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LTspice bv,biについて

LTspiceを使用しているとき、信号処理をしたいけどICやデバイスのSPICEモデルを使用するのは面倒、、、というケースがあったりなかったり。 そんなときに役に立つbiとbvについてざっくり忘備録をば。 bv / biとは? ビヘイビア電圧源/ビヘイビア電流源になります。 電圧/電流出力を関数を組んで出力することができます。 ライブラリでは↓のデバイスになります。 なにができるのか? BVであればV=のあとに、BIであればI=のあとに関数を記述できます。 以下の関数

    • LTspice .param構文の活用①

      こんにちは。 LTspiceでの.param構文の使い方/活用方法について書いてみようと思います。 そもそも.param構文とは? プログラミングでいうところの変数宣言になります。 ただプログラミングみたいに型とかはないのでご安心を。 普通にLTspiceで回路シミュレーションを実施する分には使わなくても大丈夫ですが、使えると何かと便利な場面が多いです。 .param構文を用いたパラメータの宣言方法 ここから.param構文を用いたパラメータ宣言について一連の流れを解

      • Spiceモデル使ってみたよ!(SMPS1回目)

        前回、params:付きサブサーキットモデルについて使い方の一例を紹介させて頂きました。 Link : https://note.com/elmorex/n/nce978ae0c44d その実例的な感じで今回はTI社がリリースしているTPS62826Aのスイッチング電源ICのSpiceモデルを使ってみたいと思います。 さっそく中身を見てみましょう。 .SUBCKT TPS62826A_TRANS EN PG FB GND SW VIN PARAMS: SS=0 CL=4

        • LTspice シンボル作成方法(パラメータ付きサブサーキット)

          自分用の忘備録としてLTspiceにおけるパラメータ付きのサブサーキットのシンボル作成方法について記録を残します。 (Web上で情報なさそうでしたので。。。) パラメータ付きのサブサーキットモデルとは?? 下のような.subcktの分にparams:のキーワードのあるサブサーキットモデルです。 params: 以下にサブサーキット内に適用されるパラメータを宣言することができ、このパラメータは回路図上で変更することが可能です。 *Example.subckt delay

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