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下手だっていいじゃん。


今、コロナの影響もあってTAKE OUTのお店が増えているから、私たち夫婦も何か少しずつお金を回すように貢献していきたいね、という話をしていて、二人が大好きな近所の焼肉屋さんにランチを買いに行ったとき。


「失礼ですが、日本人ですか?」

と。笑

初めて出会う人には100%の確率で聞かれるこの質問。
不思議ですよね、学生時代なんて日本人にしか見られたなかったのに。



「予約名がカタカタだったので、てっきり外人さんがいらっしゃると思って、英語話せないからドキドキしてました」って言われました。笑


そしていつもと同様に会話が弾み「どうやったら英語を綺麗に話せるようになるんですか」という質問もされる。彼女は、焼肉屋でバイトをしながらコロナがなければ、セブ留学をする予定だったという。


一つだけ、言語を話す上で今このブログを読んでくれている人を励ましたいのは、


うまく話そうとすることを、今すぐやめる。



母国語の日本語でさえも、人前でうまく話せなかったり、伝えたい言葉が出てこないときなんて山ほどあるのに、英語でいきなり上手く話せるわけはない!


今すぐできないとわかっている無茶な課題を自分に与えないで、拙い英語でも伝わればよしとする気持ちに切り替える!


じゃないと、一生話せるようになることなんて難しい。



言葉を、文法に置き換えない。
つまり、直訳することを、いますぐやめる。


私は、語学系の高校だったんだけれど、
高校へ入った途端、文法が複雑になって、点数も取れなくなって
大好きな英語が訳わかんなくなって、一時期、嫌いになった。


だから、自ら、レッドフラッグあげて勉強というデスクフィールドから、自主退場しました。笑


私は、自分が文法で英語を学習することが苦手だということに気づき、そしてテキストの正解通りに直訳するセンスがないことを知った。


自分でも驚くほど、直訳センスない。訳しなさいっていう問いのテスト、毎回すごいことになってたもん。笑


その時に文法ができないから、文法をやらないと決めました。
時間かかりすぎるんだもん。で、テストも低くていいよね、って思いました。


でも、話せるのに、なんで記憶が定着しないんだろうという疑問と、その当時の悔しい経験がなければ、私は大学で第二言語学研究も言語学と脳科学も勉強したいなんて思うことなかったと思うんです。


それはそれで経験としては必要だったんだな、って今は思う。


別に文部科学省も学校の先生も責めるつもりは全くなくて、ただそういう時代に生まれて、これまでの教育を受けてきたことを受け入れるしかないんだな、思うだけ。それ以上もそれ以下もなにも思わないの。


これを、読んでくれている現役英語教師の方がもしいたら、ただただ「ありがとう」とだけ伝えたいです。ありがとうございます。


直訳しようとすること自体が本当はよくない。表現したい単語が出てこない自分に失望して、文章が頭に浮かばない自分を責めて、「わたしは英語ができない」となってしまう。中学レベルの基本知識はあるのに、英語が話せない人に、ものすごく多いパターンです。


じゃぁどうするか。


徹底的に、英語をマンツーマンで話し続ける環境を選ぶ。
そして、そこから次のステップが必ず見えてくる。
もしくは、Youtubeを見まくる。



仕方なく英語を話すしかない状態を作る。
仕方なく英語しか話せない環境を選んでみる。


そのために、上手に話すことを

まずは、やめる。


ネイティブみたいな発音も、ネイティブみたいに話すことも、直訳することも、カッコつけて話そうとすることも、悔しい想いをしないでいることも、全部やめてみる。


今の自分にはできないって自分をしっかり認識してあげる。


言語を学ぶ時も、新しいことを始めるときも
今自分がどんな状態なのかを認めてあげることって
すごく大事。


そしたら、小さい成長がいっぱいできる。

そうしたら英語は、少しずつ話せるようになる。


何もしていないのに、朝起きたら英語が話せるようになってるなんて
イエスキリストくらいしかできない、そんなこと。


ちょっと今日は辛口だったね。
次回はきっと優しいElliyより。

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https://www.instagram.com/elliy723/

(小声:ちなみにバリキャリEnglishは、発音マスターになるけどね。笑)


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