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FAS業界の新卒1年目を振り返る|学習編 feat. ipad

こんにちは。今日はリクエストの多かったipadの使い方についてご紹介します。昨年末のnoteでも触れましたが、2019年に購入したものの中でも最も満足度の高かったのがipadでした。

そもそもipadの購入に踏み切ったのは2019年の4月。新卒としてFAS系のファームに入社した月のことです。前々から欲しいな~とは思っていたのですが、入社研修を受けるうちに読むべきものと学ぶべきことの多さに圧倒され、この膨大な情報をどう処理して、身に着けるかということを考えたときにタブレットの購入が一つの答えになるように思われたというのが決め手でした。実際に日常に溶け込ませるまでには少し時間がかかりましたが、購入から約1年が経って、自分の生活に沿った使い方がわかってきたので、現時点での活用状況をお伝えしたいと思います。

わたしが使用しているモデルは12.9インチのスペースグレイです。

以下シーン別に使用しているアプリをご紹介します。

1. ノートを取る|goodnotes5

980円の有料アプリですが、わたしがかつて愛したコクヨの「Campus さらさら書けるルーズリーフ」(あまりにも好きで、大学生のときはコクヨの新卒採用を受けることも考えていた)およそ280枚分だと思えば、そんなのすぐに使っちゃうじゃん!という価格。ipadの容量を考えれば、280枚分どころじゃないので、支払う価値は十分にあります。

このノートアプリのよいところは以下の通り。


・用紙の色が豊富
真っ白な色や羊皮紙のような色から、黒もあるので、黒地に白い文字でメッセージカードを書いたりもできます!(わたしはこれで彼に誕生日カードを書きました)

・シェイプツールが便利
ペンの動きに対応した自動補正ツールです。簡単に言えば物差しなしで完璧な円や直線が書けるようになります。色んなレビューサイトを読んでいると補正の精度がより高いノートテイキングアプリが他にもあるようですが、わたしのノートでは直線、四角くらいしか使用することがないので、問題ないです。

・なげなわツールも便利
ペンでぐるっと囲むことで範囲を選択できるツールです。選択した範囲はコピーしたり移動したりできます。こういうところに紙のノートにない良さを感じます。この動作がかなりスムーズなので、同じ内容を繰り返して記載する必要がある場合は、数文字単位でもぱぱっとコピーしてペーストしています。

・手書きの文字を「検索」できる
これは本当に感動したのですが、手書きノートも文字として認識されるので、アプリ全体で検索をかけることができます。フォルダを分けてノートをたくさん作ると、自分の開きたいノートをどこに格納したのかがわからなくなるときがありますが、アプリのホーム画面でキーワード検索すると、該当するノートがヒットします。アクシオじゃん。ノートが複数ヒットする場合も自分の手書きメモがハイライトされてサムネイルで表示されて一覧になるので、どのノートが自分の探していたものなのかが一目で確認できるようになっています。素晴らしい。

【番外編】
少し話が逸れますが、紙らしい書き味が好きな人にはpaperlikeフィルムがおすすめ。画面がつるつるしなくなるので、書きやすいし、指紋が付いたり手の側面が画面にくっつようなこともなくなります。


2. 新聞を読む|日経新聞Newsweek

2.1 日経新聞

ipadに対して、ノートの次に期待していたのは新聞購読の利便性。金融系の仕事ということもあって、日経新聞は必読。電子版のみのプランで新規契約したのですが「日経新聞 紙面ビューアー」というアプリとipadの相性が本当によくて感動しました。以下好きなところです。

・拡大しても画質が綺麗
A4ノートが高さ297幅210なのに対し、12.9インチのipadは高さ280.6幅214.9ですので、持った感じとしては若干横幅の広いノートくらい。これで紙面全体を見ようとすると字がかなり小さいのですが、紙面ビューアーでは自由に拡大することができるので、自然な文字の大きさで読むことができます。また、拡大しても画質がほとんど落ちないので、粗い画面とにらめっこするようなことはありません。また紙面は画面上のスクロールで自在に移動できるので「電車などすぐ隣に人がいるときにページをめくるのが大変」という新聞あるあるが完全に解決します。

・紙面のハイライト機能が便利
日経新聞の電子版は自分が普段気になっている話題に関するキーワードを予め設定しておくことで、紙面を開いたときに関連の記事をハイライトさせるようにできる機能があります。これは紙の新聞では期待できない。これによってまず最初に読むべき記事の所在がわかるので、時間のないときはハイライト箇所だけ読んで、残りは後で読むといった対応が可能になります。

