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HSEの景色_ 牧村朝子さんのエッセイを読みました

はじめに

牧村朝子さんのエッセイ、
ハッピーエンドに殺されない」を
ご存知でしょうか。

昨日、このエッセイの2019年3月20日の
“「自分はHSP」と自己診断してしまう前に”
偶然目にしたので、読みました。

こちらのエッセイは以下のリンクから↓

https://cakes.mu/posts/24951


この内容は、私も少し考えていたことだったので
読むことが出来て本当に良かったです!


読んでいて心に残ったのは、

言葉を自分に身につけるんじゃない。
自分が言葉を調べるんです。

という言葉です。


自分がHSPということで、
許してもらおうとしていないか。

特別だと勘違いしていないか。


カテゴライズは、人によっては
魅力的で、視野を狭めてしまうと思います。


占いでたまにあるような、
自分に当てはまることを言われた時、
それが自分であると思ってしまう感覚。


カテゴライズに安心し、
自分で満足してしまって、
思考を止めていないか。


自分はどうかと、問うてみてください。


検索という行為

牧村さんがこのエッセイの中で
検索ワードのことを取り上げていましたが、
私たちが日々使う検索エンジンのシステムの
問題点が現れたことかなと思います。

Googleなどの検索エンジンは、
自分が打ち込んだ(選んだ)言葉やワードに
関連することが出てくるシステム。

ということは、です。
自分に都合が良い情報が出てきやすいんですね。

その中でも自分が関心を示したものを
さらにタップして詳細を見ると、
それを全てだと思ってしまうかも。


少なくとも自分は、大学生になるまで
情報リテラシーのスキルが低く、
情報の出典が明らかになっていない
不確かなことも簡単に信じていました。

そして、自分の気になることや
好きなことだけを、多面的に見つめず
一面的に捉えてしまっていました。


逆に言えば、インターネットで
情報を得ようとするとき、
自分で選んだり調べようとしない限り、
知ることはできません。


ヤフー検索やニュースサイトの
トップページ等では、
色々な情報を見る機会はあるかと思います。

しかし、1つの記事を読むと、
次々とオススメ記事が勝手に出てきたり
閲覧履歴から好みそうなものが出てきます。


対してテレビや新聞といったメディアは
そこにある情報を見聞きし、読めば
自分が選ばない情報も得られます。


おわりに

HSPを知ってから、関連情報を
発信しているサイトや記事に出会いました。

色々ありますが、言葉に騙されず、
言葉を信じて学んでいきたいですね。

まずは、HSP関連の本を読みます。
学びはそこからですよ、自分!


最後に、牧村さんの文章を引用させていただきます。
原文はこちらから、ぜひご一読ください。

「HSP!嫌われる?今すぐチェック!」とかいう脅し広告を出していた人も、多分そんなことになるとは想像していなかったのであろう発案者エレイン・アーロン博士も、あなたも、わたしも、みんな、言葉を使う人間です。

そして、言葉により苦しみを整理し、何かを伝えようとする、それを仕事としてやっていくにはやっぱり、お金を稼ごうとするわけよね。それにあたり、「●●で嫌われる!」って脅し広告を出す人と、自分は違う、って思おうとして、そう思いたくて、ずいぶんわたしは苦しみました。

何にも違いやしないのかもしれない。これは言葉を売る仕事の業なのかもしれない。けどそれでも、「わたしは脅して買わせます」みたいな開き直りをせず、「あいつらは脅し広告で読者を囲い込む悪人だ」って正義ヅラもせず、なんとか、言葉と向き合うビジネス全体に、向き合っていきたい。それにあなたがもし読者としてお金を払ってくださるなら、わたしはまだまだ悩むことができます。前向きに、悩むことができます。


アルバイトが出来なくなってしまったので、サポートしていただけたら本っっ当に嬉しいです!!!