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私にとってのエンカレッジ〜卒業生座談会〜後編

こんにちは、エンカレッジ広報担当のシロです。
今回も前回の記事に引き続き、4月25日(日)に行ったLIVE配信「私にとってのエンカレッジ〜卒業生座談会〜後編」をお送りいたします。
前編はこちらから。是非併せてご覧ください。


学習の成果は?

宮城:実際勉強を、1年間くらいか、半年くらい、エンカレッジでされて。勉強面ではいかがでしたか?タクミくんから、じゃあ。


タクミ:自分はエンカレッジの塾入って、学力も伸びて。先生たちのおかげもあって結構伸びましたね。
最終的に志望校に合格したんですけど、その前にちょっと事件がありまして。それが、自分の学校の担任の先生から、「お前は無理だから、この高校行くんじゃなくて」、ちょっと言い方は悪いんですけど、「偏差値的にちょっと下のところ行ったほうがいいよ」っていう風に言われたんですよ。
ショック受けて、悩んでる時に、塾の先生から「お前は大丈夫、お前だったらこの高校は行けるぞ、その先生のことは無視しろ」みたいなことを言われて(笑)。
自信にもなって、勉強にも打ち込むことができたんで。それのおかげでなんとか志望校行けたんで。


宮城:なるほどすごいね。無視しろっつって(笑)。あなたを信じるぜ、と。


タクミ:あと先生方が、オリジナルの教材とかを作ってくれてたんですよ。今でも残ってはいるんですけど、それ見返してみたら、やっぱりすごいなっていうのはひしひしと伝わってきて。


宮城:そうなんだ。実際今振り返って、先生はなんでそういうことを言ってくれたかと思います?


タクミ:やっぱり自信つけて欲しかったのかなって思いますし、先生方自体も、本気で自分を信じてくれてたと思うので。それで言ってくれたんじゃないかと思ってるんですけど。


宮城:それ結構大きいよね。学校だけの世界だとそこでの意見しかなくて、自分でその他の大人の話とか聞けないし、もうそこ(学校)か家かしかなかったりすると、信じるものが少ないっていうか。その時に背中を押してくれる存在がね、いたっていうのはめちゃめちゃ大きいよね。でもそれは多分、タクミくんが結構しっかり自分の意思を出せてたっていうのもあるだろうしね。で、それを先生たちがちゃんと汲み取ってたっていうところは大きいかなって話してて感じてて、それを受け取れたタクミくんもめっちゃすごいなと俺は思うし。
俺は今どんなに褒められても自然に受け取れないっていうのが課題です実は(笑)。あなたがいい人だからでしょって思っちゃうけど。
タクミくん自身の素直さも先生たちも見抜いてたんだろうし、それをしっかりパンとぶつけられたら伸びる子だなっていうのがあったんだろうね。
スミレさんはいかがでした?


スミレ:そうですね、やっぱり有料塾に通っている子たちの成績の伸びってすごすぎて。なんか近くの塾が結構有名な進学塾で、そこに行くとすっごく成績が伸びるっていう、本当にすっごい塾があって。ほぼほぼ皆そこに行ってるみたいな。やっぱり、プロの先生が教えるのと、エンカレの先生が教えるのとは違うので、、


宮城:プロの領域がちょっと違うけどね。


スミレ:自分の成績の伸びは、ベーん!て感じじゃなくて、ちょっとずつみたいな。焦りもあって、ましてや学校もまともに行ってないので、もう不安で不安で、受験ギリギリまで。
なんかどうしようどうしよう、ってなってた時に、タクミくんと全然違うんですけど、学校の先生は「大丈夫」みたいな。「ここまでこんな状況だったけど、頑張ってきたでしょ!」みたいな。教頭先生とかまで言い出すんですよ(笑)。別室で通っていたので(別室登校)、「頑張っているのは見てきたから」っておっしゃってくださったり。
(エンカレッジの)講師の先生方も、「スミレは異常に頑張ってたから」みたいな(笑)。
「勉強熱心なのと、ここまで努力してきたのはわかってるから、大丈夫だよ」「落ちてもそこで人生終わりじゃないから大丈夫」みたいな、大丈夫大丈夫ってすごい言ってくれて。
言われ続けてたら、中学生って単純なので、あ、これいけんじゃない?みたいな感じになって、結構リラックスして受験はできましたね。


