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空き家再生:一棟貸別荘プロジェクト。<その3>体感に勝る学びはない『森のカフェ』との出会い

おはようございます!
本日は、
空き家再生:一棟貸別荘プロジェクト。
<その3>体感に勝る学びはない『森のカフェ』との出会い
といったテーマでお話ししようと思います。

結論から申し上げると…
奇跡が起こりました。まさかまさかの展開。
一番伝えたいことは、「体感に勝る学びはない」
写真、PC画面、人から聞いた話…の学びには限界があります。
「体感」とは漢字のとおり体で感じる。
学んでから実践。ではなく、実践しながら学ぶ。
いっけん遠回りのようで実はいちばんの近道なのだ。と改めて再確認いたしましたのでご報告したいと思います。




「森のカフェ」との出会い

AM10:00 役所で地域振興課との面談も無事終了。その足で車に積んできた息子のチャリで別荘周辺をローラー探索。
というのも、いくら目の前が東京オリンピックのサイクリングロードであろうと、自分で走ってみないとわからない。
お客様がサイクリングを楽しんでくれるような旅を提供したいのであればまずは己から。てなわけで久しぶりに自転車に乗ってみました。息子のチャリの座椅子が高い…足が届かない…大きくなったなぁ…(´・ω・`)☆彡
そんなことを思いながら少し山道を登ると…

素敵な看板が…

何ともかわいらしい看板。
吸いよせられるように森の細道をトコトコトコトコ…

森のカフェ・ダックス

か、かわいい(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
しかし土地勘ゼロ。知り合いゼロ。たった1人…だ、け、ど、
「そんなの関係ねえっ!」
と、勇気をふり絞って扉を開けると…

それはまるでジブリの世界。
キラキラ優しい光を放つステンドグラス。
木の温もりが伝わってくるような家具たち。
おいしそうなコーヒーの香り。
一瞬でその世界に引き込まれました。
すると間もなく「見かけない顔だね、よかったら横に座らない?」
と60代くらいのマダムが声をかけてくれました。
話を聞くと横浜から1時間半かけてバイクで訪れる常連さん。
この空間とマスターにほれ込んで時間をみつけてはおしゃべりにくるのだとかっ(*´ω`*)ステキ…

マスターはスーパーおじいちゃん

そんな遠方からわざわざ通い詰めるなんて…どんな秘密があるのか気になりますよね。答えはそのあとすぐにわかりました。
キッチンからふらッと出てきて「いらっしゃい」と迎えてくれたのが何を隠そう森のカフェのマスター、スーパーおじいちゃん。話を聞いているとそのスーパーっぷりに度肝を抜かれます。
【建物からすべて手作り。】
もともとサラリーマンをしていたマスター。建築の経験も知識ゼロ。すべて自分で調べ、1年ほどかけて創り上げたそうです。
記録をアルバムにして大切に保管されていました。本当に基礎からご自分で。あっぱれです。

素敵なウッドデッキ


お手洗いもおしゃれ


桜チップのベーコンも手作り


家具もぜーんぶ手作り

その一歩から広がる。

マスターの話には引き込まれます。
定年退職をする前から、余生を楽しむ場所を一年かけて探し続けた結果、この場所に惚れ込み、決めたそうです。
しかし…そこはやはり地方。はじめは「よそ者扱い」
近隣住人の理解を得るのに苦労したそうです。
そう…今の私といっしょ。もうこれは…聞いてもらおう。と決意。
「あの…実は…」勇気を振り絞て、現状を告白しました。
一棟貸別荘プロジェクト、空き家問題を解決したい、地方を盛り上げたい…
自分の構想と思いをへたくそな言葉で一生懸命伝えました。
すると…
マスターは思いもよらないことを話始めます。。。

ちょっと長くなりすぎてしまうのでこの続きはまた次回。

まとめ

今回は本当に素敵な出会いがありました。
森のカフェ、スーパーおじいちゃんのマスター、常連の気さくなマダム、桜の香りの手作りベーコン、ステンドグラス…
どれもこれも、自分の足を使って「えいやっ」と行動をおこさなければ間違いなく、出会うことはできませんでした。
「運はつかむもの」ただ待ってるだけじゃチャンスは訪れません。

この日の出来事はすべて、これから続く私人生で大きな財産となることは間違いないでしょう。

「体感に勝る学びはない」

最後までご拝読いただきありがとうございました!


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