見出し画像

換気扇掃除があるので帰ります

つまらない飲み会とか、つまらないデートとか、つまらない食事とか。相手が誰であろうと、つまらないな〜と感じたら私はすぐに帰る。もう驚くほど颯爽に、思い切り良く、帰る。ラクーアのサンダードルフィンもびっくりするほどの風の切り方。

だってつまらないと感じてる対象に時間を割くなんてばかばかしいじゃない。大学の授業は単位落としたらまた来年も同じことの繰り返しになるってわかってたからなんとかギリギリ出席してたけど。それでもゼミやゼミの先生の授業に行かなさすぎたり、学部長の授業で一番前に座って寝てたり、そういうことをしすぎてめちゃくちゃお怒りのメールをいただいたことは今でも忘れられない。

いやあでもさあ、授業は多少なりとも情報とか知識とかが身につくにしても、つまらない男とご飯食べて、何になるの?って思うじゃないですか。だから私はすぐに帰る。

「換気扇の掃除しないといけないんで」

とか適当なことを言って。

そこは「盆栽に水をあげないといけないから」でも可。

そんなスタンスで生きてきて、そしてそれが割と普通のものだと思い込んでいたから、就活の説明会とかも途中で抜け出すことばかりだったし、ES通ったけどなんかこの会社あんまり好きじゃないな〜とか言って面接を辞退してしまうこともあった。
とりあえず新卒で就職しとけよ!一度くらい社会に迎合してみなよ!と、昔の自分に言いたくなることもあるけど、まあ今なんとか生きてるしいいかな〜なんて。
私立文系女子に人気のメガバン一般職とかやってたら死んでた自信ある。

就活より換気扇掃除が大事な女子大生とか、面白いから雇ったほうがいいよ!と某新聞社に言いたい(私が唯一ほんとうに行きたくて真面目に受けたのは新聞社)。
それにしても盆栽に水をあげるより優先順位の低い男ばかりで嫌になりますね!大都会東京も廃れたものです。

今晩はシュラスコを食べに行きます〜〜〜!

お読みくださりありがとうございます。とても嬉しいです。 いただいたサポートがじゅうぶん貯まったら日本に帰りたいです。