宮城:なるほど、それ単純じゃなくて素直だね、単純じゃない子もいるんで(笑)。どんなに大丈夫って言われても、そんなはずないって、絶対やばい絶対やばいってなる子も。
そっか、数字には表れてなかったけど、皆がそう言ってくれるんだったらきっと大丈夫だな、みたいな、ちょっと安心感みたいな。


スミレ:やるしかない、みたいな。
自分の頑張ってきた姿を見てきてくれたんだな、と。先生たちがそう言うんだったら、やるしかない、ぶつけるしかない、みたいな。


宮城:話聞いてて、先生たちが見てたっていう一つの心の安心感と、でね、多分言われたことだけをやっていると別にそんな見ても見なくても一緒かもしれないけどね、自分でどっちかって言うと(高校に)行くって意志を持ってたところがしっかりあって。
で、そこに自分がやると決めてやったことをしっかり見てくれた人たち、皆さんの中では色々、ちょっと難しいことがあったりとか、そこも含めて多分見てて、あなたでもきっと大丈夫だよと言ってくれたから、じゃあ大丈夫なのかな、みたいな。
(自分の内面を)隠してたりとかして、こう側面だけだと、いやでもここもあるけど、あなたここしか見てないで言ってるじゃん、みたいな。そうすると全然多分素直に受け取れないのかなって思って。
(先生たちが)自分自身の全体性みたいなのを見て、大変なところもあったし、厄介なやつやけど、でも、いけるんとちゃうんかみたいなところで多分言ってくれたから。
いい子いい子しているとその辺はもしかしたらできなかったかもしれない、作った自分を好いてくれてるから。
ここ頑張らないといけなくて、でもここが不安だから一生懸命頑張って隠さないといけない、だけどそこも併せ持って一緒にこう、陽も陰も、プラスもマイナスも。嫌だったと思うけどね、見せてたから、ね。だから上手くと言うかちゃんと素直に、自分を出せてたから、素直に受け取れてたのかなあって聞いてて思ってて。
面白いよね、さっきの話では、こう強く皆が「こうやるぜ、オー!」みたいな先生たちじゃないじゃん。結構自由な先生たちが、自由な個性を出しまくっているはずなのに。
それぞれ違う時期に入って、違う時期に卒業されているんだけど、同じことがちょっと起こっているというか。なんでなんだろうね(笑)。


スミレ:逆に先生たちが個性を出しすぎているからっていうのもあるかも。その信頼感みたいな。


宮城:なるほどね、先生たちもなんか、いい子ぶってない感ってこと?


スミレ:うん、なんか、ガンガンくる(笑)。そう、逆に個性を出しすぎている感じが、なんかこの人は信じても大丈夫みたいな。あんまり警戒はしなかったです。
今のこの自分の状況とか気持ちを話しても、この先生は絶対受け止めてくれるっていう確信的な気持ちがあったので、先生が言うなら、みたいな。


宮城:なるほどですね。いやなんか今のパワーワード。YouTubeのこれ(フリップ)出したいやつ(笑)。個性をガンガン出しすぎているから良い、みたいな(笑)。面白いっすね。



エンカレッジで働くきっかけ

宮城:実際高校まで行かれて、高校も卒業されて、それぞれの関わり方みたいなのがあって。実際今(タクミくんは)アルバイトで入られてるのと、(スミレさんは)しっかり正社員として働いて、先生になられている二人なんですけど。
実際関わってどうだろう、っていうところを聞いてみたいんですけど。じゃあスミレさんからいこっか。
その当時(スミレさんの高校時代)エンカレッジは高校(を対象とした教室)はやってなかったから、疎遠じゃないけど、別に教室に行くことはなくなってて、ちょいちょい繋がるくらいから、実際ある意味フルで戻ってくるというか。


