あ、本物の夏だ、と思った朝。

くぐもった鳩の鳴き声を聞くと、子どもの頃の夏休みを思い出す。
そのあとにくるのは、セミの鳴き声。ラジオ体操。

今朝、セミは鳴かなかったけど、車のエンジンをかけたとたんに流れてきたのは、渡辺美里の『夏が来た！』だった。
本当の、夏が来た、と歌っていたので、偶然にも私の直感はあってた、とひとり納得。

3連休明けの火曜日、のんびりかなぁと思いきや、なんだか半分夏休みモードのような客層で、思った以上に忙しかった。

また朝ごはん代わりに、大好きなアールグレイのドーナツを食べてしまった。
動け動け。笑

今日も仕事を終えて、バタバタと家に帰る。

その帰り道。


あぁ、やっぱり、夏だ。
夏の空だ、と思う。
噴火しているかのように、西の山際にオレンジ色の雲がもくもくと立ちのぼっている。

かと思えば、うろこのように細かく重なりあった雲。
空をひっかいたあとのような雲。
飛行機雲は真っ赤に空を横切る。

今日は、先日ここでも書いた庭のセージを使って、晩ごはんのメインを。

毎日増え続ける、セージの若い葉っぱをたくさん収穫して、刻む。
豚挽き肉に、このセージとにんにく、塩こしょうを加えてこねる。
細長く形作ってフライパンでじっくり焼くだけ。

セージ風味のサルシッチャ。(ソーセージ風)

帰宅して1時間もかからず、いただきます。
シンプルすぎるくらいなのに、フレッシュなセージが入るだけで、こんなに美味しい！
(つまみにいいね、と長男が言っていた。)

最近、ごはんの話とか、植物の話とか、同じようなことばかり書いている気がする。
ますます、個人的な日記感が強くなっている、ような気がする。
でも、それはそういうこと、私が毎日そういうふうに見たり考えたりしているということ。
そんなことを大切にしたい、と考えているということ。その記録。

いつも読んでいただいている方には、本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。