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散髪ス

どうもよなかくんです。美容院が苦手です。でも髪は伸びるので切らねばなりません。大変です。

さてさて、よなかくんと月曜の理屈
第一〇八回は「散髪ス」

第一〇八回 散髪ス

>ニュースキャスターたちは誇らしげに「もう三か月も切ってませんよ~」「もちろん私もですよ~」と言い合っているけれど、一応美容院は自粛対象外なわけで、彼らにも生活はあるわけで…と言い訳しながら散髪に行った。社会的な人として出社するのに支障が出る程度にもう髪の毛がどうしようもないことになっていた。


>いつもの美容院はターミナル駅にあっていろんな場所から人が集まるので、一応はリスク回避を考えて近所の初めて行く美容院に行くことにした。

小さな美容室に客は自分ひとり。美容師というか散髪屋という感じのおばちゃんに「どのくらい切る?」と言われ、「3センチ…あの、三か月分くらい。」と答えると「こんな原型も残ってないような頭で来られて三か月分とか言われても分からないわよ。」と怒られた。まあ、たしかに。

最近いつも行っている美容院は「なんかいい感じに」とか「二ヶ月前に戻りたい」でなんとかしてくれていたので、甘やかされまくったオーダー脳がビシバシと叩かれることになった。コロナよはやく収束してくれ。

どんな出来になろうともう何も言うまい…。しょんぼりと座っていたら、おばちゃんが髪を切り終えて
「ほら!頭小さくなったわよ!よかったわね!」と豪快に笑うので僕もつられて少し笑った。おばちゃんはすごいなあと思った。

>軽くなった頭で家に帰ると、散髪用のハサミを出して襟足を母親に切り落としてもらった。おばちゃんが切った髪は、何故かひと昔前のジャニーズのように襟足が絶妙に残されていたが、もちろん僕は何も言えなかった。おばちゃんとはそういうものだ。

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襟足をきりおとして丸くなったがサイドの髪はこれで正解なのか未だに納得がいってない。

#エッセイ #日記