スミレ:そうですね、やっぱり福祉に関わる仕事はしたいって思ってたので、そこで何を焦点にするかって思った時に、結構テレビとか(のニュース)で子どもの貧困があった、子どもの孤食だとか。
なんか子供の貧困って言っても目に見える貧困じゃない、みたいな。
ていうのを大学のゼミ論で書いてた時に、ふと思ったのがやっぱり、学習環境ってどれだけ大事なのか。
この負の連鎖を断ち切る、一番手っ取り早いのが学習なんじゃないかって。お金を渡しても、それを得る力が無かったら、結局ループするじゃないですか。
で、やっぱ子どもに関わる福祉関連で、しかも学習、「エンカレッジあるじゃないか」って。あ、自分通ってたじゃん(笑)。
結局自分も、エンカレッジで福祉に携わりたいっていう夢を持つことができたので、きっかけはエンカレッジなんですよ。
ある意味同じ境遇の子たちじゃないですか、通っている子って。同じ境遇にいた自分が今こうやって夢を持って。まあ実現したかどうかはまだわからないですけど、でもこうやって進めるよ、みたいな、こう、希望とか、全然持っていいんだよ、みたいなのを、やっぱ通ってた人が言える方が説得力があるというか、思いがあったので、戻りたいなって思いましたね。
いた先生たち(がしてくれた)みたいに。楽しく過ごして欲しいって思いましたね。


宮城:その個性をガンガン出してくってことを今やってるということですね。でもいいですね、重ね合わせすぎるってのもちょっと違うと思うんですけど、ある意味しっかりそこにいて見た景色があるからこそ語れる何かがあるし。
でもまあ今ね、全然時代も違うから、また新しい世代で、話し方も多分違ったりとか。その中で、また自分自身が成長していくのかなと思ってて。
先生たちも、さっき言ったみたいな、学んでる、みたいなね。その姿勢を出していって、一緒に学んでって。すごい話聞いてて(スミレさんも)そうするんだろうなーって思いましたね。
どうでしょう、タクミくんは?


タクミ:自分は(エンカレッジに講師として)入ったきっかけっていうのがちょっとスミレさんとは違って。
高校3年生の時に受験失敗しちゃって、浪人するかそれとも就職するかの話になって。でも自分は浪人してでも行きたい大学があったので、ちょっとどうにか浪人させてもらえないかって母親に相談したところ、じゃあそこまで言うのであれば、塾代はお前が出せと。それぐらいの覚悟を持ってやらないとお前は受からん、っていうふうに言われたんで、わかったってことで、アルバイトを探そうと思ってた時に、ふと浮かんだのがエンカレッジだったんですよ。
その思い浮かんだきっかけっていうのが、エンカレッジ卒業する時に、「俺絶対ここで働くんで」って言ったんですよ(笑)。それを覚えてて、どうせ働くんだったらエンカレッジみたいなところで働きたいなと思って、それで入りました。
あともう一つ、その時教員になりたいってのもあったので、エンカレッジに入って、自分のスキルとかも磨きたいなと思ったんで。


宮城:なるほどね。卒業の時に言っちゃったわけだね、宣言を(笑)。


タクミ:言いました。「俺働くんで雇ってください」って(笑)。当時の塾長に。


宮城:当時の塾長はなんて言ってた?その時。


タクミ:「あーわかったー」って、戸惑いながら(笑)。


宮城:なるほどね、まあ約束できないしなってね(笑)。面白いっすね。



今、先生として関わる中で

宮城:実際どうですか、今の生徒さんたち見てて、自分と似てるなってとこと違うなってとこってなんかあります?


タクミ:自分の場合は、違うところが多いなっていうのが結構あって。自分って家庭環境っていうのをあまり気にしなかったんですよ。気にしなくてもいいと思うくらいの生活を送ってたと思うんですよ、自分の中では。
でも生徒たちと関わっていく中で、話していくと、笑顔でいる後ろには、色々大変なこととか。例えば学校でこうされたとか、家庭でこうされた、っていうことがあったりしたので、その中でも笑顔でいられるっていうのは、果たしてじゃあその子が自分だった場合、できるのかなって思ったりとかして。そこがやっぱり違うなと思ってて。


宮城:多分その、ちょっとその時(生徒としてエンカレッジにいた時)見えてた目線と(比べて)、ある意味ちょっと高くなった目線で見た時に、もう少し背景が。
その時は皆とある意味同じ目線で付き合ってたけど、こう少し視座が高くなった時に、この面だけじゃなくて裏も一緒に受け止めないといけない立場って言うと語弊があるけど、そこもどんどん自分の成長と共に見えてきて。成長しないと自分も試される感じが見えてきてるとこだよね。
なるほど。スミレさんいかがですか?


