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好きなもの クルマ

はじめに

好きなもの紹介の第二弾はクルマです。
世の男の子ってみんなクルマ好きですよね?(偏見)
今回もグダグダ書いてくだけになってしまうかもしれないので、お暇なときにどうぞ。

鉄ちゃんだった幼少期

 クルマの話題を出しながら、初っ端に鉄道の話じゃないかと思った皆様には申し訳ないですが、時系列的な正しさを大事にしたいので、少しだけ書きます。
 幼少期は新潟市の中心部に住んでいて越後線や上越新幹線がすぐ見える場所でした。小さい頃から鉄道に心奪われていた僕を、母はよく踏切や新潟駅のホームまで連れて行ってくれました。そのため、割と長いこと鉄ちゃんでした。
 今は熱が落ち着いたものの、技術屋の端くれとして、鉄道は面白く感じます。これ以上長々とは掛けないので、次の出来事まで飛ばします。

車ってカッコいいな

 僕がクルマ好きになったきっかけの前触れにとあるゲームがあります。実車が収録されてるゲームといえばピンとくる方も多いでしょう。そう、グランツーリスモシリーズです。我が家に有ったのが「グランツーリスモ コンセプト 2001 TOKYO 」という2001年の東京モーターショーの出展車を多く収録したタイトルです。GT-Rコンセプトも収録されてましたね。グランツーリスモをやってるうちに車がカッコいいと感じるようになりました。そんな中、僕の中では衝撃的な事実が身の回りにあることが分かりました。

グランツーリスモコンセプト 2001 TOKYO (グランツーリスモ公式ページより)

FD3Sとの出会い

 母方の親戚がなんとマツダのアンフィニRX7 (FD3Sの1型)に乗っていたのです。その親戚は祖母の家のすぐ近くにあるので、高頻度で遊びに行くのですが、その親戚がスポーツカーに乗っていたのです。なんでそんなに遊びに行ってるのに知らなかったの?っていう疑問もあると思いますが、シャッター付きのガレージに止めてあったので、外から見えなかったのです。そして、幼少期は鉄道に首ったけだったので、親戚もわざわざ見せなかったのでしょう。
 一目見た瞬間に心奪われてしまいました。見たことのない滑らかなボディは鉄道車両と違ったカッコよさがあったのです。その後話を聞いていくと、祖母の兄弟はみなクルマ好きで、それぞれダルマセリカや70スープラに乗ってたことがあり、母親はそんなおじたちの影響でクルマが好きだったのです。そして、FDに乗せてもらったときに内装のカッコよさや地を這うような視点の低さ、強烈な加速に圧倒されました。

親戚のRX7

クルマにハマる

 スポーツカーの洗礼を受けてからはクルマにドはまりし、日々ネットを見てはいろんなクルマの名前や知識を覚えていきました。そして、ゲームも当時の最新作の「グランツーリスモ5」を買ってもらって飽きることなくひたすややってました。そうやっていくうちに、街を走ってる国産車のほとんどを瞬時に判別出来るようになりました。この能力が役に立つかは分からないのですが、いつかその時が来るのでしょう。

