見出し画像

あたたかくやわらかくあるために。


今日もいい天気。
めずらしく7時までごろごろしたあとに、おなかすいた、という声でしぶしぶ起き上がる。

4枚切りの食パンに十字に切り込みを入れてトーストし、はちみつをたっぷりかけて、バターのかたまりをぽんと置く。
じゅわっともちっとあまじょっぱくて、至福。
コーヒーを飲みながら新聞を読む。



ポロポロとパンくずの落ちたテーブルを片付けながら、そういえばこのテーブルを買ったのは11月だった、とふと思い出し、いつもより念入りに拭きあげた。
次男の生まれる年だから、ちょうど10年前だ。

あのときどうしても、大きなすてきなテーブルが欲しかった。
ずっと一緒に暮らしていけるテーブルを持つのが夢だった。
キッチンの作業台も狭すぎて、だから子どもといっしょにお菓子をつくったり、勉強したり、工作したり読んだり書いたりできる、そんななんでもできるテーブルに憧れていた。

狭いアパートには不釣り合いだったけど、手に入れたときは、本当にしあわせだったっけ。
シンプルなオークのテーブル。
今でも家にいるとき、私はほとんどこのテーブルで過ごしている。


そう考えると、あのとき描いた未来はもうここにあるのか、なんて思ってみたりする。


朝日が差し込む。


ここ最近、油断しすぎて日焼けしている気がする。
日差しが強いのはわかっているのだけれど、景色も空の色も夏とは違うさわやかなので、ついつい無防備に日を浴びてしまってた。(反省。)
今日は念入りに日焼け止めも塗って、しっかり帽子をかぶって外にでた。


午前中、しまった薄着で来ちゃった寒いかも…と思っていたら、午後はやっぱり暑いくらいで、でも3時になる頃にはすっかり日は夕暮れ時の光と色そのもので、なんだかすごく寒いね…となった。


それにしても、あたたかい日が続くのは、私にとってはうれしい限りです。
あたたかいところに住む人の方が、おおらかで幸福度が高い、というような調査結果を聞いたことがあるけれど、わかる気がするもの。


11月なのに、こんなに心身ともにふにゃんとやわらかくいられるのは、やっぱりあたたかいおかげだと思う。
明るい日差しのおかげ。
寒いとカチコチになっちゃうから。
光が弱くなると、重くなっちゃうから…。



それでも…そろそろ油断ばかりしていられない。
一度は手をつけかけた本格的な冬支度が、ストップしたままだし。


せめて、できるだけ心をあたためてやわらかく保てるようにしたいと思う。


さあ、具体的にはどんな方法で……
日々こうして言葉で残せるように、考えていこうと思います。
皆さまのnoteからも、ヒントをいただきます。




この記事が参加している募集

私の朝ごはん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?