スミレ:そうですね、自分は勉強がしたくて入ったので、、でも今通っている子たちは、勉強したがらない。なんかする子としない子の差がすごくて、そこが一番最初に驚きましたね。
自分が通ってた時は結構皆この高校行きたいから、とか、勉強したいからとか。親に言われたから来てるみたいな子がいなくって、それがなんか当たり前の中で過ごしてたので。
今職員として来て、親に言われて仕方なく来てる子とか、勉強好きじゃない子が来てるよってのを知った時に、そうなの!?みたいな。
その子たちに対して、どう勉強を教えると言うかコミュニケーションをとっていくか考えた時に、難しいと思って。自分が思っていたものとのギャップが凄くて。今はそれが楽しいでもあるんですけど。


宮城:若干燃えてる感じですか(笑)。
そうだよねえ、なんだろう、そのコンテクストは自分もよくわかんないんであれですけど、結局やっぱりね、学校もそうだと思うけど、その世代のノリと雰囲気みたいな。エンカレッジが多分そんなに変わったっていう訳でもないかもしれないし、たまたまなのか、そこ解き明かしたいね。
自分もいた時も若干そういうのあって、あれ意外に勉強したくないんだ、そっからか、みたいな。勉強どうしてるかじゃなくてどう勉強に向き合うか、からか、みたいな。
まあそれは実はね、ある意味エンカレッジとしてのレベルが若干上がっている。それまではちゃんと教えるってことをまずやってきてて、でも今更にその上の課題、どう勉強に向き合わせるか。多分相当難しい。でもエンカレッジ自体がそれをできるフィールドまで成長しているのかなっていうのは若干思う部分もありますよね。



参加者からのQ&A

宮城:ちょっと質問コーナーがあるらしくてですね。私のほうに届いているので、ちょっと一個ずつやっていきますね。いいですか。
タクミくんに質問。
”現在もエンカレッジで仲良くなった子と交流等ありますか?”
なんかまだ繋がってる子とかっています?生徒時代の時の、同級生なのかな。


タクミ:あーいますいます。一人、ある子がいるんですけど、その子は自衛隊で、県外の方にいってるんですけど、たまに沖縄に帰ってくる時とかは「一緒に飲もうぜー」って言って飲んだりとかしてます。


宮城:社会人になっても付き合いがあるというか、帰省したら会うみたいな。バディな感じですね。


タクミ:(笑)。そんな感じです。


宮城:そのどのくらい、なんかもう本当親友みたいな感じなのかな?


タクミ:その子自体も、エンカレッジで働いてたっていうのがあったので。


宮城:なるほどね、いろんな今と重なってるんだ。


タクミ:はい。それできた(帰省してきた)時に、お前の時どうだったかー?とか、そういえばこの子が、みたいな。めっちゃ面白いねって感じで。


宮城:いいねえ。なんかそうやって学生終わっても付き合える人ができたっていうのは、エンカレッジの一つの、まあ成果じゃないけど、生み出したもの、その場があるから生まれたものだよね。
めっちゃ面白い。いいっすねえ。
で、次の質問が、宮城さんに質問、あ、私。
実際に講師として子どもたちと関わる中で感じたこと、意識していたこと。
あーなんかすごい真面目な質問されてしまった(笑)。困るやつですねこれは(笑)。

