数学の視点でボードゲームを楽しむ企画第一弾は「いちご王国カレンダー」です！
箱にも書いてあるように，計算知育カードゲームです。

いちご王国カレンダーの詳細

遊び方は至ってシンプルです。
1〜31の数字が書かれたカードを5枚使って，四足演算を駆使することで15にするだけです。
電車の切符の下に書いてある4文字で10を作る遊びをしていませんでしたか？
基本的にはコレと同じです。
箱の中に遊び方カードも入っていますが，YouTubeに動画も用意してくれてます。

1人用の遊び方もありますが，数学の授業で実際に遊んでみたので，複数人での遊び方についてだけまとめていきます。

中学3年生，高校1年生，高校3年生にて実践してみました。

まず，遊び方がシンプルなので，ルール確認から生徒に任せても数分でゲームを開始することができます。
また，親と子でハンディキャップ（子は必ず5枚全てを使って計算しなければならない）があることで，心理戦を展開しつつもテンポ良くゲームが進みます。

数字カードが1〜31の自然数しかないため，中等教育での単元内容にバチッと当てはまるわけではないですが，息抜きを兼ねつつ，計算力を向上させることが期待できます。
高校生でも予想以上に熱中していました。
このクオリティで100円とは恐れ入ります。1000円で10セット買えるので，40人のクラスでも10グループ作って遊べますね。

オススメ度★★☆

小学校なら★★★です。
教員が数の範囲に物足りなさを感じるかもしれません。また，中毒性は低めです。