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方針転換した我が家の教育方針①

先日、こんな記事を書きました。

この記事では中学受験をしたいと言った娘といろいろ相談して、公立中→公立進学校→国立大のルートを目指そうという結果になった。と書きました。

そこから半月ちょっと。興味深い話を聞き、考えを改めたので書き残そうと思います。

娘と私は別人格。求めすぎない。

先日ネイルに行ったときに、ネイリストさんと中学受験の話で盛り上がりました。
そこの娘さんは中学受験をして、現在中高一貫の私立中2年生。
なんでその学校を選んだのか聞くと「勉強を頑張らなくても入れるレベルだから」と。

中学受験=猛勉強して、いい学校に入る!
というイメージが強かった私には衝撃でした。
そのネイリストさんは「娘には努力せずに人生を歩んでほしい」と言っていました。努力することが100%いいことというテンプレ思考な私には衝撃で、でもそんな考え方もありなのかもしれない。と考えるきっかけになりました。

そしてネイリストさんに「enikaさんは娘さんに求めすぎ!」と言われ、柔軟でありたいと思っていたのに、自分の思考がとても凝り固まっていて、それを娘に押し付けているのかもしれないと気付きました。

私の勉強遍歴

私は中学校までは勉強もそこそこで、学年の順位も中の上くらいをウロウロしていました。
そんな私は、高校は合格できる可能性が50:50と言われた進学校を受験してギリギリ引っかかって合格。(入学して最初のテストは後ろから5番目の順位でした)(数学はドベだった…)

1年生の時に周りの助けもあって、必死に勉強して2年生から特進コースに入ることができ、最終的に国立大に合格できました。(これも後から開示したら後ろから2番目で合格だったけど)

小学校中学校は本を読んで知識はあるものの、そこまで勉強熱心なタイプでもなく。周囲は私よりも全然頭が良くて、高校時代の私はずっと「そんなに成績がいいタイプじゃない」と自分を評価していました。
そんな私が入れたくらいだから、今から意識高くしてれば何とかなる!と娘に対しても思っていたのかもしれません。

ネイリストさんには「国立大に入れるってことはすごいことなんだから!期待しすぎちゃダメ!」と怒られました。

娘と私

確かに、今の娘を見ていると私の小学校の頃よりもいろんなことができてない気がする。…というか、勉強や生活に対する姿勢が違い過ぎる。

私には弟妹がいるので、母はそちらの世話に忙しく(弟が本当に手のかかる子だった)、母も仕事があってとても忙しくしていたので勉強で親を頼ったことはほとんどありませんでした。
夏休みの自由研究ぐらいは手伝ってもらってたけど…。

私はマイペースに自分の好きなように黙々と宿題を進めていくタイプで、計画がうまく進まなかったとしても翌朝や夏休みの終盤に、必死に終わらせていました。

対して娘は「お母さんできない!お母さんやって!」が強い子。いまだに朝の準備すら「お母さん」「お母さん」だし…。
世話焼きな性格の私が、ひとりっ子ゆえに手をかけることができて、ついついやってしまうのがいけないんでしょう…反省してます。

また、私は知的好奇心の強いタイプで調べ物が大好きだし(これは今も)、いろんなことに挑戦したいし、負けず嫌いなので何とか頑張って勝ちたいタイプ。
逆に娘は、好きなことは好きですごく追究するけど、新しいことに挑戦するのはあまり好きではない。興味ないことはまったく目も向けない。いろいろと負けたくないけど、負けてるからと言って努力する感じでもない。(諦めが早い)

私と娘は中身がよく似てると周囲に言われますが、よくよく比べてみると全然違います。そんな育った背景も性格も違う娘が、「私ができたから」という理由だけで同じ道を目指させるのも違うな、と恥ずかしながらネイリストさんの言葉で気づきました。


長くなってしまったので続きます。


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