そうですね、まあ意識していたことっていうのは、会社組織っていうなんか村の中に住んでた感じがあったんで、まずそこの常識を持ち込まないっていうことをめちゃめちゃ意識しました。
で、知らない世界にそもそも俺は行くんだなっていう意識を強く持って、むしろ教えてくださいっていう(笑)。教えに行くっていうよりは、教わりに行こうって思って行ってました。でもそれは結構入ってからの変容だったんですよね、実は。
ちゃんと受験のノウハウを、みたいなのもちょっとあったんですけど、あ、違うんだ、と。そんなことじゃないですねと。
さっきスミレさん言ってたみたいに、そもそも学ぶとはみたいな感じだから。これはちょっと自分がやろうと思ってたの一旦諦めようと思って。諦めるというかそもそも違ってたと。
で、そもそも学ぶって何だろうって自分もわかんなくて、この子たちが一体勉強するってどういうこと、意味を、なんか自分が伝えるもんでもないし、学ぶってこういうことだよって正解ないから、それを一緒に俺も見つけたいなと思っていましたね。
それを意識し出したら、感じたことは?のもう一個の質問になるんですけど、やっぱ一人一人の中に実はやりたいことはどっかに入ってて、それをなんかいかに引き出してあげる、っていうとすごいおこがましいんだけど、自分も向き合いたいし見つけたいなって思った。
別に成績はそんな上がんないし、あんま勉強する気もなかなか起こんない割には、すごい車について語る子とか。そう女の子で、めちゃめちゃ車好きの子がいて、「(車について)やばくない?」みたいな。めっちゃ語るやん、みたいな。本当そういう仕事して欲しいなって思うし、そういう勉強できるところに行ったら多分この子相当好きになってくれるし多分面白くなるんだろうろか。
タクミくんもさっき言ってたみたいな、この子自身結構大変なはずなのに。夏休みの宿題絶対やんないだろうなこの子たちと思ってたら、作文で自殺について書いてきてる子とかがいて。でも文章は本当めちゃくちゃよ、漢字もほとんどないしみたいな。
でも彼女のすごい繊細な、共感する部分とかすごいそこに敷き詰められてて、読んだ時うわーって思って。
表面上は全然勉強嫌、みたいな感じなのに。裏で考えてることとか、見えない部分で、課題意識を持ってて。それについて別にもうやんなくても良さそうな夏休みの作文とか持ってきて、ただ表現してくる。
それをしかも俺なんかに見せてくれて、「どう思う?」みたいな。
そういうのなんかもっと引き出せたらなっていうのはすごい感じたし、皆が本当可能性持ってるんだなみたいなところ?
ただ支援するとかじゃないなって途中くらいから思って、学びに行こうって思いましたね。
今見てらっしゃるサポーターの方とか、県外の方がもし見られてるんだったら、こういう言い方は坂さん(エンカレッジ理事長)的にはどうかなと思うのだけど、自身がもしかしたら成長するかもしれないって思って、大人がエンカレッジに関わるっていうことは、一つあってもいいのかなって思ってますし、こう関わりがあると、自身の成長にもなるなってのは感じてましたね。すごい成長しました。


宮城:というところで、3人への質問があります。
”今回のタイトルは、私にとってのエンカレッジ。ズバリ、3人にとってエンカレッジを一言で言うとなんでしたか”

すごいね、プロフェッショナルとはみたいな(笑)。流儀みたいなのが出てきましたねー。
私にとってのエンカレッジ、今日話しててやっぱり、特にお二人は、いろんなフェーズが多分あって。まず入ったときの、生徒としてのエンカレッジ、で、一旦出て高校生の時かな、若干外にいた時に見たエンカレッジもあったし、今実際二人が中に入った時の先生っていうポジションでのエンカレッジがあるし。で、もう一つプラスして、立場には関係ない個人としてのエンカレッジ。まあある意味(エンカレッジが)友達っていう言い方を例えばするんだったら、友達って別になんかね、中学生だったから友達とか、さっきタクミ君が言ってくれたそのエンカレッジの友達みたいに社会人になっても友達は友達だし、みたいな。
そういういろんなフェーズでの「エンカレッジとは」があるっていうのか、一言ではなかなか言いづらいかもしれないんですけど。

