2020年。キリ番はなんだか気分がいい。
新年からうれしいニュースが2つ。

1つ目は、長く妊活に取り組んでいた妹分がようやく妊娠したこと。結婚してから妊活はがデフォになっていた。使ったお金のことは「考えたくない」と笑っていたが、相当なものだったようだ。
ほんと、よかった。

2つ目は、49歳の友人（女性）が結婚をしたことだ。
結婚=幸せとは言わないが、彼女は結婚をしたいと20代のころから言っていた。結婚したいという願望が叶ったことは、おめでとう! と言うのに値する。彼女とはいっしょに婚活パーティーに行ったこともあるし、何度か男性を紹介もした。が、どうもうまくいかない。
確かに、美白に情熱を燃やし、ブランドを好み、エステに通う彼女のお眼鏡にかなう人はなかなかいないように思えた。小柄でかわいらしい彼女はとても49歳には見えない。「（相手への）希望が高そうだ」いつしか、そんなイメージを持っていた。

昭和40年代後半に生まれた女性たちは、大学時代にバブルを経験している。人生で一番時間が自由に使える時代にお金を持った学生たちに怖いものはない。海外旅行へ行き、ブランドに身を固め、外車に乗った彼氏が迎えにくる。彼氏さえもファッションの一部だ。
そして、バブルの崩壊。
一度贅沢を覚えた女性たちの満足度を満たしてくれる男性はほとんどいない。いつしか40歳を超え、会社では「お局」の座を確固たるものにし、おひとりさまの生活を満喫しながらも、「いつか白馬の王子様が迎えにきてくれる」と思っている。私はこのような女性たちを否定するつもりは全くない。女性の生き方はさまざまで、自由を満喫し、自分磨きをする女性たちは生き生きと輝いている。むしろうらやましいとさえ感じる。

さて、彼女の夫となった人。未だに詳しくは聞けてないが、彼女から一言「変わった人です」とメッセージ。
なるほどこれか。
私の知っている彼女なら変わっている人は、「信じられない!」と即排除の対象だった。今後の生活が「信じられないもの」か「信じられるもの」になるかは、お互いをどう尊重できるかだ。

一口に「結婚」というが、アラフィフの結婚は「いっしょに人生を築いていく」のではなく「人生を寄り添っていく」になる。40代だからこそできる結婚がある。

たかが結婚、されど結婚。
百人百様があって、面白い。