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英語初心者ゴール別ロードマップ②英検やTOEICで目標達成

この記事を読むと何をすれば良いか、どのようなテキストを使えば良いのかが分かります。​

​私は初心者の頃リスニングがとにかく苦手で、とにかく英語音声を聞きまくったり、スピード〇ーニングのような聞き流し(楽そうで簡単そうなもの)、辞書丸覚え(笑)など、様々な勉強方法を試した中で、これだけは土台作りとして必要!を詰め込みました。
私と出会って頂いたあなたには英語学習で遠回りをしてほしくない!という思いで作成いたしました。​​

①必ずいつまでに何を取得するかを明確にする。
ちまたで「3か月で」などと謳っているものは、英語の土台がある方向けです。​勿論最短で結果を出すことは大事。無駄な勉強方法は存在しませんが(効果の薄いものはあります)、あなたのレベルに合ったものをしないと結局遠回りです。甘い言葉に惑わされてお金を無駄にした私だからこそ伝えます。
資格取得は期限を設けることが肝です。​

初心者で何級を取れば良いか分からない方は、3か月~半年で英検3級取得を目安にしましょう。​
そして目標を見えるところに貼りましょう。公言することも効果的です。​

①土台作り=基本単語3000語と発音、中学英文法3か月で行う。

単語を覚える際、口に出しながら目と耳で覚える。​赤シートを使い、1日100個目を通して寝ること。初めはきつければ50個から行う。​
​英検やTOEICは語彙力は必須です。発音が出来ないとリスニングで聞き取れないので、初心者は特に発音しながら覚えて下さい。​

1日10個ずつ書いて覚える方法はお勧めしません。(短期記憶には入る)
語彙力は、同じ単語に触れる回数が増えれば増えるほど身に付きます。1500個を毎日100個ずつ行うと、15日で1周。何週もすればするほど語彙力は増えます。大事なのは長期記憶にいれていくこと。​

◆文法の勉強範囲は英検の取得目標で決める。​

英検5級→中1の範囲​
英検4級→中2の範囲​
英検3級→中3の範囲​
英検準2級→高2途中までの範囲​
英検2級→高3の範囲​
初心者は約3か月~半年後に英検3級取得を目標にしてください。
初心者でTOEICで500点以上得点したい方は高校文法まで必須です。​

◆リスニングの勉強方法(毎日目安15分~45分)​
①問題を解く。(解いた後、同じ音源で書き取り=ディクテーションもしてみる。)​
②スクリプト(原稿)を見ながら聞く。聞き取れなかった(書き取れなかった)単語や文章に線を引く。内容も全て理解しておく。分からない単語は調べる。​
③スクリプトなしで再度聞く。スクリプトなしで全て聞き取れるまで繰り返す。​
④スクリプトを見ながら音声を真似して発話する。全て言えるまで何度もする。
※最初からシャドーイングは難しいので、まずは見ながら!真似して発話することから始めましょう。​

準2級以上はリスニング対策として、解いた後の音源でシャドーイング(スクリプト見ずに音声を追うこと。)を毎日行います。​

​※準2級以上の方は問題解く→スクリプト見て真似→シャドーイングひたすらするのみでOKです!
一度精聴したもので毎日15分以上はシャドーイングするのが効果的です!​
完コピ出来るまでしつこく取り組むこと!

≪リスニングでぶつかる壁≫
伸びを感じにくいのがまさにリスニングです。1日45分以上取り組んで結果が出始めるのは3か月以上後です。この伸びを感じる前に挫折してしまいます。特に英検やTOEICなど苦手なパートが出てくると思います。
「結果が出るのは思っている以上の何倍も時間がかかる。」と予め理解しておいて下さい。

◆英作文​
3級から英作文が試験に追加されます。(TOEICは基本リーディングとリスニングのみです。)​
①4級レベルまで勉強したら毎日日記を書き、とにかく書くことに慣れる。​知っている単語や文法を駆使して書く。→分からない単語は調べる。(辞書は電子辞書でOK)​

