シニアがオンライン面接の際に気をつけたいポイント

以前は「面接」「面談」といえば、リアルで対面をして行われることが当たり前でしたが、昨今はオンライン面談が主流になってきています。

シニアの方の面談も同様で、オンライン面談で顔合わせをし、選考に通過した場合のみリアルで顔合わせをする形が多いようです。そのため、オンライン面談でいかに自分のことをわかってもらえるかが重要です。

まずは、シニアの方だけでなく年代問わずオンライン面談で気をつけるべきポイントをご紹介します。

1.環境整備
周囲の音、明るさに注意しましょう。面接官はイヤホンで対応する場合もありますので、周囲の音がほとんどなく、窓を締め切った環境で対応することが理想です。また、面接官から見て暗い印象にならないように、明るさも調整してみてください。逆光にならないのであれば、カーテンを開けて光を入れ込んであげると明るくなります。

2.目線
テーブルにノートPCを置いて、座ってオンライン会議をされたことがある方は分かるかもしれませんが、下からのアングルで映ってしまうことが多いです。ノートPCの場合は、下に雑誌などを置いて高さを調整するか、PCスタンドで目線を調整しましょう。距離感もポイントです。近すぎずに、肩から上の全体が映るように調整すると良いです。

デスクトップPCであれば、カメラは上にあるので、下から覗き込む形にならないように気をつけましょう。

3.背景
背景はなるべく白い壁にして、バーチャル背景は利用しない方がベターです。背景はぼかしもできますが、部屋のざっくりとした様子がに見えてしまうので、ぼかしを利用するにしても部屋はすっきりとさせておくことをお薦めします。

4.入室
入室については、直前だと起動ミスがあった場合に遅刻してしまいますので、2~3分前に入室をするようにしてください。zoomの場合、入室前に自分の映り具合を確認できますので、チェックして入室すると良いかと思います。

では次にシニアの方が気をつけるポイントをご説明いたします。

1.面接態度
面接官は概ね年下であることが多いです。そのため、退職前に部下に接していたようなタメ口で話したり、頬杖をついたりする行為は印象が良くありませんので気を配るようにしていくと印象が良くなります。気を抜いた時にふと人となりが出ますので、言葉遣いや態度には十分気をつけるようにしたいですね。

2.入社理由
会社がシニア人材に求めていることは、即戦力であることが多いです。過去の経歴を活かして仕事をしてくれることを望んでいます。入社動機を聞かれた際には、スキルアップやステップアップとお伝えするのではなく、「過去の実務経験を活かして御社にこんなふうに貢献できる」とお伝えする形が良いでしょう。

この2点を意識しておくと面接官への印象も良いものとなるはずです。

シニアの方が現役世代の時には、主流ではなかったオンライン面接。戸惑うこともあるかと思いますが、一歩ずつ踏み出していきましょう。

ご相談は株式会社エンカツまでお気軽にどうぞ。

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