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肉食系女子のはじまり

今日、投稿した『肉食系女子』。(←これは元々は7年前の12月にFacebookに投稿したもの。今日ふと出てきたのでnoteに載せてみました。)

この記事の2週間前に同じくFacebookに『肉食系女子』というタイトルで投稿した記事があったので、掘り起こしてみました。前作の前編です。
当時、私の友達の間では何故か?とっても好評だった…これらの記事。
前編もnoteでご紹介しますね。

(注)こちらも会話文がバリバリの飛騨弁(ネイティブ)です。一応、註釈を付け加えてありますが、万が一意味がわからない方は、コメント欄よりお申し付けくださいませ。

◇◇◇◇◇

『肉食系女子』


うちの義母は現在83歳だけど、つい最近、80歳を過ぎたときに「私は肉が好き!」と突如、肉食系に目覚めてしまった。そのため、時々、義母の為に、家族で焼き肉を食べに行くようにしている。

そして、今日。夫は職員旅行で留守にしているけど、義母が肉を食べたそうにしていたので、近くの焼肉屋さんへ皆で夕ご飯を食べに行くことにした。

義母は大喜びでウキウキしている。ところが、義父が「おりゃ~行きとうない!」(オレは行きたくない!)と言いだし、頭から布団をかぶって寝ているではないか・・・。そうそう義父は草食系なのだ(汗)。

ああ~いつもの意固地が出てきたようだ。義母は自分一人でも行くつもりでいるから(食べる気満々)、義父のことなどお構いなし。

仕方なしに、私が義父の寝室へ行き、布団を被っている義父を説得すること30分。

ようやく義父は「わかった、行くわ~」と言ってくれた。やれやれ、これで一安心だ。

早速、焼肉屋へ電話をして予約。義母は、「割引券があるんやさ~!」と言って、嬉しそうにはしゃいでいる。息子も「じいちゃんが行かないんなら、心配だから、ボク留守番する」と言っていたので、これで全員で食べにいけるぞー!

さあ、大人4人で焼き肉か・・と、自分の財布に多めにお金(私のへそくり)をそっと入れる。



あれ・・・そこで、ふと思い出した。

おいおい!今日は、私の誕生日ではないかっ!

本当は私がご招待してもらう立場ではないか。

しかし、家族はみんな忘れているようだ。(と言うより、焼き肉に心が行っちゃってる泣)

しかも、足腰の弱った老人二人&息子。雪も降っているし、車を出さねばならない。

飲んでられないな~涙。

あゝ私って、なんて良い嫁なんだろう・・と、(誰も褒めてくれないから)自画自賛する(;´Д⊂)。


義父はちゃんと起きて、やわって(準備して)くれるかな・・・。
せっかくの外食なんだから、皆で楽しく食べたいな。それに私の誕生日だし。
…と、ささやかな願いを込めて、お出かけの準備をする。

なんだか心配だけど、今から行ってきます~(^^ゞ


(写真は先日購入した、弓削陽子さんのお茶碗。)

(そして続き)

先ほど、(焼肉屋さんから)帰ってきました。
結局、出掛けに義父は「おりゃ、やっぱり行きとうない!」とゴネ始め、息子が「じいちゃんを家に残して行くのは心配や~!焼肉食ってる間にポックリ逝くような気がする!」と言い出して、でも、義母は「予約したんやで、早く行かんかな!!」と言うし…( ̄▽ ̄;)。

悩んだあげく、私と義母の二人で焼肉屋へ行くことになりました(汗)。

店では私はひたすら焼き係で、義母は飛騨牛ロースをガッツリ食べてご満悦。勿論、お勘定は私。

姑様と一緒に二人で焼肉屋に行く私って、なんと良い嫁なんだろう…と、またまた自分を褒めました(;´Д⊂)。
私の誕生日は、ガッツリ肉食女子の焼き肉女子会で幕を閉じました。
チャンチャン♪(; ̄ー ̄A

◇◇◇◇◇◇

そして今現在。(令和元年)

この頃の私。ホントよく頑張っていたなぁと思います。健気すぎて涙が出そう(;∀; )。

当時は【良い嫁キャンペーン】真っ只中でしたが、今はとうにやめています。この7年の間に、私は我が家の天下統一を成し遂げ、覇者となりました(笑)。

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