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埼玉と長野を車で行ったり来たりしている。
最初のうちは高速道路を使って通っていたが、高速代もバカにならないので途中から一般道をメインに使うようになった。

時間は倍以上かかるが、季節の移ろいや通る景色を見ながらドライブをたのしんでいる。
途中、休憩がてらコンビニに立ち寄り、運転を交代するので疲れは軽減。

とは言え、何せアラ還。

さすがに移動した日は疲れる(笑)

さて、コンクリートは固まったようなので土台をつくるぞー!
ってな感じで土台の木材をホームセンターへ買いに。

一級建築士さんの指導のもと120mm角の木材を求めてホームセンターを渡り歩いたが、そのサイズを取り扱っているところがなかった。
代わりに105mm角を使うことに。

出回っているほとんどが、防虫防蟻処理が施された米栂(ベイツガ)。
その中で唯一、ヒノキを取り扱っているところがあった。

ヒノキはシロアリに強く、水にも強い。土台材に最適。

よし、これだ!

同じホームセンターなのに他店では取り扱いがなかったことに驚いた。
チェーン店でも1店舗だけでなく他の店舗も行ってみるものだ。

軽トラの積載量の関係で2回に分けて運搬。
夫がYouTubeを何度も見ながら初めての「南京結び」に挑戦。
しっかり結べてうれしそうだった。

横にずれないか冷や冷やしながら車を走らせ、4メートルもある長く重たい材を一本ずつ二人で作業場へ運んだ。
アリがせっせと食べ物を運ぶように、木材を一生懸命せっせと運んだ。

いつもそうだが脇目もふらず作業に没頭する。
特に夫はどっぷりその世界に浸かってやっている。
無心になれるストレスフリーの世界。おまけに筋力もついてくる。

運んだ材を様々なサイズに丸ノコでカット。
サイズを間違えると無駄な出費となるため、間違えないよう間違えないようにと念じた。が、、、

やってもーた(泣)

後日、買い足しに。

ところで、建築方法はツーバイフォー工法と在来工法があるが、わたしたちは後者の在来工法で建てている。

在来工法は「継手(つぎて)」や「仕口(しぐち)」と呼ばれる木材の接合部分を加工する必要がある。
丸ノコ、穴あけドリル、ノミなどを使ってそれらを加工する。
初心者には難しい工程だ。

YouTubeで研究。様々な人が様々なやり方を投稿してくれている。
本当にありがたいYouTube。その中で自分たちに合うやり方を選んだ。

ノミと金づちで細かく削っていく作業は下手くそだけど嫌いじゃない。
だが仕上がりはどうしてもギザギザ。
滑らかに仕上げる大工さんのスゴさをまじまじと実感。

刻んだ箇所を組み合わせてピッタリはまった時は感無量だ。
逆に、はまらなかった時の落ち込みかたは激しい。
次こそは!と奮起する。

そーこーしているうちにあっという間に日が暮れる。
時計を見なくても太陽の位置でだいたい何時ごろかわかるようになった。

無心になれる時間は日暮れとともに終わっていく。
さぁ今夜も美味しいお酒が待ってるぞー♪


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