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子供から学ぶ「人生を不確かにして不確かな要素を楽しむ」

いとこがディズニーシーに行くというので、一緒になって子供を連れて遊びに行ってきました。

3歳、5歳の男の子ふたり。乗れるもの乗れないものありますが、絶叫好きの我々夫婦は、できればジェットコースターみたいなものに乗れるようになって欲しい!という想いもあり、いろいろと興味関心を惹きつけつつ、絶叫系に乗れるように仕立て上げています(笑)

さすがに3歳は無理ですが、5歳ともなると、乗れるものも増えてきて、今回は「フランダーのフライングフィッシュコースター」という小さなジェットコースターに乗り前回は怖くて顔が引きつっていましたが、今回はまさに「絶叫」!大声を出して楽しんでいました。成長だ!

ディズニーでは子供の行動からいろいろ学ぶものがありました。

ものごとは自分(親)の思う通りにはいかない


いろいろと計画を立てていきたくなりますが、子供がいるとそう簡単に計画通り進ませてくれません。この次はあれに乗って、その次は動線的に、これで、と大人だけなら簡単に遂行できる計画も、「お腹すいた」の一言で破綻します。

ライオンキングのラフィキじいさんがいたので、一緒に写真を撮ろう!とテンション上がって家族みんなで写真をとろうとした時も、「まだポッキー食べてるから!」と意味不明な言い訳で写真に写ろうとしない息子・・。

親としては一緒に写真に写りたいからこっちきて!と誘いたいのですが、どもう気にならない息子くんで、ラフィキじいさん(家族とは違う人物)がその場にいるので早くきてと言う焦りと、さらに次のお客さんが待っているから親はもっと焦る。けど子供はマイワールド。

結局息子は写らず、下の子と夫婦二人とラフィキじいさんの4人ショット。ちょっとイラッとしてしまいましたが、まあ改めて考えてみたら、子供なんてそんなもんだよな、ひいては人生なんてそんなもんだよな、と。

思い通り、計画通りに行くことの方が稀で、基本は想像し得ない方向に進んでいくのが子供なのかなと思いました。子育てをしていると、本当に自分の思い通りに行くことが少なすぎて気が滅入ります。が、それは子供からしても同じなのかもしれない。子供は今を生きています。多分あまり先のことは考えてなくて、今を一生懸命に生きているので、今思いついた願望が叶えられないと駄々をこねます。自分は、わりと今というより今とちょっと少し先をみているので、今この瞬間の駄々を満たしてあげると少し先の予定が崩れることもわかっています

このちょっと先の未来を柔軟にコロコロ変えれるマインドセットが親には必要なのだと気づきました。というか気づいてはいましたが、改めて思い知らされました。そして親こそぼきぼき折れないといけない。子供の駄々に楽しんで乗っかれるマインドセットが大事だなと思いました。

逆に。そうきたか!といってこの計画変更を楽しめれば、これはどんな人生が待っているか逆にワクワクに変わるというのも想像に難くないです。想像できる未来をベースに、想像できない未来をくっつけて、その差を楽しめれば、自分はもっと充実した人生を送れるでしょう。だって、想像した未来を迎えてワクワクがありますか?

ということで、子供の駄々から気づいた、人生を何倍も不確かにして、不確かな要素を楽しむマインドセットが大事だよね、というお話でした。

ではまた。


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