちゃんになっても、ミカサとエレンが家族になって子供もいたりして、アルミンもアニと家族になって子供もいたりして、みんなで集まってワイワイしてて欲しかった。
そんな未来がある世界線を、作りたかったね。
幸せになって欲しかった。
それでも、それを選ばずに戦い続けたエレンたちを、愛している。
自由の奴隷でも、ただあの平らな世界を見たかった少年を、愛している。
壁を無くしたかった、壁の外に出たかった少年たちを、愛している。
ずっと、ずーっと、進撃の巨人を愛するし、伝えていく。
諫山先生、WIT、MAPPA、他たくさんのスタッフさん方、ファンの方々、声優陣に、ひたすら感謝を。
ありがとうございました。


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