隣の席の若者よ

お昼時、ランチをしにオシャレカフェに入ると隣のヤングガールたちが「なんで急に「ワラ」なくなったわけ〜!?」と大声で話している。

恐らくLINEか何かでやり取りをしている意中の相手からのメッセージに、(笑)が付かなくなったため、冷たい印象を受けて傷ついているということだろう。

何通前まで「ワラ」が付いていたのか遡って確認までしている。

そんでもって相手から送られてきた内容に対しても、「それストーリーで見たし!知ってるし〜!」とのこと。

若い…若すぎて私にはもう1ミリも共感できない…

自分が二十歳そこそこの頃、年上の人たちから、若いんだからああしろこうしろと言われたり、事あるごとにいちいち「若いね〜」と言われるのが面倒で、自分はそういる大人にはなるまいと思っていたのに、現実は若者が一言喋るたびに「若者…理解できん…」とか思ってしまう始末である。

しょうがない。だっておばさん(33)だもの。

近頃急にほうれい線が気になって気になってしょうがなくなってしまい、話題の「ハイフ」に挑戦してみたが、筋肉麻痺みたいなのが数週間続き、手軽に若返ろうという魂胆を神様に見透かされバチが当たったのだと落ち込んだおばさん(33)だもの。

でもよくよく考えたら私も10代20代前半ぐらいの時は、好きな人からのメールの内容一つで一日中あーだこーだ喋ってたわ。若者、ごめん。私もやってた。

昨日は何分後に返事が来たのに今日は何時間経っても返事が来ないとか。センター問い合わせ(古っ!!)とか何回もして、「やっぱり来てないか〜」とへこんだり。

自分がおばさんになって色々経験しすぎて、若者理解不能体質になってしまっていたけれど、私も昔はああだった。そしてあなたがたも将来こちら側へいらっしゃるのよ笑

何はともあれ、若者だろうがおばさんだろうが、表面的なところだけで判断することなく、相手の内面を見て深掘りして考え(考えすぎるとダメな場合もあるけど)本質的な部分をキャッチすることが、恋愛において大切なんだよな…と思ったランチこの頃でございました。



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