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webtoon事業をしていて気になった直近の記事や情報をまとめました(11/18)

はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。

しばらく記事が書けていなかったのですが、事業を進めている上で個人として外に出せる情報が少ないなぁと思い、直近インプットした情報などを書かせていただきました。webtoonや出版業界については、既に菊池健さんがまとめてくださっているので少し違う観点で、何を、どうインプットしたかを備忘録にしておこうかなと思います。

1記事目

縦読み漫画は本当に”新しい漫画”なのか? WEBTOONの歴史と本質を伝説の編集者・鳥嶋和彦たちと紐解く ― 韓国の経済危機が誕生のきっかけとなり、「待てば無料」の確立が歴史を変えた【イ・ヒョンソク氏インタビュー】縦読み漫画は本当に”新しい漫画”なのか? WEBTOONの歴史と本質を伝説の編集者・鳥嶋和彦たちと紐解く ― 韓国の経済危機が誕生のきっかけとなり、「待てば無料」の確立が歴史を変えた【イ・ヒョンソク氏インタビュー】  コロナ禍以降、日本のコミックス市場(紙+電子)は大幅に拡大している。 コロナ禍以降、日本のコミックス市場(紙+電子)は大 news.denfaminicogamer.jp

とは言いつついきなり業界関連記事です…
webtoon業界に関わる方は必見だと思います。

「ドラゴンボール」などを生み出した鳥嶋和彦さんを聞き手として、エル・セブンを立ち上げ、『盗掘王』『4000年ぶりに帰還した大魔導士』などを生み出した李泫錫(イ・ヒョンソク)さんがwebtoonの文化において韓国の歴史や自身の経験も交えながら話が進む、大長編記事です。

特に非常に共感したのは「webtoon」という表現を気にしているのは、事業をしている人や制作をしている人で、多くの読者は「コマ割り漫画」でも「webtoon」でも「アメコミ」でも、面白そうだったり面白ければ読者には関係ないんだな、と常々思っています。

他には、中で語られている「読者の意見や需要を徹底的に分析する」、「市場が盛り上がるにはwebtoon編集者がたくさん必要だよね」という話や「韓国から日本に入ってきているwebtoonは全体の一部でしかない」という話は読んでいて非常に納得感がある内容でした。

2記事目

こちらの記事はファンダム文化としての文脈で気になった記事でした。

韓国のアイドル「tripleS」の専用アプリやデジタルトレカの話です。
元々、韓国のアイドルは進んでいるし、売上出し方がうまいなとは思っていたのですが、この「tripleS」については、かなり先進的な印象を受けました。
詳細は↑のリンクの記事を読んで頂ければと思いますが
・Cosmoというファン向けのアプリがある
・全てのQRコードがユニークなデジタルトレカが韓国の各所で販売されている(サービス内でも課金でパックは開けられる)
・トレカのコンプリート率で享受できる情報に差が出る(?)
・トレカはサービス内でトレードできる
みたいなサービスで、とてもうまく設計されているな、と感じます。
使ってみたのですが、例えばYoutubeの動画や所持しているカードのアイドルの写真などが見ることができて満足度は高いです。

また、そのほかでいえば、「公式のDiscordコミュニティがある」ことや「会社HPがNotionで作られている」、「Twitterの発信は韓国語、日本語、英語の3カ国ごで同時発信している」などグローバルの展開として参考になるような発信の仕方をしているのが特徴的です。

実際に自分もこのアイドルをゆるく追いかけるべくTikTok、Twitter、Instgram、Youtube、Discord、Cosmoでのパック開封などしたのですが、それぞれがそれぞれのSNSで映えるような情報の出し方をしています。ファンとしてはどれをみていても楽しく感じますし、ビジネス観点としてはどれか一つを使っていれば良いのではなく、全てを使わなければフルで知ることができない設計として素敵だなと思いました。

3記事目

たまたま見かけたTwitterでのInstgram広告。
よく見ると少し前に投稿されたツイートみたいですね。
Instgramでもマンガが投稿されているのも見かけますし、Instgramにもマンガがあるよ、という印象を広めたいのかな、とも思いました。

以上です。

情報収集そのものは普段からしているのですが、自分の考えと共にアウトプットするということはあまりやっていなかったので、ちょこちょこ訓練的にまとめようかなと思っています。

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