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英語の「発音」を軽視してはいけない重要な理由


発音のコンプレックス

バリキャリEnglishを開講してから、受講生の大きな悩みは発音。
正直、文法や単語は頑張ろうと思ったら、覚えることができるかもしれない。でも一人でなんとも出来ないものが発音です。

日本の英語教育では、あまり発音が重要視されにくい。現在、海外との会議やマネジメント会議でも、つくづく思うことは、英語を実際に使って話しを進める上では、発音がきわめて重要になってくると感じています。


私も、発音を専門的にきちんと学生時代に習得できていれば、と思うこと日常の中にもたくさんあります。ただ、英語の理解がままならなくても、発音ができると「英語を話せる人」と思われてしまった私の高校時代の苦労があります。


中学生の頃、先生に推薦されるがままに、英語弁論大会や英語スピーチコンテンストに出ていたこともあり、高校に進学するまでの段階で英会話の授業ではそれなりに話せていたつもりでも、実際カナダへ留学してみると、こちらの言うことが全く通じない。同級生の子達が、私が話をすると困惑したり、「もう一度言って」と聞き返されると、結構ショックだったなぁ、なんて思うこともあります。


特に自分でオーダーしなくてはいけない、フードコートは当時の私でも特に恐怖で、トマト、レタス、ピクルスなどなど、どれを発音しても"What?"とか、”Sorry?”と言われるのは、恐怖でしかなかった。


留学から帰国して、進学した大学では部活動に明け暮れてしまい英語も抜けてしまっていましたが、新卒で入った旅行会社で欧米・北米の海外パッケージに携わることが増えて、少なからず英語に触れる時間はありました。


比較的、資料を読む際に英語に触れることはあったものの、英語でのコミュニケーションをする機会が失われてしまったため、自分の表現や発音への苦手意識は消えないまま、コンプレックス的なものとして当時は残ったのかな、と思っています。


なぜ発音が重要か

そもそも発音はなぜ大事かと、バリキャリEnglishオンラインレッスンを開講する中で、一番最初に考えていたことがあります。


発音をする上で、母音と子音が正しく発音をされないと、聞き手(特にネイティブ)が感じるストレスがとても高くなるということ。


私が外資企業の秘書をしている時に体験した例をあげるとするならば、当時はスカイプや電話会議だったため、私が曖昧な発音や、適当に単語を並べただけのフレーズを伝えると、聞く方はかなりのストレスが溜まり、回線を切断されたこともあります。笑


それ以降、このアシスタントはなかなか通じにくい奴だ、と自分の話に耳を傾けてくれなくなることが起こります。


基礎の発音がきちんとできていない場合、聞く方はかなりのストレスとなってしまう。何を言っているかわからないし、相手が何を言いたいかを汲み取る必要性があるので、コミュニケーションが一方的になってしまいがちになる。


これはとてもストレス。


今思えば、本当に申し訳なかったなぁと思ってしまうわけです。


私のクライアントの中には、インド人もいるため彼らの英語に触れる機会もあります。例えば、インド人の英語ってどうなの?という人がいるかもしれないですよね。


インド人の話す英語は「訛り」がとっても強いです。けれど、私が思うに彼らは「母国語」として英語音声の基礎の部分はしっかりと習得しているように感じます。つまり、英米のネイティブからインド英語を聞く感覚は「方言」という形に近いのかもしれません。


もう今では当たり前に指摘されるようになりましたが、日本では中高で正しい発音をきちんと学ぶ機会はほとんど無かったですよね。母音や子音の発音を学ぶ機会がないので、和製英語と言われるカタカナ英語のまま、発音を繰り返し続けてしまう人が多いんです。



英語の勉強に終わりはないので、自分に一番合う方法を見つけることはとても大切。その際に、信頼できる「こんな風に話せるようになりたい」人が身近にいるか、その人から教わることはとても大切。


私たちが日常的に、日本語でも読めない漢字や意味があるのと同じで英語も触れれば触れるほど発見は増える。


講師である私も日々の発見を楽しみながら、学び続けているんです。



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