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生と死はリアリティ・ソサエティ。

いつから生きること/死ぬことに影響を受けやすくなったのだろう。

こんなに脆くなったのだろうか。

思考する。これは、この状態は私の想像力が豊かになったからだろうか。確かに昔よりある種の方向性における想像力は年々培われているように思う(その分欠落しているものもある)。想像力は昔から人一倍あったのだ、これを正確に言うなら創造を含んだ想像力という位置づけになりそうだ。

そんな事をグダグダ考えているうちに気付いた。

この影響を受けやすくなった自身の脆さは、言うなれば“生と死はリアリティ・ソサエティ”その鮮明化、解像度の向上。“それ”が当たり前の事だと受け入れてしまったからだと。もっともっと現実味を帯びて、くっきりとした輪郭を詳細を伴い捉えてしまう様になったからだと。

私は今まで、受け入れる事は納得する事だと思っていた。どうやらそれは、ちょっと違うんだと気付いた。

受け入れる事と納得する事は違う。受け入れる必要にかられているだけで、納得はしていないんだと。もはや納得するなんて事があるのかさえわからない。

そう思いながら今私は確実にひとつ、またひとつと呼吸をしている。

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