emiko||野球ママのひとり言

ひとり息子が高校球児。高校2年生。甲子園目指して朝から夜遅くまで練習に励む毎日。息子の…

emiko||野球ママのひとり言

ひとり息子が高校球児。高校2年生。甲子園目指して朝から夜遅くまで練習に励む毎日。息子のために洗濯、お弁当や捕食づくりに毎日奮闘中。アンチ高校野球だった母が野球漬けの息子への愛を綴ります。

最近の記事

負けを負けのまま終わらせない

 三回戦、準々決勝と勝ち進み息子も試合に出続けた。ところが次の試合でまさかの敗退をした。勝負事はやってみなければわからない。そうはわかっていても、多分勝つと思っていた。もっともっと息子も経験を積めると考えていた。    思うような試合展開に持っていけなかった選手たち。それでも最後の最後まで粘って粘っての内容だった。粘り強さや負けたくないという強い気持ちを感じた。けれどもなにかが足りなかった。  負けた瞬間呆然自失。「どうして・・・」大きくため息がでた。全身から力が抜けたみた

    • オレはいつも全力

      いよいよ初戦 息子も夫も私も緊張感マックスで迎えた春の大会の初戦。私は前日、氏神神社で「息子が最後まで出られますように」と祈った。 最後までグランドにいられるということは、ヒットを打ちエラーをしなかったということ。そうしたら次の試合にも出られる・・・はず。 不動のレギュラーへ! と言っておきながら地道な目標だけれど背に腹は代えられない。「千里の道も一歩から」だ。 だけどもう「無理かも」という本音を抱えている私はいなかった。よくわからないけれど「この子はできる」が前提の私

      • 不動のレギュラーへ

        底を這う まさかの二試合目スタートの今シーズンから一か月。濃ゆい濃ゆい時間だった。調子いいはずだった息子はあの後も芳しい結果を出せずに低迷。ライバルの一年生が打てなくなっても息子にチャンスがまわってこないという辛い辛い現実が待っていた。三月半ばには私はすべてのやる気を失い、へそを曲げ応援に行くことを辞めた。それでも息子の活躍はなかなかやってこなくて、もしかしていじわるをされているのか?とさえ妄想する始末。 ついに そして突然、私の気持ちの方向転換がやってきて、私が闘うか

        • 厳しい現実

          なんでー? さあ練習試合開始。調子が良さそうだったからおそらくA戦一試合目スタメンだあと張り切っていたのだけど、蓋を開けたらなんと、息子ではなく一年生がスタメンに入っていた。ガーン。まさか!なんで? だけど気を取り直す。一年前のシーズン一試合目、息子も二年生を差し置いてスタメンだった。せっかくのチャンスをものにできず 次の試合はいきなりB戦メンバー。もう少し様子見てくれてもいいのになあ、そう思ったけれど、しかたない。そんなものなことは、これまで何度もあったしね。だから正直

          練習試合が始まる

          高校野球は12月から2月は対外試合が禁止されている。だからこの期間は冬練習が行われ走り込みなど地味な練習が中心になるらしい。 いよいよ明日から本格的に練習試合。4月に3年生になる息子にとっては最後のシーズンが始まる。 成長ぶりはいかに! 明日はどんな息子の姿が見られるだろう! 冬を越えてひとまわり大きくなった逞しい活躍ぶりを見せてくれるのか、はたまた昨シーズンと変わり映えしない姿か。 膝の怪我を抱えながら迎えるシーズン。いつまたロッキングするか誰にもわからない。レギュ

          ゆかいな仲間たち

          息子が野球をやっているから出会えた人たちがいる。 野球は他のスポーツよりも親がかかわることが多いと言われるが、確かに練習、試合にかかわらずグランドにいる時間は長かった。 だから、親のつながりも良くも悪くも深くなる。 今日は久しぶりに学童野球チーム時代の母たちで集まった。所属していた学童チームは素晴らしいチームだった。指導者の方々は熱心に野球を教えてくれたし、暴力暴言は一切なかったし、保護者に対しても横暴さがなく本当にあたたかいチームだった。 そして、同学年の保護者もま

          ご機嫌麗しゅう

          ここ数日息子のご機嫌が麗しい。おそらく多分、部活で調子が良いのだろう。ヒットが打てたり守備も良かったりするだけでなく、指導者からの評価も悪くないのだと思う。 本当にわかりやすい人だと思う。上手くいっていないと、 「オレだめかもしんない」 「野球おもんない」 「理不尽や」 というネガティブ語録を並べ出し、 オレはどうしたらいいのだと人生相談劇場になる。 それが最近は、 「魂こめて練習してる」 「オレはオレや」 「まわりなんか関係ない」 というたくまし〜い言葉を口にしている

          半月板損傷

          息子は昨年の夏前に、半月板損傷という大きな怪我を経験した。 半月板は大腿骨と脛骨の間にあるCの形をした軟骨様の板で内側と外側に一個ずつあって、膝関節に加わる体重の負荷を分散する役割と、関節の位置を安定させる働きをしている。 その半月板の一部が破れたりちぎれたりすることを半月板損傷というようだ。そして破れた半月板の一部がなんらかの原因で関節内に入り込むと関節がロックされたように動かなくなり(息子の場合は伸びた状態でロックされる)曲げようとすると激痛が走るらしい。この状態はロ