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「休みたい」「辞めたい」の一言がどうしても言えなかった


今、私の心は苦しんでいる。


それは
来月のお稽古を休みたいと
先生に伝えることがしんどいこと。


伝えないといけない!と思いつつ
行動を先送りにしていたけど



さっき、先生からLINEが来たので
今言わなきゃ!と心がドキドキしてる。



他の人から見たら
えっ!なんで!?
休みますって言えばいいだけじゃん!

って話なんだと思うよ。笑


しかも、ただのお稽古事だしね!笑


だけどね…
私はこういうのがすごく
プレッシャーになるんだ。


休むとか辞めるとか言うことに
すごく罪悪感を感じるの。


学校を休むことにも罪悪感があった
部活を休むことも、辞めることも
仕事を休むことも、辞めることも
いつも後ろめたかった。


だからハッキリ言えないの。


体調が悪いからお休みします
とか言ったら心配させちゃいそうだし…


頑張れば行けなくもない程度だけど
今月は休みが欲しいです!と言ったら
サボってるみたいに思われそうだし…


なんか先生とかみんなに
失礼な気もするし…


元気なら来いよ!って
思われないかな?


私が行かなかったら
みんなで躍るパートの練習が
できないから迷惑かな?


先生は私が1ヶ月も休んだら
いい気がしないのでは?



みんなに迷惑かけるのでは?
先生をがっかりさせるのでは?


あぁ、でもなんか
みんなに対してより先生に対して
申し訳ないという気持ちの方が
大きい気がするな。


先生にお休みすると伝えたら
寂しいですとか、心配です
っていつも言われるから
申し訳ない気持ちになってたんだ。


こんな気持ちにさせてしまって
本当に悪いことしたなぁ…
って感じるんだよね。


だから私は休みますとか
飽きたんで辞めますとか
言えないんだ。



先生をがっかりさせるのが
私は怖いんだ…


先生を裏切ったみたいで
私は怖いんだ…





だから私は
心のままに自由に
生きることができないでいる。
(本当の望み)



本当は休んで、温泉に行ったり
ゆっくりと自分と向き合いたいのに
それができないでいる。

(本当の望み)



フットワーク軽く、勇気を出して
決断して、楽しいことに時間を使う
軽やかな私でいることができないでいる。

(本当の望み)


だけど…
本当は望んでる自分になるのが怖い。


心のままに生きてしまったら
軽やかに好きなことだけを選択したら


心はコロコロ変わるので
私はどこにも定着できず
何にもモノにすることができなくなる…


私は何のアイデンティティもない
特技も何もない人になるのが怖いのだ。


20代の頃、心のままに旅した
バックパッカーみたいに自由に生きたら



私は何にも継続できず、特技もなく
根を張る場所もない…


私にはコレ!!!私にはココがある!!!
そんなものを持ってない人になるのが怖い。


だって、宙ぶらりんじゃないか…


飽き性で、気分屋で、遊んでばかりで
中途半端で、これといった特技がない人


そんな人には絶対になりたくないよぉ…


飽き性な人って
忍耐力がないだけでしょ!?


気分屋な人って
要はワガママってことよね!?


遊んでばかりの人って
人生舐めてるでしょ!?
要するに甘いのよ!


これといった特技がない人は
ただの凡人やないかーい!


って思ってて
私はずっとこんな人にだけは
なってはいけないと思っていた。


忍耐力がないとダメだ!
ワガママはいけないんだ!
自分に甘いやつはダメだ!
凡人なんてつまらん!


だから、今回の出来事は
そんな自分を受け入れるために
起こっているんだ。



忍耐力のない私も、ワガママな私も
自分に甘い私も、凡人の私も


もうそろそろ
そういう自分ということを認めて
受け入れてあげましょうよ!!!!

ということなんだね。


てか、私そもそも凡人!!!!笑


忍耐力だってないし、ワガママだし
自分に甘いところもあるんだよね。


だけど、それも私の一部で
あってもいいんだよね。


だから今回は
忍耐力がなくて、ワガママで
自分に甘い私になるのが怖いけど…


日本舞踊というアイデンティティを
失って普通の人になるのが怖いけど…


私は来月お休みしたいと
伝えます… !(怖い!)


そうやって、ずっと自分のことを
忍耐力が無い! ワガママだ!
自分に甘い! 普通はダメだ!

って責め続けてきたんだ。


私はそんな自分になりたくなくて
飽きても続けたり、嫌でもYESと言ったり
人にも甘えず、特別な誰かになろうと
頑張ってきたんだ…


忍耐力がなくても、ワガママでも
甘ちゃんでも、普通だとしても
いてよし◎


ということで
私の恐れに寄り添いながら
先生にLINEを返信してみた。


書き始めた頃より
恐怖心が薄れていた。





本当に私は「辞める」「休む」って
忍耐力のない、弱い人間のすること
って強く思い込んでてね。


逃げるな!甘えるな!
ってスポ根が抜けなくて。


これって、小学生から感じてて
学校を休んではいけないとか
部活をサボってはいけないとか。


努力、根性、忍耐!
夢に向かって羽ばたけーーー!
みたいな。


うるせーよ!って感じで。笑


社会全体がそうだし
両親だってそうだったんだけどね。


だからこそ
そんな自分はダメだ!って思い込んで
ずっと自分を否定してたんだよね。


忍耐力のない自分なんて
すっごくダメダメな気しかしないけど
忍耐力100%の私なんかいない。笑


ダメな自分を受け入れることって
すっごく抵抗があるからこそ
自分を愛するって難しいって感じる。


だから、光と闇を統合して
一つになる過程は大冒険だと思う。


最近は自分を受け入れられてるぅ〜
なんて思っていたけど


お休みしますのLINEが打てなくて
まだまだ恐れがいっぱいだと気づいた。


忍耐力が無い! ワガママだ!
自分に甘い! 普通はダメだ!


そんなに私は恐れてたんだね。


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