とても不誠実に見えていた人の行動は、実は思慮深く焦って物事を簡単に判断しない、責任感と自分軸のある誠実な対応だった。

一方、誠実の見本のような人の行動が、実は体面を優先したり優劣や損得で判断している、他人軸で承認欲求を満たすための不誠実な対応だった。

最近、それぞれこんな風に感じる人と出来事がありまして。
モヤモヤモヤからの強制内観タイムでございます。

上部で人を判断していた浅はかさ
誤解してしまっていた後悔
心眼で見られなかった未熟さ
騙されていたと感じる怒り
他人に期待をしていたエゴ
関係性を失ってしまった絶望
単純に予定が変わった苛立ち
思い通り進まないことへの不安

⇧こんな感情が自分自身に溢れて、次は自己嫌悪タイムです。

カウンセラーのくせに…
人にはいい事ばかり言うのに…
いつも理解してるフリして…
何にも解ってないやん…
どんだけ見る目ないの…
コントロール欲ばかり…
めっちゃジャッジしちゃってるし…
自分の本音もわからないの？

はーーもうバーカバーカ私バーカ

「ネガティブも全て愛すべき感情です」なんていつも言っておきながら、認めるどころか亡きものにして蓋をしてきた、こんな⇧ネガティブ感情が吹き出しました。愛どころじゃないですね。

しかしですね
手足は冷たく、顔は鬼のようになり、胸がドキドキ痛く、心で散々悪態（私は超口悪いので、すごいのです）をついて、他人も自分も責めて責めて責めて一段落すると、超スッキリしている自分に出会えました。

失うことや孤独への不安があった
心の違和感を見て見ぬ振りしてた
一度からっぽになることが怖かった
自分で進む力を信じてなかった
心と言葉と行動が一致してなかった
え？自分で選んでもいいの？
この場所で我慢しなくていいの？
この状況から解放されていいの？
もう好きなこと思っていいの？？
わーーーい、わたし自由！！！

もちろん先の不安や心配は持ったままです。
が、⇧この瞬間「今」感じることとして、私は確実にポジティブで自由で幸せな状態に自分で進む（戻ってくる？）ことができたのです。

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梵我一如

「梵＝ブラフマン」普遍的な宇宙の根源的な原理や絶対的な存在であり、永遠・不変・全能なすべての現象の根本。
「我＝アートマン」個別の自己・アイデンティティ・自己意識であり、永続性を持たない無我（無常）の性質。
梵我一如とは「ブラフマン＝アートマン」であり、個人の本質は世界の本質に通じて同一のものである、とう考え方。

※本日の言葉は仏教の教えではなく、古代インド思想であるウパニシャッドの思想です。

今回の出来事を家族に話したとき

「どっちの人も、それができるなんてすごいね、って尊敬できる出来事じゃん」

と言う言葉が返ってきました。
いつも他人へ言っている割に、自分自身で腑に落としきれていなかった「根本は一緒」という考え方を証明してくれるような金言が降ってきて、ああこの言葉をもらうために起こった出来事なのかなあ、有難いなあ、とこの時思いました。

人はどんな言動や表現をしてどんな感情を持とうとも、その大元は同一の尊い愛であるということ。
全てはそれを思い出すために必要だから起こっているということ。

そのことを教えてくれている全てに感謝。
…の状態をいつも保てるよう、自愛慈愛。