散文/だれにもぼくの声なんか届いていない気がする
度々、自分の声なんて誰にも届いていない気がする。
会社で喋っていた時に、自分の喋り声が自分より強くてえらい人に被せられていたりした時。悩みを打ち明けても、相手が携帯から目を上げていなかった時。
SNSに投稿した、何気ない吐露が、100インプもいかなかった時。
悲しいことにぼくの言葉はショート動画を止めるほどの力も感動もないのだ。ぼくの悩みなどちっぽけであり(重々承知しているが)ネコミームやおすすめコンビニ飯3選ほどにも価値がないらしい。
(いや、これは流石に悲観すぎかもしれな