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人生の全ては重たいカラダから解放されるまでの時間稼ぎ。


近年、毎朝自分の体がズッシリ重い。体重は別に増えてない

若い頃は、体は意識しなくても自由に動くし、自分の重さなんか感じなかった。寝違えでもしなければ、自分に首があることだって忘れていられた気がする。

今は、起き上がる前に、「首が痛い、頭が重い、胃がムカムカする、腰がだるい、背中の筋が痛い、目が乾燥して辛い、、」などと全身の筋肉や筋や内臓の存在を感じて、とりあえずベッドの上で体をあちこち動かして、少しでも血を巡らせて痛みや違和感を減らしてから、嫌々起き上がっている。この調子で腰や頭が重くなっていくとすると、後期高齢者の頃には、自分の重みを持て余して、這って暮らすことになりかねない。

無事、後期高齢者になれたら「もうじきこの重たい体から解放されて、心だけふわふわその辺を漂っていられるなら、その方が楽でいい」と思うようになって、死ぬことに前向きになれそう。

そこまで長生きできる自信もないけど、今の人生をどんなに守ろうとしても、自分の意志に関係なく、納得できる理由もなく、私の意志ではどうしようもなく、どこかで終わってしまうから、命が終わった後には、きっと楽しいことが待っていて、その日が来るまで、何とか息抜きしながら過ごすのが人生だという事にすると、少しだけ、一秒一秒寿命が減っていく怖さが減るような気がします。

#エッセイ #人生 #暇つぶし #高齢 #息抜き #死

疲れる毎日を誰かの文章で癒されたい。そして、私も誰かを癒したいです。いつかできたらいいな。