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あなたへの気持ちを、出し惜しみしない

人間関係に悩んでいた中学時代、考えた末にたどり着いた答えが「仲良くなりたかったら、自分から心を開いた方がいい」だった。

私は普通にしているとなぜか「壁がある」「近寄るなオーラ出てる」と言われてしまうタイプ(近頃はマシになったかもしれないが)。自分から動くしか道はない。

でも、「仲良くなりたい」の気持ちに気づけないことも多かった。憧れをこじらせて、「あの子嫌い」と心のシャッターをおろしてしまうこともしばしば。

「仲良くなりたい」と自覚しても、「距離を縮めたら嫌がられないだろうか…」と不安になったりした。自己開示してみなきゃはじまらない、と分かっていたはずだけど、実践するのは難しかった。

ぐるぐると同じようなことで悩みながら、人付き合いを何年も練習してきて、最近ようやく素直に振る舞えるようになってきた気がする。

「この人、気が合いそうだな」と思えば、あなたと近づきたいです!の気持ちを出し惜しみしない。

「2人でゆっくり話してみたいな」と思えば、今度お茶しませんか、と誘ってみる。

「友達になれて良かったな」と思えば、出会えて本当によかった、とストレートに伝える。

文字にしてみると小っ恥ずかしいけど、こうやって気持ちを注ぐことを積み重ねていると、たとえ出会って日が浅くてもずいぶん深い仲になれる。相手も自分と同じくらいの熱量を向けてくれているのだ、とふと気づいたりもする。

怖がらずに自分から動けるようになったのは、サンプルを積み重ねてきたことでセンサーの精度が上がったから、というのもあるかもしれないな。「これは仲良くなれるぞ」と思ったらもう間違いないという自信がある(逆も然りなんだけど)。

noteの世界にも「あ〜仲良くなれそうだな〜…なりたいな〜…」という方々がいるけれど、そこに飛び込むことはまだできていない。

一歩踏み出した先には、豊かな世界が広がっているのかもしれないな。

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