また複数のキーワードをグループとして設定できるので、カテゴリに分けてそれぞれに違う色を設定することもできます。例えば中国関係の記事を赤、金融関係の記事を青色に設定するとして、中国関係のキーワードには「中国、中華人民共和国、台湾、香港、習近平」などをセットすると、一つでも該当すれば記事が赤線で囲まれます。これとは別に「金融、銀行、都市銀行、地方銀行、与信、投資、債権」などを金融関係のワードして設定すると、これに係る記事が青色でハイライトされます。どちらも当てはまる場合は後に設定したほうが優先されてしまうということもあるようですが、こういった点は今後のアップデートに期待ですね。

2.2 Newsweek

新聞の関連で言えば、Newsweek Internationalもおすすめ。英語圏の新聞社はipad版を出していることが多いですが、Newsweekはその中でも非常に使いやすく、かつグラフィックがめちゃくちゃ綺麗で本当にすき。こちらは週刊誌になりますので、週末等比較的時間のあるときに読んでいます。

ただ今のバージョンでは、単語の意味を検索する際に一度段落をクリックしてwebページ仕様の画面に移動してから単語を選択する必要があるので、紙面ビューアーから直接辞書を引けるようになればいいのにな~と思います。これも今後のアップデートに期待。

3. 本を読む|kindle

新聞のような定期出版物については、ipadのほうがメリットがたくさんあるので移行しましたが、書籍については依然として紙派です。ただ本の中でも大判のものや、図や写真の多いものについては、ipadでも読むようになりました。特にipadは料理本との相性がよく、かつkindle unlimtedにたくさんあるので、画面のロックを解除してキッチンのそばに置いて、レシピを参考にしながら料理を作ったりしています。kindle unlimitedには雑誌も多く登録されているので、気まぐれに開いて読んでいます。

4. 動画を視聴する|youtubenetflixprimeudemy

言うまでもないですが、youtubeもいいです。だって画面が大きい。ipadを購入してから携帯でyoutubeを見ることがほとんどなくなりました。使用しているカバーが、スタンドにもなってくれるものなので、これでipadを立てて視聴します。

netflixやprimeといえば映画やドラマを連想しますが、ドキュメンタリーもたくさんあるんですよね。ジャンルは何であれ、言語学習的な意味で、こうしてアカデミックな英語に自然に触れる習慣も大事にしたい。気になるエピソードは事前にipadにダウンロードしておけば、ネットワークに接続されていなくても視聴が可能になるので便利です。

udemyはipadにいいんじゃないか ...?と思い立って、今調べてみているところです。ダウンロードして検証してみてよさそうでしたらまた別途ご紹介します!

【番外編】

5. 写真を編集する|Lightroom

新卒×ipadという本筋からは外れてしまいますが、カメラで撮影した写真のレタッチもipadで行っています。これは完全に敬愛する市川渚さんから影響を受けました。本当に、めちゃくちゃかっこいい。

市川さんがipadについて触れている記事をピックしてみたので、ぜひ読んでください。

旅行用品として捉えられきたが故に遊休期間の長くなりがちだったカメラ(Nikon J1という非常にコンパクトかつシンプルで初心者に優しいカメラですが、廃盤になってしまったようです ... )が、ipad×lightroomの導入を期にすっかり常用ガジェットになりました。最近はインスタやツイッターに上げる写真もカメラで撮ってlightroomでレタッチしたものが増えてきました。

めちゃくちゃいいカメラというわけではないですが、それでもやっぱりiphoneよりもぐっときめの細かい、落ち着いた雰囲気の写真が取れる気がします。

Type-C向けのSDカードリーダーは色んな種類のものがありますが、わたしが使っているのはこちら。

軽い、小さい、安い、SD以外にも複数対応!ということで気に入ってはいるのですが、上記のipadケースを付けたままだと接続部分の長さが足りず刺さらないので、都度ケースを取り外す必要があります。多少厚みのあるケースを購入する場合は下記のようなタイプがおすすめです。

以上、長くなりましたが、新卒社員という視点から考えたipadの活用アイデアでした。他にもおすすめのアプリ等ございましたら、ぜひ教えてください!それでは~

twitter/instagram @ellenilly


noteマガジンでイギリス留学をしていた頃の約1年分の日記を順次公開しています。(後2本執筆予定)よかったらぜひ読んでみてください。


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