②書くことに慣れてきたら、過去問や模擬試験に取り組む。結論から書いて、理由を2つ書く構成で。​
書いた文章は、添削をしてもらいましょう。​

◆英検二次試験(スピーキング)対策​
入退室、初めの挨拶の仕方や試験の流れ、質問のパターンなどを掴んでおきましょう。​
対策として、「英語を読む・話すことに慣れる」ことです。​
リスニングの教材を使って、音声の真似は継続。音読も◎身の回りの単語も覚えて下さい。​
準2~2級の方はシャドーイングの継続。教材は英検のものを使用して下さい。
​全級、あなた自身について質問をされるので、好きなものやそれの理由、自分の考えを英語で口に出す習慣をつけましょう。(英語で独り言もお勧め!)​また、英検のHPでバーチャル二次試験を利用することも可能です。


【まとめ】
期限を設定する。(先に試験の申込をしておくのも良い!)​
英検やTOEICは中学・高校英語の復習を徹底する。​
英検とTOEICどちらを受験するか悩んでいる方は4技能を図れる英検をお勧め致します。​
TOEICが昇給などに必要な方は短期間で土台作りをし、高校英語を学びながら同時にTOEICのテキストをひたすら解くことです。TOEICは過去問が公開されていませんので、書店にて購入する必要があります。

【おすすめテキスト】
★単語帳 英検 出る順パス単語帳​(網羅はしていないが一番お勧め)
     TOEIC 銀のフレーズ(600点以上は金のフレーズ)​

★文法書 英検 ひとつひとつわかりやすく。(最低2周)​
     TOEIC 中学英語(高校英語)をひとつひとつわかりやすく。
​     中高の文法が終われば、TOEICの公式問題集を購入。​

★リスニング 英検 過去問や旺文社のリスニングテキスト
       TOEIC TOEIC公式問題集​

​★英作文(英検のみ) 模擬試験や過去問でOK。
           教材より、添削してもらうことが大事。​

皆さん、ここまで読んで下さりありがとうございます。​
これを読んでいるあなたは、英語に挑戦してみたい、今年こそは英検とりたい!TOEICで得点して昇給するぞ!…でも、「何から始めたらいいのかな?」と、踏み出したいがテキストも多くて何から手を付けたら良いのか分からない。もしくは少し歩んではいるが、勉強方法合っているのかな。やる気が…と様々に悩んでいるかもしれません。​
しかーーし!大丈夫です!​
ここまでこんな細かい文章を読んでくださったあなたなら出来ます。そして私が出来たことだから。​
過去の私は、中学生の頃から勉強嫌いでテストも20点台。親や友人にも頭が悪いと言われてきました。初めは見返したくて勉強をし始めました。きっかけはマイナスなものの、継続していくと段々自信がつき、あれ?私でも出来るやん。と思えるようになりました。​
英語は難しい・苦手という認識が強いかもしれませんが、土台作りをまずきっちりして、ひとつひとつの壁を地道に乗り越えていけば、大丈夫です。

しかもその難しいと思うことに挑戦しようとしてるんですよね。凄くないですか。英語というものは、「してもしなくてもいい」が「自分のレベルを上げ、人生の選択肢を広げてくれるもの」の一つだと私は思っています。​

英語の勉強をしなくても人生困らないんです。筋トレや読書もそうですよね。地道でコツコツ。根本をみると、皆さん英語が苦手というより淡々とするべきことをこなすことが苦手ですよね。​
「しなくても困らない」だから「逃げる」人が多いんです。「やらない方が楽」だから。​
これを最後まで読んでいるあなたは、英検やTOEICで得点するのは勿論のこと、英語を通して自分のレベルを上げたいのではないでしょうか。

過去に英語に挫折していても大丈夫!​
英語の勉強は「辛いもの」ではなく、「自分を向上・成長させてくれるもの」と捉え方を変えてみましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。


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