見出し画像

芽吹き


春は芽吹き。
壁に這う蔦の芽吹きは力強く。冬の間、雪に痛めつけられたはずが、そんなことなど意に介さず、じわじわと芽吹く。

1人ですることは、自分1人が責任をもてばよい。良くても悪くても。高評価であろうと、一切合切評価されないとしても。

「さっぱりワカラナイ‼️」

「根拠はなんだ?!」

「誰が決定した?最終決定は誰なんだ?!」

不満や怒りばかりで。

チャンスはまだまだ、次のチャンスに賭けましょうよ!

などと言ったとして、彼らには響かない。

頑張って、自信満々で、一心不乱で作り上げてきた、、悔しいのだろう!

梅も桜も芽吹き始めた。


じんわりと、濃いピンクや、爽やかな薄いピンクの花々を予想させる、春の芽吹き。

雪が消えた地に、紅く広がるのは秋に落ちた姫りんご。
雪の下にあって、腐りもしなかった。


空を仰ぎ、山の中で木々の春の芽吹きを眺めてみてほしい。

私達は、まだまだ不足がある。
不足は何かを突き詰めて、次に備えたい。

雪の下で、じっと春を待っていた木々。

地に落ちた実ですら、雪に埋もれながらも春を待っていた。

プラタナス。

大きく強い木。
地上の倍は地下に根を広げているのではないだろうか。

1度きりのチャンスではない。

次回まで、力を蓄え、次のチャンスをゆっくり待ちましょう。