『浜田雅功が品川にブチ切れた理由　蹴り、ビンタ…』からの引用と感想・解説を書きます。

　ブレークし始めたばかりの品庄がダウンタウンの番組「ガキの使いやあらへんで」（日本テレビ系）に出演した時のこと。相方の庄司智春だけが浜田の楽屋にあいさつに行き、品川は行かなかった。すると、エレベーターを降りる時、浜田に後ろから蹴りを入れられ、ビンタされ、「お前コラアァ！」とブチ切れられたという。

　すでにロケバスには浜田の相方の松本人志、山崎邦正（現・月亭方正）、ココリコらが乗り込み待機していたが、彼らはあまりの事態に目が点。「見ちゃいけないものを見た顔」（品川）になっていた。

　ロケ現場の公園に到着し、スタッフから「浜田さんが呼んでます」と告げられた品川。浜田のところに行くと、「お前、確かに今まであいさつせえへんヤツやったかもしれへん。けど、お前、今、テレビに出始めや。これから上がっていくヤツや。今まで以上にあいさつせな、あかんねん。お前が今まで吸ってたところで同じようにタバコ吸ってたら『生意気や』言うヤツおるやろ。お前が今、上り調子やから、誰も言わへん。でもお前、仕事なくなってみい。誰も相手せえへんぞ。だからお前、今一番あいさつせなあかんねん」と説いた。

　浜田は「（仕事）なくなった時、誰が何してくれると思ってんねん。俺ら、家族やろ！」と一喝。品川は「俺もう、涙、ぶわーッと出た」と浜田の愛情を知り、号泣したことを明かしていた。

　これを読んで、浜田さんはタイプ８かなと思いました。自分の部下に、自分の考えをきちんと説明するタイプ８っているんですよね。ときに勝手な理屈でもあったりするんですけど、まあ筋が通っているように見える。この場合も、蹴りを入れるのはどうかという話にもなるんですけど、まあ筋が通っているように見える。そんなところがタイプ８っぽいですね。浜田さんは、人に説明することを、たぶん、人生のどこかで学んだんだと思います。あとは、「家族」という言葉。ガッツセンターが家族という言葉を使うとガシッと力が入った感じになるんですよね。これ以上うまく伝えられないけど。
　以前にも書いたことですが、ガッツセンターは好意を言葉のみにとどめません。形や行動で示します。仕事が無くなったとき、なくなりそうなときに、形や行動で示す覚悟があるのでしょう。

　浜田さんがタイプ８なのに対し、品川さんはタイプ２のようですね。想いに打たれて涙が出るのはハートセンター。浜田さんの心意気に心が反応したのでしょう。品川さんはタイプ２で無ければ、タイプ３の可能性もあるとは思いますが、けれど、タイプ３だったらここまで自分を出せるかな？ タイプ３なら言うにしても特定の人にだけ言って、不特定多数に知られるのは嫌がるんじゃないかな？たとえ見せるにしても、もうちょっときれいに見せようとするんじゃないかな？ などと思ったり。ですから品川さんはタイプ２としておきます。細かく言うとタイプ２ウィング３(T2W3)ってとこでしょうか。

　タイプ８とタイプ２って線でつながっているんですよね。エニアグラムの分裂統合の間柄。だから気持ちもつながったのかなあ、などと思いながら記事を読みました。

　ガッツセンターやハートセンターの説明は『【エニア用語】センターとは？』をご覧ください。
　ウィングや分裂統合の話はいずれ書きます。