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カナダ留学生のつぶやき〜お仕事探しの記録①〜

 こんにちは。エリーです。トロントでは暖かい日が増え、20℃を超えた日もあれば、2〜3℃で雪がちらつく日もあり、もう少し春は先かな〜と思う今日この頃です。さて、今回は仕事探しの記録です。

 結論から言うと、ワーホリであれ、就労ビザであれ、学生ビザのバイトであれ、「カナダでの仕事は冬に探すべからず!」です。

 まず、カレッジ卒業前の2月ごろから、サーバー・アシスタントサーバーのお仕事を目標にトロントのホテルやレストランにLinkedinやIndeedでアプライしたり、複数箇所にレジュメを直接お渡ししに行くなどをしていましたが、5月中旬まで本当に仕事が決まりませんでした。卒業してからも仕事が全く決まらず、自分の過去の2年間は間違いだったのか、自分の何がダメなのかと精神的にかなり消耗・消沈。

 この時はトロントで仕事をしたことがない、コネクションがないからだ、と思っていましたが、今振り返ると違う理由もあったようです。

 冬は閑散期でとにかく仕事がない。
 フルタイムの仕事をしながら、トロントで一度目の冬を越した今なら分かります。冬は本当に閑散期です。こちらの冬って本当に暗い。フランスの冬にも似ている気がしますが、雪降らずとも常に曇天。日本の寒いけど澄んだ青空〜!が好きな私はだいぶ気が滅入りました。温度・気候的にもみんな外に出なくなるのでしょうね。私の勤務先がオープンしたてだった、ということもあるでしょうが、売り上げが伸びず、一時期24h/wまでシフトをカットされたこともありました。(パートタイムのメンバーは0時間でした。)

 冬の閑散期に伴い、オンライン上での求人数もグッと減っており、勤務先でも続々とレジュメを持ち込む人が週1回は来店していました。(求人はしていない旨を伝えた上で、ご足労いただいていたのでレジュメの受け取りはしていましたが…。)エリーの勤務先で求人していないのか、紹介してくれないかと複数の友人から相談されるなど、11月・12月は自分のシフト数減・求職中の友人を見てやるせない気持ちになることが多かったです。

 トロントより北側のMuskokaエリアではリゾート施設が多く、スキー・スノボなどのウィンタースポーツを楽しむお客様が冬でも一定数いるので、ある程度求人は(選ばなければ)あるかもしれません。

 しかし、GTA(Greater Toronto Area)では夏場に観光客で賑わうので、商売もこの時期に偏ります。また、地元の人間も夏になると活発になるため、外出・消費も増えるようです。レストラン・カフェではパティオ(テラス席)が展開されてテーブル数も増えますね。

 これに伴い、レストラン側はトレーニングをしてピーク時に使える人材を獲得するために、求人募集のピークは4月〜5月になるのかなという印象です。

 実際に5月中旬にトロントで初めて決まったお仕事が、富裕層向けスポーツクラブ内のレストラン(アシスタントサーバー、9月初旬までのシーズナル)でした。こちらへはIndeedでアプライした後、レジュメを手渡ししに行きました。(ちなみにこの時に諸事情で手書きでCover Letterを書いたのですが、面接の時に人事の方が「手書きのCover Letterが印象的で良かったよ」と言われたのを今でも覚えています(笑)企業さんにもよると思いますが、差別化って大事なんだなと思った経験です。)この施設ではスポーツクラブ部門も含め、雇用者の7割くらいがシーズナルだった印象です。 

 ここでのシーズナルのお仕事が私にとっては本当に大事でした。雇用時に「仕事ぶりが良ければシーズナル雇用のあと、フルタイムで継続雇用されるチャンスがあるよ」と言っていただいたこともあり、死に物狂いで仕事をしました。(笑)マネージャーやどのスーパーバイザーからの評価も常に良く、もちろん継続雇用のお声かけもいただいたのですが、サーバーにステップアップしたかったことや他の理由(色々ありますわな〜笑)もあり、お断りしました。

 冬前にも関わらず強気に断れたのは、他のジョブオファーがあったからでした。前述のシーズナル雇用先で一緒にお仕事させていただいたスーパーバイザーの1人が、晩夏から別のレストランでマネージャーとして勤務しておられ、そちらから「仕事どうする予定なの?仕事探してるならウチでやらないか」とお声かけいただきました。一つ目の雇用から次に繋がった、とても良い経験をさせていただき、頑張って働いた甲斐があったと思いました。(笑)

 ちなみに個人的には夏終わりも求人が一定数あるのかな、という印象です。こちらについては次回、綴っていけたらと思います。(^^)


〜本日のつぶやき〜
 冬の職探しは厳しい!特にワーホリさんは渡加するタイミングに気をつけたほうがいいと思います。 



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