シニアが在宅で働くという選択肢を持つ時代

2020年からコロナが蔓延し、オンラインでの働き方が広く認知されてきています。オフィスの稼働率が落ちたため、完全オンラインで業務をしている会社も増えてきました。正社員だけではなく、パートやアルバイトもオンライン業務が可能な時代になってきています。

今回はシニアを対象に「在宅で働きたい!」と思った時に、どのような業務があるのかをお伝えしたいと思います。

まずは在宅ワークの特徴を見ていきましょう。

1.通勤時間が節約できる
自宅で仕事をする場合は、通勤時間が削減できますので、時間を有効に使うことができます。通勤時間に往復2時間かかっている場合は、2時間分多く仕事ができるというわけです。

2.コミュニケーションはメールやチャット、電話
対面で会わない為、コミュニケーションは制限されます。メールやチャット、電話などがメインのコミュニケーションとなります。打ち合わせをする際はzoomを始めとするオンライン会議ツールを使います。リアルの対面がない分、人間関係のストレスが少なく、自分のペースで仕事をすることが可能です。一方で、表情や声の抑揚といった感覚情報が少ないため、齟齬が起きやすくなる場合もありますので、言葉の言い回しには注意が必要です。

3.リラックスできる空間で仕事ができる
心が落ち着く自宅で仕事ができるので、リラックスして仕事に打ち込むことができます。仕事場と居住空間が同じになるため、自分自身で仕事の区切りをつけることが必要です。

次にシニアの方が働けるオンライン業務についてご紹介します。

オンラインでよくある職種は以下の通りです。

  • カスタマーサポート

  • カスタマーセールス

  • プログラミング

  • 秘書

  • スタッフ部門(人事、経理、営業事務)

  • ライティング

この中で長い実務経験が活きてくるのが、
・スタッフ部門(人事、経理、営業事務)
・ライティング
 
ではないでしょうか。

特に人事や経理業務などは実務経験が長いことが重視される傾向にあります。また、ライティングでは専門分野に特化したライターもたくさんいるため、実務経験を活かした専門ライターになるという選択肢もあります。ライターに付随して、編集業務で校正、校閲などもオンラインで対応できる職種です。

次に、シニアの方で在宅ワークをされている一例をご紹介したいと思います。

業務内容は「タブレット学習用の教材作成支援」です。

小・中学校のICT化推進を受けたタブレット学習用の教材作成支援として、テキストや練習問題をワード・エクセルで作成する短時間しごとの創出を行った。

兵庫型シニアショートワーク事業

短時間業務ではあるようですが、自分のペースでできるお仕事とのことです。定年退職をして、自分のペースで在宅で仕事をしたい方には向いているお仕事ですね。

一方で、シニア人材として再雇用される方の中には、「社会の一員としてまた働きたい」「人とのコミュニケーションをとりながらお金をもらいたい」といった理由を持っている方も大勢おられます。

ご自身がどのような働き方をしたいかを考えてみて、合った働き方を見つけたいですね。

株式会社エンカツではシニアの方に特化した人材紹介サービスをご提供しております。おひとり一人、ヒアリングをさせていただき、マッチできる企業をご紹介させていただきます。ご興味おありの方は、以下ホームページよりお問い合わせください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?