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譲れない色

 譲れない色がある。「ほぼ変わりないんじゃないか?」「同じじゃない?」と言われたとしても、違うのだから譲れない。

ほんのちょっと白を足してみようか、それとも、、光を足してみようかなどと提案されて、一応は内心では、そうじゃないの、根本的に違うと思いつつも、提案者の気持ちを試しもせずに外してしまうわけにもいかず、光を足したり、白を足して、「どう?」と問われたとして、私は萎縮してしまう。

違う、違うのだから。

「下地に少し強めのカラーを入れると、雰囲気かなり違うと思う、、。」


「それ! それよ! 」

ずっと首を振っていた私も、下地に強いカラーを入れてみる案に、心踊った。


譲れない色。

受けた色。華やぎがあって、なおかつ、落ち着きがあって、安らぐ色。
あなたにお任せします。
全面的にあなたにお任せします。


任せるとは信頼という意味合いもあるだろうけれど、たまに、試しもある。

任せてみて、どう出るか?!


決して譲れない色。

華やぎがあって、派手ではない、
安らげるけれど、眠くなってはならない、
落ち着けるけれど、やる気が出る色。


さて、あなたにとって、譲れない色はありますか?