まあ私から。例えばエンカレッジとはっていうとすると、、なんだろうなー、ちょっと一言で表せられない、ごめんなさい言えなかったんですけど・・(笑)。まあ一言で言えない(笑)。
やっぱ大人にとっての学びの場でもあるっていうことかなと思ってて、本当に自分自身はすごい人間性を学んだし、で、なんか生徒さんたちが良くも悪くも自分のモチベーションとかを見透かしてる感じとか(笑)。
ちょっとめんどくさいなと思う時時々あるじゃない子どもたちって(笑)。結構すぐバレちゃう。別に態度は雑じゃないけど、(めんどくさいな)みたいな感じになっちゃうと、すごい愛想尽かされるというか(笑)、すごい見抜かれるから、本当こう、真摯でいるとか。それってその場に置いてだけじゃなくて、いろんな場面で物事に向き合うことの大切さ。例えば社会人になると、成果だけで認められたりもするから、その裏にどういう自分があったのか、あんまり見られなくても、ね、給料もらえたりとか(笑)するし。
その子たち(生徒)の前では透かされてる感があったから、人間としてしっかりここで学ばさせていただきますって感じで、俺は付き合ってたかなー。
で、まあ癒しの場でもあったしね。「うるさい」って言われても嬉し、みたいな(笑)。やったー、今日も3ウザーもらいました、みたいな(笑)。自己肯定感が高まるよーみたいな感じで、ちょっと自己肯定感上げてたりはしましたね。はい。
一言で言うとまあ、学びの場だったかな大人にとっても、て感じですね。
どうですか、思いつくのあります?一言じゃなくてもいいですよ、こんな感じ、みたいな。


スミレ:そうですね、自分的には人生を変えてくれた場所、ですかね、やっぱり。エンカレに通ってなかったら、高校にも行けてないし、なんなら大学も行ってない、新卒として働いてないと思うし。
やっぱエンカレがあったからこそ高校に行けた、高校に行けたから大学に行けたみたいな。
エンカレがあったから、自分は今ここにいるって言ってもいいですね。


宮城:いいなあ、パワーワードですね。自分を変えた。
本当短い時間の中だったけどスミレさんの、、一人一人あと2時間くらい聴けそうな気がするね、そうするとちょっと皆さんに飽きられちゃうからあれなんですけど、、本当なんか変わったんだなって感じがすごい伝わってきましたね。
タクミくんなんかありますか?


タクミ:自分はそうですね、学び会える場所、って思ってます。っていうのも、生徒の立場とアルバイト塾講師としての立場両方で見た時に、生徒の時は、先生たちから勉強だったり、あとは生徒たち(同じく通っていた同級生たち)からは人っていうのはいろんな面があるって言うのを学んだところでもあるんですけど、いざじゃあ講師となった時は、逆に生徒から学ばされるっていうことも色々あったので、生徒っていう立場でも、大人、塾講師としての学びっていうのも、両方できるような、そんな空間だと思っています。


宮城:なるほど、いいですね。大切ですよね、ちょっと近しいかもしれないですね、私とね。
最後の質問になるんですけど、今日のこの企画(LIVE配信)は、エンカレッジをもっと知ってもらおうということで。私が2年前ボランティアさせていただいた時の形とかだけじゃなくて、もっとそのいろんな形で、もちろんアルバイト、実際に新卒で(エンカレッジに)入られた形も一つの形だし。ただもっと他の、いろんな形で関わってほしいっていうふうに思っていて。
お二人が体験されたような、同じ体験じゃないんだけども、そういったスペシャルな体験を、もっと多くの学生さんたちが(エンカレッジで)過ごせるようにっていうところで、サポーターを募集しているということですね。だからまあこれ(ホームページのQRコード)をずっと(画面上に)出してるのは、サポーターになってくださーいっていうことで(笑)、出してるっていうことなんですけども。
お金っていう形になってしまうと、うーん、あんまり伝わらない部分がすごいあるかなとは思うんですけど、エンカレッジさんとして今これ(LIVE配信)をやり始められているってどういう意味かなって捉えると、関わりしろを広げてくださってるかと思うんですよね。これまでだとボランティア、アルバイト、社員さんっていう関わり方しかなかった。そこに入らないと、エンカレッジには多分関われなかったんですよね。でも本当はさっき言ったみたいにね、もっと色々関わり方があって。
多分エンカレッジさんからも、もっとそう言った学びを発信できるし、じゃあその学びをとるためにはいろんな付き合い方があるってことは、今回始められてる、サポーターっていうことだと思うんですよね。
なので是非、もちろん支援されて助かる子たちはすごいいっぱいいると思うんですけど、それだけ、こうだけじゃなくて、多分この支援の中には、自分自身がエンカレッジに関わって、私みたいに何かを受け取れることがあると思うんですよね。その学びだったり気づき、エンカレッジさんとの関わりということ自体の中に、まあリターンって言ったらあれですけど、意味があるかなあと思うので、本当私としてはこう言った取り組みをエンカレッジさんがされたっていうのはすごい面白いし、面白いというかもう素晴らしいことだと思ってるので、是非とも見られてた方もちょっと気になるかなって考えたら、関わっていただきたいし、まあそうでなくとも、ご質問だとかあれば色々聞いていただければエンカレッジの皆さんが答えてくれると思いますので、この(画面上の)QRコードから飛んでいただいて、そこからいろんな情報を取っていただいて、願わくばサポーターになっていただければな、と思っております。



