Elly.

アダルトチルドレン/AC/プラケーター/ケアテイカー/カウンセラー役/母子密着/スーザ…

Elly.

アダルトチルドレン/AC/プラケーター/ケアテイカー/カウンセラー役/母子密着/スーザン・フォワード「毒になる親」/過保護/過干渉/共依存/30代/ 私が母と家から離れるための思考と行動の記録。 *** 2022年4月~ 実家を遠く離れ、一人暮らしを始めました。

最近の記事

闘病

「子宮に癌が見つかった」と母から連絡があったのは5月末のことだった。 ずっとサボっていた健康診断をクリニックで受けてみたら、 「すぐに大きな病院に行ってください」と言われ、 その足でそのまま大学病院に行き、いろいろ撮られて、 医師からは淡々と「子宮がんですね。結構広がってます」と言われたらしい。 「これから手術するし、治療が長引くかもしれないし、元気なうちにそっちに行ってみたい」と言って、 6月中旬に休みを取って父と一緒に私のところに遊びに来た。 スケジュールが急だったし、

    • 弟との話

      「お盆は帰省しないの?」と、母から連絡があった。 朝の8時30分頃にメールがきていたが、返事を待てないせっかちな母は9時前に電話をしてきた。 帰る気はさらさらなかったので、「帰らないよ」と答えた。 地元は大雨の影響で大変な事態になっているようだし、コロナだって大流行している。そんな理由を並べた。ただ実家に帰りたくないだけだった。 父が「(Ellyに)メールが届かない、エラーになる」と言っていたらしい。 格安SIMに変えたため、キャリアのアドレスは使えなくなっている。 長い用

      • 母の日

        なんて日だ。 嫌でも母親を意識する日。 ・・・と、言いつつ、母のことを思い出しても、私はあまりカリカリしなくなっている気がする。 「母の日」は何もしないけど。 *** 昔、子どもながらに母に何かあげようとしたことがあった。 「それはお母さんが稼いだお金で買ったものでしょ?」と言われて 「母には何もあげてはいけないんだ」と思った。 今では社会人として自分のお金があるので、自分で何かあげられるが、 今更あげようとも思えない。 *** こちらに来てから、母からの連

        • 旅立ちの日

          今日、家を出ました。 面接やら大学院やらのために、何度も乗った飛行機。 復路がないのが不思議な感じ。 まんぼうが終わったからか、満席で。 出張っぽいサラリーマン、 4月から大学生になりそうな雰囲気の垢抜けてない男子、 春らしいトレンチコートにピンクのアイシャドウの女性、 飛行機での遠出にはしゃぐ小さい兄妹。 それぞれの春を迎えているんだと、 飛行機を降りて、駅に向かうバスに乗って、川沿いに咲いている桜を見ながら。 ✳︎✳︎✳︎ 空港までは母が送ってくれました。 あと、

          果報は寝て待て

          2022年になって、気が付けば2月も折り返しになっている。 1月の面接が終わった頃に一度「noteを更新したい」と思ったが、 年末から今まで、とても駆け抜けた感じだった。 *** 年末年始は修士論文に当てていて、あまり特筆することがない。 1月6日必着という締切りに向けて、ひたすら書いたり直したりしていた。 1月5日の午前3時まで修士論文や添付書類を印刷し、ゆうパックで出して、 大雪の影響にビビり、何度も追跡をかけながら、なんとか1月6日の締切りに無事に届いた。「やっ

          果報は寝て待て

          勇気

          12月16日は久しぶりに精神科を受診した。 先生は「1ヶ月くらいぶりだけどどうしていましたか?」と私に聞いた。 私は「つらいです」と半笑いで答えた。 名古屋に行ってきたこと、論文を提出したこと、発表が終わったこと、求人が出て問い合わせてみたら、なんだか丁重に扱われていること。 母にどう伝えようか迷っていること。 先生は「受かってから伝えるのもアリだよ」と言った。 それは感じが悪い。なにより母以外の人に迷惑がかかりそうだと思った。 私が「受かってからはちょっと…」と

          ちゃんとツライ

          修士論文を提出しに行った高揚感と、発表の緊張感が一気に消え去ったのだろう。 家に帰ってきて3週間ほどが経ったが、私は家に居るとちゃんとツラくなっている。 まったく論文の修正が進まないし、夜ご飯も食べない時がある。 これは人体実験(行動実験)の続きだ。「家に居るとツライ」ことがしっかり証明されているのだと、ポジティブに捉えている。 *** 昨日は久しぶりに号泣した。 私は数年に1回ほど、「ごめんなさい」と言いながら号泣する時がある。 しかし、一体誰に対して、自分がどん

          ちゃんとツライ

          御利益

          昨日は提出した論文の報告会だった。 本来なら大学院で開催されるはずだった報告会も、これまでと同様、オンラインでの開催となった。 私は木曜日から生理が始まっていた。いつもなら痛み止めを飲んでいれば耐えられるが、今回はどうも重かった。 痛みが強く、貧血もひどい。メンタルもダダ下がりで、「私には生きる価値が無いんだ~」等とネガティブが止まらなかった。 そんな状態だったので仕事を休んでひたすら寝ていた。生理で休むのは久しぶりだった。 同級生たちの「発表原稿つくった」等の報告をLIN

