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日記:2024年4月21日 雨

・なんで日記を書いた直後に日記を書いているのか、自分でもよく分かりません。そしてこのままいくと、今日のイベントは日記を書いただけで終わってしまう。回遊していないと死ぬマグロじみて自転車操業だが、こうなっては本末転倒もいい所なので、また適宜アニメの話とかでお茶を濁す事になるだろう。ちょうど掛け持ちのソシャゲも全部、虚無期間だし。

・そんな訳で本日は休養日。野外で飛んで跳ねた分、肉と米を食いドカ寝をして心身のバランスを保つ。まったく小学生みたいな理想の休日モデルだ。昨夜は適度な疲労の上、ヤクルト1000を2本ぶち込んで眠剤とトリップしたので、起きて時計を見ると朝10時半を回っていた。昔はなんとも思わなかったが流石にニチアサ逃すとやや凹む。

・ふと日付を見ると、誕生日がもうすぐそこまで差し迫っている事に気付いて溜め息が零れた。恐ろしい話であるが今年が20代で迎える最後のゴールデンウィークに当たる。それまでは相対的にでも「若い」と言われてギリギリ誤魔化しが利いていた社会の目も今後は流石に厳しいものがあるだろう。そうでなくとも最近は徐々にだが確実に、頭髪も昔に比べると薄くなり始めている。そんな衰えと死へのカウントダウンが近づくにつれて喜ばしい要素を何ひとつ見出せない。年齢相応の余裕を確保出来ている人間は、いくつになっても嬉しかったりするのだろうか? 歳食ってからの誕生日との適切な向き合い方が未だ分からずにいる。

・「声優ラジオのウラオモテ」2話。扱う題材が題材だけにそこそこ繊細だが、あまつさえ放映前に大型トレーラーに突っ込まれたが如きインターネット交通事故に巻き込まれて、とんでもない事になりかけていた。実際、今回も伊藤美来演じるキャラクターが挨拶する場面で苦笑いしてしまうなど重篤なレベルの余波に襲われてストーリーが何も頭に入ってこない! 本当はリアルに中の人も二人でユニット組んでドル売りしてるから「実力で選ばれてない」というセリフの背景に切実な響きを持たせようとしていたのだろうが……哀しいかな、現実は小説より奇なりである。あと個人的には実際、豊田萌絵の芝居もそんなに上手くないと思ってっし……(ゴニョゴニョ

・「ささやくように恋を唄う」2話。密かに原作を読んでいた俺は毎回腕を組んで歯茎を剥き出しながら見ている。思いのほか展開が早いけどアニメの尺ならこんなものか。女女アニメが豊作な今期の中でも百合姫出身のいわば正統派だが、惜しむらくは俺も含め、TLの百合好きの大半が斜に構えているのであんまり反応が無い所。鍛えすぎたあまりに本作のような直球の恋愛が全て「ゆるゆり」に見えているためだ。薄暗く湿っていたり、インモラルで殺伐とした感情ばかり嗜んでいた結果がこれだよ! ゆーてこれも原作進むともう少しくらいは湿り気も増してくるのだが。はやくお互いに煮え切らないまま性行為に及んで失敗してほしい。

・「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」2話。レベチ。事前にキャスト欄を見て半笑いだった以外は完全にノーチェックだったが、まさしくダークホースであった。令和の釘宮はストレートに即堕ち萌え!しかも日野聡と主従が逆転している。もはや隔世の感という言葉では到底足りない。まるでツンデレという概念そのものが時代を前に屈服し、完全に頭を垂れたかのような、玉音放送さながらの衝撃である。

・くぎゅううううううううううう(発作)。しかし形こそ変われど、未だに一線級で最新の“萌え”を引っ提げてくるのは紛れもない実力派の証。本来は彼女たち程のランクになると、余程の大作でもない限りは主演を後進に譲って脇を固める方が目立ってくるのだが、やはり求められているのだな、時代に。「釘宮病末期患者」「ここに病院を建てよう」などとニコニコで“弾幕”を張っていた俺たちの意志も次の世代へと託されようとしている。若者よ、俺たちの跡を継いでくれ。

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