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Emilie Floge History vol2

<新会社の誕生>

昭和40年代の喫茶店は、いわゆる純喫茶の形態で、4人掛けの大きめのソファーにテーブルを配置し、店内の照明は暗く、メニューは定番のコーヒー紅茶ジュースにサンドイッチとナポリタン ・ピラフがメインでパフェなどの甘味がサンプルケースに並んでいました。
当時IDPチームの杉山氏が考えた立川に必要な喫茶店は、健康的で躍動的で明るく日常的に利用 出来る店舗をイメージしていました。
自身の経験から商談や家族が利用出来る場所、待ち合わせやショッピングの合間に利用出来る場 所が少ないと感じていました。
当時の立川駅周辺は、髙島屋や伊勢丹などのデパートをはじめ、三峯・鈴屋といったファッショ ン系店舗やマクドナルドなど若者が集まる環境が整いはじめている頃で、IDPチームも杉山氏 のイメージを共有し店舗設計を進めて行きました。

大正14年頃の立川駅前風景
昭和50年頃の立川駅前周辺

設計が進む中、服田氏の提案で新宿アドホック街のコーヒーショップ「Newトップス」を参考に、 2人掛けの45㎝角のテーブルと、ダウンライトの明るい照明の店内、コーヒーをサイフォンで一杯 ずつ淹れるコーヒー専門店がこれからの立川に相応しいとの提案から、昭和49年初冬、喫茶店の 骨格が出来上がったと聞いています。
IDPチームは、開業を昭和50年春頃とし昭和50年2月25日に新会社、株式会社美和ギャラリーを設立して開業の準備を進めていきました。

つづく・・・


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