中国語が自然と口から出る楽しさ

毎朝25分 中国語レッスン受講中


noteに書こうかどうか迷いましたが、あまりに感動的な出来事だったので書くことにしました。 最近、中国語が理解できて、話せるようになりつつあるのです♬ 

実は何度も諦めようと思ったこともありました。実際に数年勉強していないこともありました。 でも、心の奥底でかすかな「やりたい気持ち」があったので細々と継続してきたんです。

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第1回目の挑戦
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大学1年生の時の専攻は英語、第二言語はフランス語、第三言語は中国語でした。「中国は今後経済成長するから中国語を勉強しておいた方がよい」と父から言われていたことが頭に残っていたのかもしれません。


当時全く興味がないというか、むしろ嫌いな言語だったのに「就職に有利だから」という理由で軽々しく履修したため1か月くらいで見事に脱落しました。


ピンインという発音記号を学んだ時点で既に意味が分かりませんでした。アルファベットと同じような記号を書くのに読み方はかなり違うし、日本語に無い音も沢山あるので戸惑いますよね? 


更に、四声といって4種類の音のアップダウンがあるので「ピンイン+四声」の組み合わせで完全に退場レベルでした(笑) しかも日本の漢字を更に簡単にした簡体字を使っているので似て非なるものだったりします。


第2回目の挑戦


大学1年生で下から二番目の成績を修めて諦めました。その後、私の人生に於いて中国と関わることはないと思っていました。が、26歳のときバックパッカー旅行の取っ掛かりとして中国から旅を始めたときに再度中国語を使う場面に遭遇しました。しかも1か月も!!


18歳で諦めて26歳に再会だから8年ものブランクがあったのですが薄っすら覚えていた発音を思い出して身振り手振りと漢字を書いて乗り切りました。その後ベトナムに入国して東南アジアに向かったので今後中国に戻ることはないだろう、と思っていました。


第3回目の挑戦

それから12年後、突然中国勤務を任命されて上海近くの工場で仕事をすることになったのです。欧米関係の仕事がしたくて一所懸命英語を磨いてきたのにどうして中国!? と戸惑いましたが思い切って赴任したんです。


現地では中国語オンリーの世界で、数名の日本人駐在員と中国人通訳さんが数名いたのでその方達に頼らざるをえません。とはいえ、日本人駐在員も中国語堪能な方はおらず、全員通訳に頼りきりでした。


通訳を介しての会話がこんなにもどかしいと初めて経験しました。自分の思うとおりに訳してくれない通訳さんもいたので通訳という仕事に於いて自分の意思を入れてはいけない、ということも客観的に理解できました。


そんなもどかしさを解消するためにはどうすればいいか?というとやっぱり自分で話せるようになるのが一番なんですよね。 ということで直ぐに中国語スクールに通い始めましたが仕事が忙しくなり、あまり真剣に勉強できていませんでした。


40歳でイギリスでの仕事に就いたので、そこから中国語とは疎遠になってしまいました。 この先、中国語をつかうこともないんだろうなぁと思うと勉強したい気持ちはあるものの何もしないで時が過ぎていきました。イギリスで中国人の友人ができたのですが、英語で会話していたので中国語は一切上達せず、、、でした。


第4回目の挑戦


その後、45歳で就職した東京の会社で中国担当となり、また上海に2か月に1度出張するようになりました。 これだけ長い間、消えそうで消えない炎があるならばやっぱり真剣に取り組んでみよう、と決心をして46歳からオンライン中国語レッスンを開始したのです。


オンラインで言語学習ができるのって、本当に素晴らしいですよね!
いま50歳ですがON&OFFで一つの言語に向き合った結果、32年前に全然理解できなかった発音や文法が分かるようになっていると実感できるのです。


当初、嫌いだった言語がいつしか心地よく感じられるようになり、更には生活の一部となってしまったのです。自分の気持ちが180度変化してしまうなんて予測できませんでした。中国語は音楽のように聴こえる、と表現されますが長い年月を経てようやくその意味が理解できつつあります。


コロナが収束したら中国一周旅行に出掛けたいものです。
言語学習って本当に楽しいですね (^▽^)/







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