          御利益

          味方を増やす

          修士論文を提出してから1週間が経った。 この1週間、論文執筆と旅の疲れを癒すため、パソコンは一切開いていない。 疲れからか風邪気味にもなり、今日やっと回復傾向になったので、旅の記録とともに今後のことを書こうと思った。 *** 結局、教授には会うことはできなかった。何やらプライベートな用事が入ってしまったらしく、ふられてしまった。 教授に会う目的が無くなってしまったので、その代わりに、熱田神宮へのお参りと、他の院生とうちあげをし、弾丸で京都まで行ってきた。 熱田神宮のお

          味方を増やす

          家出終了

          ホテルに家出したこの1ヶ月間、ずっと修士論文を執筆してきた。 一応、今日の午前4時に一通り書き終えた。 5時間ほどの睡眠をとって、最後に温泉に入り、荷物をまとめ、午前11時にチェックアウトした。 チェックアウトした後は、パン屋さんでパンを買って、会社に来て、修士論文の最終チェックをして、印刷している。 最後の最後に目次の項目が抜けていたり、数字が間違っていたりして、最後まで気が抜けない。 ちょうど100ページになったこの論文と添付資料を5部持って、 私は明日、教授に会い

          家出終了

          action

          あと10日で修士論文を提出しなければならない。 出来は悪いものの、先生には「よくぞ、ここまで!」と、すでにお褒めいただいている。 大学院に憧れ、期待に胸を膨らませて入院した。 最初は理想があった。 「研究者になる!」「論文発表かっこいい!」みたいな、無知ゆえの勢いがあった。 しかし膨大な量の課題をこなし、「研究とは何たるか」を追ううち、自分の研究に対して迷いが大きくなった。 1年生の終わりに開かれた発表会はボロボロで、教員たちも苦笑していた。 先生にも、同じゼミの人た

          こんなに自分のために頑張って行動に起こしてるの、たぶん人生ではじめて。 とっても良いことがあって、記事にしたいところだけど、たぶん寝れなくなっちゃうから、初めてつぶやいてみた。

          こんなに自分のために頑張って行動に起こしてるの、たぶん人生ではじめて。 とっても良いことがあって、記事にしたいところだけど、たぶん寝れなくなっちゃうから、初めてつぶやいてみた。

          エンカウント

          昨日から体調も気分もすぐれない。 昨日は久しぶりに頭痛があって、夜はなかなか眠れなかった。 今日も久しぶりに目まいがしている。 特にうちあわせ等の予定もなかったので、午前中は少しゆっくりさせてもらったが、正直ずっと寝ていたかった。 久しぶりに、なんだかしんどくなってしまった。 *** 昨日、久しぶりに母と仕事で一緒になった。 母は私を見かけると「久しぶりだね」と笑った。 私は目も合わせず「うん」とだけ返事した。 一緒に居たのは数時間だったが、どうにも気疲れがひどい。

          エンカウント

          人体実験

          木曜日は2回目の精神科受診とタイヤ交換を予約していた。 金曜日は仕事で移動が多くなる予定だったので、思い切って木曜日を休みにした。 誰もいない家に帰り、選挙の入場券と、ついでに本と着替えも持った。そして冬タイヤを積んで、家を後にした。 自分の家なのにこそこそして入り、まるで「よその家」みたいだと思った。 期日前投票を済ませた後は、前から行ってみたかったカフェに行き、ミルクティーとさつまいものチーズケーキを食べた。 *** ホテルに滞在して5日が経った。 ホテルに来てか

          人体実験

          プチ家出

          今日から約1ヶ月間、私は実家から車で30分ほどのホテルに宿泊する。 プチ家出だ。 1泊およそ5,000円で30泊、食費等も含めると、20万円弱になるだろうか。 「論文提出まで1ヶ月で、集中したいから」という理由で家を出てきた。 *** きっかけは実家のネットが繋がらなくなったことだった。 どうやらブレーカーが落ちた際に、ルーターが壊れてしまったようだ。 家族の中で最初に「ネットが繋がらない」と気付いた私は、いつもなら対応するのだが、今回はひたすら沈黙を貫いた。 「

          プチ家出

          はじめての精神科

          (なんてセンセーショナルなタイトルでしょう…) 前回の記事を書いた後、私は精神科の初診を予約した。 そして2週間ほど経った今日が初診だった。 この2週間が長かったような、短かったような。 今回は初診まで、そして初診のふり返りをしようと思う。 *** 7月に「アダルトチルドレンかもしれない」と思った後、私はなるべく家族と顔を合わせないよう、自室にひきこもるようになった。 そして夏休みが終わる8月中旬を過ぎた頃、私は身体症状に悩まされ始めた。 主な症状は目まいと頭痛

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