おわりにーエンカレッジを広めたい

宮城:はい、一応私が話すべきことは全部話したんですけど、最後じゃあ感想を言っていきましょうか。
どうでした、ちょっと色々話してみて。あんまり多分こういうことって今までなかったのかな。私自身もね、あんまり卒業生の方と話す機会ってなかったので実は。
いかがでした、話してみて。頑張った感じ?(笑)。よう話したなーみたいな。


スミレ:エンカレに通っていたことを、話す機会ってほとんどないし、話したところでそれどこ?みたいな。なので、ゼミ論でもエンカレッジを紹介したんですよ、そういう塾があって、みたいな。そしたら結構質問きて、どういう団体で、どういうことをしてて、みたいな結構聞かれて。
同じ福祉を学んでるのに、知らない人は知らないっていうこと結構衝撃だったので、これを機にいろんな人に知ってもらって、これで情報を得て、またエンカレに通えるようになる子が増えたらいいなーっていうふうに思いますね。


宮城:そうですね、や、是非。頑張ってください。


スミレ:はい、頑張ります(笑)。


宮城:はい(笑)。タクミくんはどうでしたか?


タクミ:そうですね、自分は今まで話した体験をしたんですけど、お二人からいろんな体験を聞いて、自分のなかった視点っていうのをまた一つ見つけられたので。学べたので、めっちゃよかったなって思います。


宮城:なるほどそうですね。ああ、そういうことかなあ、その、エンカレッジに行かなくても学べる、それはでもエンカレッジと関わっているから学べた、という話ですね。なるほどいいですね、ありがとうございます。

ちょっとまあ最後私も。お二人と話してて、まず、やっぱ時代は違うなと(笑)。(スミレさんやタクミくんのように勉強に前向きな)そんな子もいたんだ、素晴らしいってめっちゃ思ったのが一つですけど。
それと同時にやっぱりその、なんかそういった、うーん、いい循環かなーと思ってて。エンカレッジで学んで、その学びをしっかりこう、還元していくって言い方実はあんまり好きじゃないんですけど、またその次にバトンを渡すじゃないけど、自分の次のレベルで学びの場としてエンカレッジに戻ってきたのかなって思っていて。常に学び続けて。二人とも学びが好きって(笑)、おっしゃってたから、それもあるのかなと思うんですけど、まあそういった(戻ってくる)形になってくるってのはありましたかね。
ジャストアイデアでふと思ったのが、別に生徒がいなくても、(同じ空間に)エンカレッジで関わっている人たちがいて、そこでね、こういうふうに話すだけでも学びになるって思うと、なんかそういったコミュニティにも、エンカレッジってなりうるのかなってのは思いましたね。
だからそういったコミュニティを作る、でそれにまた携わってくって一つの方法が、これ(サポーター)。(笑)。っていうことじゃないかと思いましたけど。本当スミレさんもおっしゃってたように、このLIVE配信を見ている方も、アーカイブで見られる方も、是非過去の配信やnoteの記事も見ていただきながら、もっとこうエンカレッジがね、色々と、本当沖縄県だけじゃなくて、県外にも知られて、広まっていけばと思っております。

今日は、お二人ともありがとうございました。
見ている方もありがとうございました。


エンカレッジの中にいたからこそ話せること、赤裸々に語っていただきました。宮城さん、タクミくん、スミレさん、改めてありがとうございました。
この配信はエンカレッジYouTubeチャンネルでもご覧いただけます。
こちらもよろしくお願いいたします。



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