念願のマイカー

 クルマ情報を漁り続けるうちに18歳になり、誕生日の2ヶ月後に免許を取りました。家には車が2台あり、置き場所がもうないのでしばらくは母のホンダのライフを借りてました。
 その後、長岡の大学に進学することが決まり車を買うことにしました。なんとしてもマニュアル車に乗りたいが、予算はあまりない。そんな学生のわがままを満たしてくれる車をふと思い出しました。それがスズキのアルトです。マニュアル設定は必ず有って(現行は無いですが)、元の価格が安いから中古も安い。そして7代目のHA25Sはとっても可愛い。僕のニーズにぴったりだったのです。
 車探しは母がお世話になってる整備工場にお願いしました。念のため早めに言っておこうと思い、25のアルトが欲しいと伝えたのが9月。その時に次の春に欲しいってちゃんと伝えました。すると、2週間後に整備工場から電話が掛かってきて「もう車来たから見においで〜」と伝えられました。いくらなんでも早すぎるでしょと思いながらも見に行ったら、ちゃんとそこには車がありました。ただ、そこにあったのはマツダのキャロル。そう、OEMの方でした。25のキャロルはフロントバンパーが異なっていて、僕が欲しかった可愛い方じゃ無かったのです。そこで、納車整備の際にアルトのバンパーに変えてほしいと伝えて、交換してもらうことにしました。(マツダのデザイナーさんごめんなさい。)
 そして、納車当日。平日だったので学校帰りに車を受け取りに行きました。教習所を出てから2年半の間マニュアル車に乗ってなかったので、最初の帰り道はとてもギクシャクした走りになりました。そして、とりあえず実家の駐車場に停めようとして、ちょっとした傾斜に苦戦し、5分も掛かったことを今でも覚えてます。
 そこから車での通学が始まりました。高専は4,5年生は車での通学が認められていたのですが、それまでは電車で行っていました。まさか10月に車が来るなんて思ってもいなかったので、卒業まで電車通学だと思っていました。しかし、車があるのに乗らないのも勿体ないので、半年だけ車通学にし、通勤ラッシュの渋滞に巻き込まれながらも運転に慣れていきました。

買ってすぐのキャロル(当時はまだスズキエンブレムがついていたのでちぐはぐ)

二輪免許取得とバイクの購入

 大学に進学し、短距離移動も増えることから原付を購入しました。最初に買ったのはホンダのジョルノ。かわいい見た目とパワーのある2ストエンジンで長岡の田舎道を気持ちよく走ることが出来ました。しかし、慣れるとすぐにギア車が欲しくなりました。子供のおもちゃ欲と同じですね。

AF24 ジョルノ

 過去にも免許取得を考えていた時期がありましたが、親の反対等もあって取得を見送っていました。バイクの楽しさを知ったからこそもっとパワーのあるバイクに乗りたいという気持ちは強くなっていき、ついに教習所の申し込みをしました。補習が付いたり、雪が降るまでに教習を終わらせる焦りだったりで、すったもんだしましたが、なんとか雪が降るまでに免許を取れました。
 冬の間ずっとどんなバイクを買おうか考え、スキー場でのバイトを頑張って春を楽しみにしていました。そして、迎えた4月。大学の二輪部の先輩のツテでバイクを売ってくれる方を紹介していただきました。そして、そのバイクはスズキのグラストラッカー、欲しかったST250の姉妹車でした。ほんとはST250が欲しかったものの、フレームがほとんど同じだからカスタムも簡単だろうと思って即決しました。

NJ47A グラストラッカー

バイクの気持ちよさに感激

 グラストラッカーを買ってから、晴れてる日の通学やバイトの通勤はもちろん、ちょっとしたお出かけもバイクで行くようになりました。新潟の良い景色と潮風や土の香りを存分に楽しむのがたまらなく気持ちいいのです。買って1シーズンでまだ3000kmほどしか走れてませんが、春が来たらもっとたくさん走りに行こうと思います。

学校帰りに一山超えて海へ

クルマ好きの僕の夢

 自分でもなぜかわからないくらいの、そして想像できない魅力をクルマは持っています。そんなクルマの未来に自分も携わりたいと強く感じるようになり、完成車メーカーへの就職を目標としています。そして、僕の夢は「ちょうどいい」クルマを作ることです。ちょうどいいとはなんぞやというところは、ここで書くと長いので、また別の記事にしたいと思います。

終わりに

 脱炭素化が叫ばれる中、数が多いが故に二酸化炭素を多く出すクルマがやり玉に挙げられている印象を受けます。トヨタが言っているように、脱炭素化はBEVへの置き換えだけでは容易に達成できないものです。僕をのめり込ませたクルマがこれからも魅力的であり続けられるように、どんな風になっていけばいいのか、これからも妄想いっぱい、考えていこうと思います。

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