【記録】今夜、世界からこの恋が消えても 私の余韻は消えません

いま電車に揺られながら余韻ひたひたで書きはじめています。

20:40からのレイトショーに行ってきた。
「今夜、世界からこの恋が消えても」を見に。

予告で道枝くんが演じる透が透明になっていくのはどうしてだろうと思っていたけれど、そういうことか、と納得の映画だった。

キャストの透明感を大きなスクリーンで見て癒されることが1番の目的だったけれど、想像以上に涙が出てしまい、目より心が洗われてしまった。

相手を思いやることがすべて正しいとは限らないけれどその誠実さは必ず響いて、残って、繋がって、絶対に消えないから

だから忘れないで


ヨルシカの「左右盲」の、Aメロの言葉と言葉の間の静寂が、おわりの余韻を増幅させてくれました。

最初は、逃げるために書いていた。でも、書いていくうちに変わった。書くことで、誰かと繋がれると思って書いている。

という小説家である透の姉の言葉が1番残りました。

書くことに救われている。言葉で繋がりたい。今の私の思いそのもの。

今日が連休明けの月曜日だとはとても思えません。ハッピーマンデーの気持ちを抱えたまま風呂に入って入眠します。

おやすみなさい。

僕の身体から心を少しずつ剥がして
君に渡して その全部をあげるから
剣の柄からルビーを この瞳からサファイアを
鉛の心臓はただ傍に置いて
少しでいい
君の世界に少しでいい僕の靴跡を
わかるだろうか 君の幸福は
一つじゃないんだ
右も左もわからぬほどに手探りの夜の中を
君が行く長いこれからを
僕だけは笑わぬことを
その一つを教えられたなら

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